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[11]小学校5・6年生編(1)|勉強は「やる気になるまで待つ」ではなく「やる気にならなくてもやる」を目指すために

  • 2022.8.17
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さて、最終学年。実はこの時点で学習習慣がついていない場合。どんな状態かにもよりますが、手強いことだけは最初にお伝えしたいと思います。
親だけではなく学校の先生や塾の先生に反抗する場合もあり、なかなか手強いです。

勉強のできる子は固定化されている状態。中学受験を受ける子たちは勉強時間が大幅に増えているため、学習習慣がついていないお子さんとの差は開く一方。中学受験をしない子たちでも塾に行っている子もちらほら。全く勉強をしていない子の場合、授業についていけず、つまらない。テストの点数が悪くても気にしない。だって頭悪いから。反抗期も強まり親の言うことは全く聞かない。親としてももう諦めているパターンと最低限なんとかしたいと思い塾に入れるパターン。でも塾に入れてもテストの点数が上がらない。どうしたら・・と相談に来られる保護者の方も多いです。




勉強習慣がついているお子さんでも、得意教科と不得意な教科が出始めます。習い事と勉強、学校の委員会やクラブ活動など学校生活も忙しくなる学年。教科としては英語も入ってくるため勉強する教科も増えてきますね。

小学校によっては宿題が多くそれをこなすことに精一杯。という場合もでてくるでしょう。
習い事を頑張っているから勉強がおろそかになるのは仕方がない・・そう思われている保護者の方も多いですが、その場合中学校で部活が忙しくて定期テストの点数が悪いのは仕方がないという考えになり、進路にも影響がでる場合もあります。
そのため、仕方がないとやらなくなるのではなく、忙しい中でどのように学習をする時間を確保してスケジュールを立てていくかが必要です。

また、テストの点数がクラスの平均点よりはいいが、90点や100点が取れない場合のお子さんは定着できていない単元がでてきていると思って見直しが必要になります。
また、家庭学習のみでテストで100点を取っているお子さんは卒業までに学力テストなど受けてもいいかもしれません小学校では100点が取れていたけれど、中学校に入り単元ごとのテスト範囲ではなくなり思ったよりも順位が低かった場合にショックを受けるお子さんもちらほらとでてきます。お子さんよりも保護者の方が驚いてしまう場合もあるのですが・・・。
そういった場合に、自分の位置を感じる機会を設けることもひとつの手です。

また、学習習慣がついていないお子さんの場合は、やはり基礎を固めることが大切。
特に算数は積み重ねの教科。今の単元ができない理由の1つには今までの学習の中で取り残している単元が表れていると思ってください。そして基礎から少しずつやり直すことが大切です。

5、6年生になると親が勉強を教えることに限界を感じる場合もあります。
塾に無理に通わなくても大丈夫ですが、外部に頼ることを考えてもいい場合もあります。
その際はお子さんに合ったところを探すことが大切です。
保護者の方が決めてしまうのではなく、お子さんの要望をしっかり聞いて決めることが大切です。塾に行きたくないという場合は、それを尊重し、学習スケジュールをたて実行することを心がけましょう。

エイターママ
小5娘の母。元塾講師。

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