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姿勢が悪いとお腹に脂肪がつきやすい… やめるだけで「瘦せ体質」に導くNG姿勢とは?

  • 2022.8.30
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痩せ体質を手に入れるためには、普段何気なくしている「体の癖」に気をつけて姿勢を見直すことが大切です。普段の姿勢や歩き方が、知らずに痩せ体質から遠ざける原因となっている可能性も。そこで、ヨガインストラクターの筆者が「痩せ体質」から遠ざけるNG姿勢と改善策をご紹介します。

日々の歩き方が「痩せ体質」から遠ざけている

痩せ体質から遠ざかる習慣の中でも、無意識に脚を太くしてしまうのが「歩き方」です。

歩くときに、脚に力が入っている人は要注意! 例えば上半身は前のめりで太ももの前側や外側に負荷をかけて歩いている、つま先に力を入れて歩いている、下を向いて背中を丸めて歩いている人は歩く姿勢を改善した方が良いでしょう。歩くときは目線をまっすぐ、お腹を縦に伸ばすようにするのがポイント。

お腹の上部と下部を上下に引っ張るイメージでお腹を伸ばし、胴体の真上に頭を乗せる意識で姿勢をチェック。上半身と下半身の筋力のバランスが整って、脚の負担が軽減されます。

無意識だからこそついやってしまう歩き方の癖を見直すだけでも、脚の負担が減り、すっきりとした脚に変化していきます。

胃腸を圧迫する姿勢も脂肪がつく原因に

「歩く姿勢」以外にも気をつけたいのが、「上半身の姿勢」。姿勢が悪くなると背中が丸まりやすくなり、すると肋骨が下がり上半身の重みがお腹周りにのしかかり、腸の働きを妨げたり、脂肪がつきやすくなってしまいます。

腸の働きは、心身を健やかに保つ自律神経の働きを整えてくれるからこそ、気をつけなければいけません。肋骨を本来の位置に整えることでお腹周りがすっきりとし、腸の働きを活発にしてくれますよ。

お腹をすっきりさせる肋骨周りのストレッチ

それでは、お腹をすっきりさせるストレッチを紹介します。

1.両脚を腰幅程度に開いて立ちます
全身はリラックスさせましょう。

2.呼吸を整えたら、息を吸うタイミングで両腕を頭上に持ち上げます
このとき、肩と首がすくまないように、肩を引き上げすぎないように注意してください。
3.腕を頭上に持ち上げながら、胸の横(左右の肋骨)を引っ張るように伸ばします
4.息を吐きながら腕を下ろします
5.お腹周りが伸びて胴体に安定感やすっきり感を感じるまで1~4の動作を続けます

痩せ体質を目指すなら姿勢を整えることが大切

痩せ体質にはインナーケアと同時に外側からの姿勢のアプローチが大切です。姿勢が崩れると、こりや疲労感の蓄積、脂肪の残りやすい体になりやすくなります。

お腹を伸ばす習慣をつけると、姿勢の改善や自律神経のバランスを整える腸の働きも整えてくれます。今回紹介したストレッチは、どこでも1分あればできるので、ぜひ毎日の習慣に取り入れてみてくださいね。

©biglike/gettyimages

文 / 上村由夏

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