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披露宴と2次会を合体! 結婚式を低予算に抑える「1.5次会」のススメ

  • 2015.10.21
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【女性からのご相談】

10代主婦です。今年の春に入籍だけしました。時間がたつにつれて、披露宴を行いたいという気持ちが膨らんでくるのですが、余裕もそこまであるわけではなく、「友達に来てもらうのも、お金がかかって申し訳ないし……」 と旦那が言っています。なんだかさみしい感じです。

●A. そうだ! 1.5次会を開こう!

こんにちは。片付けパーソナリティあさがみちこです。

ご結婚おめでとうございます。新婚生活はいかがですか? 楽しんでいますか? 結婚式や披露宴でドレスを着る。女性の憧れですよね。ご主人やご家族、そしてお友達にその姿を見てもらってステキな一日を過ごしたいという思いは至極当然だと思います。でも、ご主人の思いも分からなくもありません。

そこで私は1.5次会をお勧めします。

●披露宴と1.5次会の違い

披露宴はしきたりや形式を重んじる風潮があり、格式も高くフォーマルなイメージですよね。地域によって異なりますが、ご祝儀制がほとんどです。一方1.5次会は、その披露宴と2次会のちょうど真ん中といったところでしょうか。披露宴より堅苦しくなく、2次会までラフではないパーティーです。レストランパーティーやハウスウエディングと、会場もさまざま。さらに会費制で行われるものが主流です。

私は、1.5次会やハウスウエディング・レストランウエディングと呼ばれる会費制のパーティーを年に50本以上担当していますが、ここ数年確実に増えています。

パーティーは、ブーケトスや花束贈呈といったオーソドックスなモノはもちろんのこと、ブロッコリートスやフェザーシャワー、サプライズ、フラッシュモブといったこだわりの演出までさまざま。なかには新郎新婦が歌いながら入ってくるというパーティーもありました。

演出だけでなく、食事をゆっくり楽しんでもらう、お互いの友人同士が交流を深めてもらう……など新郎新婦のゲストに対する思いがいろんな形となっていることが多く、お二人のおもてなしのイメージを形にしやすいのも、この1.5次会のメリットでしょう。

●何よりゲストの負担を軽減する会費制

披露宴に呼ぶとなると、お友達も手ぶらで来るわけにはいかないですものね。きっとご主人もその負担をお友達に背負わせてしまうことが心苦しいんですよね。

披露宴のご祝儀の相場は20~30代の友人で20,000円~30,000円。そこに2次会会費、衣装代やヘアメイク、交通費と考えると約50,000円はかかってしまうでしょう。ご相談者様の年齢からするとお友達もお若いでしょうから、確かに大変だと思います。そういった意味では、平均10,000円から20,000円で済む1.5次会はゲストにとってもうれしい金額ですよね。

さらに、“参加人数×会費”と確実に予算を検討できるので、自分たちに見合った予算で準備を進めることができます。赤字を出さないでパーティーをしようとするのは難しいと思いますが、自己負担額を減らすことは可能です。

●ただしデメリットも

1.5次会は格式張った披露宴に慣れている年配の方から理解を得られない場合があります。

私が担当するパーティーの中には半立食パーティーもあるのですが、「わざわざ休みの日に遠方から来たのに、ゲストをきちんと座らせる席も用意せずに、しかもビュッフェなんて!」と途中で退席されたゲストの方がいらっしゃいました。

お二人が料理や席などを考える際は、そういったところへの気配りも忘れないでください。

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お金はかけようと思えばいくらでもかけられます。でも大切なのはお金をかけることではありません。ゲストが200人でも寂しく感じられる上辺だけのパーティーもあるし、20人でももらい泣きをしてしまうようなステキなパーティーもあります。

今のお二人に見合った、お二人にしか作れない、最高のパーティーを開いてくださいね。

【参考リンク】

・結婚式のご祝儀相場や包む金額の相場 | 結婚準備室

●ライター/あさがみちこ(片付けパーソナリティ)

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