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自己評価が低いあなたに。へこみ知らずなメンタルをつくる4つのヒント

  • 2015.10.22
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ずっと温めていた企画が社内で通らなかった、営業先で思うように仕事がとれない、彼に振られてしまった…。私たちの生活に幾度となくやってくる「断られる」シーン。

その都度落ち込んで、また断られることが怖くてつい臆病になって、自信を持てなくなってしまったり…。

(c) Piotr Marcinski - Fotolia.com

そんなネガティブなルーチンから一歩抜け出す、「断られてもへこまないメンタルのつくりかた」を、今でも営業No1ウーマンとして活躍されながらカラーコンサルタントとしても活動されている、ソーシャルカラーズ代表、岩崎圓(いわさき まどか)さんにお聞きしました。

■会社に戻りづらくて山手線を3周。「断られること」への意識が変わったのは…?

岩崎さんは、現役の営業ウーマン。年間で200社以上もの会社に営業をしているのだそう。

そんな中、これまでに営業で断られた経験をうかがってみると、「おそらく2万回は超えるでしょうね(笑)」とのこと。

もともとそんなにメンタルが強いほうではなかった、と岩崎さん。

とくに営業を始めた当時は、断られるたびに落ち込んで、会社に戻りづらくて山手線を3周したり、給湯室に閉じこもって泣いたり。夢にまで出てくるから眠るのが怖かった時期もあったそうです。

では、そこから「断られても落ち込まない」メンタルになれたのは、なぜ?

岩崎さんいわく、「断られて落ち込んでいる自分を、外側から見るように意識したらラクになれました」とのこと。具体的にどうしたらよいのでしょうか。

■4つの意識を変えるだけ。もう怖くない!

断られて落ち込む日々を繰り返す中で、岩崎さんがたどり着いた「断られて落ち込むことへの対処法」がこちら。

・落ち込みを「考える」ことにシフトする

ただ何となく「今回も断られちゃった…」とその結果だけで落ち込むのではなく、「●●すればどうだっただろう?」「●●さんなら、どうアプローチしたかな?」など、考えることに意識をシフトします。

・なぜ断られたのかを分析する

プレゼンの仕方、相手への伝え方、相手の気分、タイミング…など、断られた理由を徹底的に分析します。そうすることで解決策や課題など、次に取り組むべくことが見えてきます。

・優先順位をつける

落ち込んでいてもいなくても、他にやるべき仕事、残っていませんか? 今、最優先で悩むこと、考えることはこれだったっけ? と順位をつけてみると、案外他にやることがあると気づけます。

・自分のせいにも、他人のせいにもしない

最終的にはあきらめてしまってもOK。「今回は縁がなかったということ。また次にチャレンジしてみよう」と、自分の責任を問わないようにします。同時に、相手のせいにもしないと、心が軽くなります。

■自分だけは「最上級評価」で、自分をもっと好きになってあげよう

断られては落ち込み、そして落ち込んでいる自分がまたイヤになる…。そんな女性も、少なくないかもしれません。

そこから抜け出すには「自分を最上級評価してあげること」と、岩崎さん。

私たちは、生きているだけで相対評価をされています。それって誰にも、避けられないこと。

それであれば、せめて自分だけは自分のことを最上級の評価をしてあげちゃいましょう。

たとえ、周囲や見識ある人たちが「NG」と言っても、気にしなくて大丈夫。「NG」と言っている人が、間違っているかもしれないと考えてみればいいだけ。

自分の気持ちに正直でいることが、自己評価を上げる大きな要素なのです。

「何かに迷ったときは、楽しそうなほうを選んでみてくださいね」と岩崎さん。

断られて落ち込みそうになったとき、何かに悩んで抜け出せないとき、まずはいったん客観的な視点で自分をみつめ、そのうえで決断するなら「楽しそうなほう」を選んでいけたら、今よりもっとラクな気持ちで過ごせそうです。

(コミヤ カホル)

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