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劇的に変わる!寝る前にやりたい「むくみがスルスル改善する」4つの習慣

  • 2015.10.21
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むくみが悩みのタネ、という大人女子は多いのではないでしょうか。

室内に引きこもって体を動かさないでいると、体の巡りが悪くなるため、むくみを引き起こして肥満の原因につながるということは、皆さんも多少は知っていることかと思いますが、実はさらにそれを悪化させる要因が普段の“睡眠の仕方”にあるのをご存知ですか?

そこで今回はビューティアドバイザーである筆者が、寝る前のほんのひと工夫でできる“簡単むくみ解消術”をご紹介します。

 

■むくみをつくる「NG睡眠習慣」4つ

むくみの原因は、“普段から体を動かさない”“デスクワークが多く座りっぱなし”“お酒をよく飲む”など、いくつかありますが、実はこの他にもあまり知られていない、むくみを作り出す“睡眠習慣”があるのです。

(1)1日の平均睡眠時間は6時間未満

人間は浅い眠り(レム睡眠)と深い眠り(ノンレム睡眠)を交互に繰り返しており、深い眠りになった時、つまり熟睡状態の時に体はしっかりと休息し、成長ホルモンを分泌させて疲労回復を行ったり余分な老廃物を体外に排出するための働きをします。

深い眠りに入るまでは約90分かかると言われ、平均4回は繰り返した方がいいとされています。ですので、毎日の睡眠時間が6時間に足りていない方は、むくみどころか疲労も解消できていないはずです。

 

(2)枕が自分に合う高さになっていない

心臓より低い位置にある部分は、水分や老廃物が溜まりやすい部分です。低い枕を使うとむくみやすく、逆に高すぎる枕は首のしわやたるみ、無理な姿勢によるリンパの滞りによるむくみを引き起こします。

(3)夜中にトイレに行きたくなる

日中もしくは寝る前に水分を過剰に摂取しすぎている傾向にあります。水分の摂りすぎはむくみの原因です。寝酒や飲んで帰ってきてすぐベッドに入ってしまう方も要注意です。

(4)電気やテレビをつけたまま寝てしまう

人は光に反応して覚醒状態になる場合が多く、深い眠りにならないと、疲労回復もされにくくなります。また、疲労回復と新陳代謝を促してくれる睡眠ホルモンと呼ばれる“メラトニン”は暗いところで分泌されるので、明るいところでの睡眠は代謝を下げてしまう可能性もあるのです。

上記の習慣で1つでも当てはまっていたら、あなたは朝起きた時に“むくんでいる”ことが多いはずです!

 

■寝る前のほんの一工夫で「むくみにくい」睡眠習慣を!

「忙しくてなかなか睡眠時間を確保できない」「つきあいで飲みに行く事が多い」など、すぐには改善できない部分がある方でも大丈夫! 寝る前のちょっとした工夫で、むくみにくくすることは出来るんです。

●枕を“タオル枕”に変えてみる。タオル枕とは、フェイスタオルをくるくると巻いて、首の下に敷くだけの枕です。

●なるべく仰向けの姿勢で寝る。横向きで寝る癖のある方は、どちらか一方に血液や水分、老廃物がたまってしまいます。もし横向きにするなら心臓がある“左側”を下にする方がベター。

●腕や足の下にクッションを置いて、心臓より高い位置にして寝る。

●電気やテレビはつけず、暗くして寝る。

 

むくみやすい睡眠習慣があっても、寝る前のほんの一工夫で、むくみ防止につながります。ぜひ実践してみてくださいね。

【著者略歴】

※ 加茂 基香

代官山サロン&セレクトショップgiraffe TOKYOオーナー。ビューティーアドバイザーとして女性のキレイ・ウェルネス・スポーツ・ライフスタイルのプロデュース及びディレクターとして活躍。プライベートでは日本舞踊やトライアスロンなどアクティブな生活を送り、キレイと健康の体現を実行している。

・・・MAGNIFIQUE株式会社代表

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