【9月1日は防災の日】おでかけ時のそなえ、はじめてみませんか？

8月と9月は台風が多い季節。近年は、気候が変わったことにより、豪雨や強風による自然災害も増えてきました。9月1日は「防災の日」。備えができているか、見直すチャンスです。 「防災」というと、ヘルメットや非常食、避難用の持ち出しバッグを備えている方も多いと思いますが、必ずしも自宅で被災するとは限りません。もしおでかけ先で何かあっても、いざという時に助けてくれるレスキューアイテムをバッグに入れておくと安心ですよ。 今回は、なるべく小さくて軽くて、日常の小さなピンチにも役立つものをセレクトしました。必要なものから少しずつ、取り入れてみてくださいね。

体力を使わずに遠くまで助けを呼べる「ホイッスル」

もし停電でエレベーターに閉じ込められてしまったとき、もし何かのトラブルで部屋の扉が開かなくなってしまったとき、大声で助けを呼ぶのは大変です。ホイッスルは、そんなときに頼れるアイテム。ふだん夜道を歩くときでも、持っていると心強いですよね。人の耳に届きやすい音域で、軽く吹くだけで大きな音が出るものがおすすめです。

停電しても、スマホを使わずに周囲を照らせる「ライト」

災害時は、情報収集や安否確認が大切になります。スマホはそのために使えるよう、ライトとして利用するのは控えたいところ。小さくても長時間照らせるライトを持っていると安心です。ファスナーにつけたり、服にクリップで挟むことで、どれも両手を空けた状態で使えるので、災害時には便利ですよ。

体力を保つための「暑さ＆寒さ対策グッズ」

長時間待機することになった場合に備えて、寒さや暑さから体を守るアイテムも用意しましょう。機能に優れた専用品はもちろん、カイロや冷却シートなどの日用品も頼りになります。天気予報を確認しつつ、暑い日であっても、朝晩の冷え込みや冷房対策のためのあったかグッズがあると、ふだんの生活でもいざというときに活躍してくれます。

甘いものでリラックス＆栄養補給できる「おやつ」

甘いものは空腹を満たしてくれるだけでなく、気持ちを落ち着かせてくれます。いつもバッ
グにお気に入りのスイーツを入れておき、食べたらまた補充する習慣をつけましょう。ふだんお仕事で疲れたとき、ぱっと息抜きをして気分を切り替えたいときにも、おやつは助けてくれますよ。

「もしひと晩、動けなくなってしまったら？」を目安に、アイテムを選びましょう

今回は4種のレスキューアイテムを紹介しましたが、ほかにも飲み物、モバイルバッテリー、現金、ビニール袋、非常用トイレ、常備薬、家族の写真など、災害時に役立つアイテムはまだたくさんあります。が、実際に必要なものは、おでかけ先やライフスタイルによって、人それぞれ異なります。近所へのお買い物か、通勤か、または旅行か。暑がりか寒がりかでも変わってきますよね。
まずは、「一時的に自分の身を守る」の基準として、急にひと晩どこかで過ごすことを考えてみることが近道です。たとえば、「事故で電車が止まり車内に閉じ込められてしまった」など具体的なシチュエーションを想定すると、自分に必要なものが見えてきますよ。

いろいろ試しながら、楽しみながら、自分にとってのマストアイテムを探してみてくださいね。

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