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【上野】フィン・ユールとデンマークの椅子 座って体感もできる展覧会

  • 2022.8.18
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日本でも人気の北欧家具。上野の東京都美術館では、フィン・ユールとデンマークの椅子(Finn Juhl and Danish Chairs)の展覧会が10月9日(日)まで開催されています。

出典:リビング東京Web
フィン・ユール(Finn Juhl)について(1912年-1989年)

デンマークの建築家、家具デザイナー。デンマークのコペンハーゲン出身、王立芸術アカデミー建築科卒業。アルネ・ヤコブセン、ハンス・J・ウェグナーと共にデンマークの近代家具デザインにおける代表的な人物です。1950年代はアメリカへと活動の場を広げ、国連本部ビルの信託統治理事会議場のインテリアと家具デザインを手掛けるなど、国際的に名を広めていきました。スカンジナヴィア航空のオフィスや旅客機のインテリアデザイン、世界各地で開催されたデンマーク・デザインを紹介する展覧会場デザインなど、建築家、インテリアデザイナーとしても幅広く活躍しました。

出典:リビング東京Web

※特別に許可を得て撮影しています。

デザイン大国として有名なデンマークは、1940年代から60年代にかけて歴史に残る優れた家具が生み出されました。フィン・ユールがデザインした椅子は優雅な曲線を特徴としており、「彫刻のような椅子」とも評されます。

出典:リビング東京Web

会場には様々なデザインの椅子が展示されています。

出典:リビング東京Web

個性あふれるユニークな椅子も多く、見応えがあります。

出典:リビング東京Web

椅子を眺めているとどんな座り心地なのかも気になりますネ。

出典:リビング東京Web
必見!織田コレクション

北海道東川町が所蔵する織田コレクション。椅子研究者の織田憲嗣氏が研究資料として長年にわたって収集してきた20世紀の家具、日用品のコレクションも本展の見どころの一つです。

出典:リビング東京Web
デンマーク・デザインを座って体感

本展では、デンマークのさまざまな椅子に実際に座り、そのデザインを体験できる空間が用意されています。お気に入りの椅子を見つけるのも楽しみです。家具店のショールームを訪問した気分になります。

出典:リビング東京Web

展示風景

出典:リビング東京Web

背もたれとクッションの硬さが程よく座り心地も良かったです。

出典:リビング東京Web

一人掛けの椅子は、包み込まれる様なフォルムで、心地良い座り心地でした。座面の高さは低めに見えたのですが、計算された高さかと思うぐらい快適な座り心地でした。

フィン・ユールは「そこに座る人がいなければ、椅子はただの物にすぎない。人が座ってはじめて、心地よい日用品となる」と考え、デザインと機能性とのバランスを追求していたそうです。デザイン大国である北欧デンマーク・デザインの椅子を鑑賞して体感できる魅力的な展覧会です。

フィン・ユールとデンマークの椅子 Finn Juhl and Danish Chairs 東京都美術館 ギャラリーA・B・C 住所:東京都台東区上野公園8-36 TEL:03-3823-6921 アクセス:JR上野駅「公園口」より徒歩7分 https://www.tobikan.jp/finnjuhl 10月9日(日)まで 月曜日、9月20日(火)は休室 ※ただし、8月22日(月)、29日(月)、9月12日(月)、19日(月・祝)、26日(月)は開室 9:30~17:30、金曜は9:30~20:00(入室は閉室の30分前まで) 一般 1,100円 / 大学生・専門学校生 700円 / 65歳以上 800円 ※10月1日(土)は「都民の日」により、どなたでも無料 [割引](1名1回限り、他の割引との併用はできません) ・特別展「ボストン美術館展 芸術×力」のチケット提示にて、各料金より300円引き

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