【六本木】特別展アリスーへんてこりん、へんてこりんな世界ー＠森アーツセンターギャラリー

六本木ヒルズ森アーツセンターギャラリーでは「特別展アリスーへんてこりん、へんてこりんな世界ー」が10月10日まで開催されています。

「アリス」の文化現象をたどる 初の大規模展がふるさと英国からやってくる！！

「アリス」と言えば児童文学、アニメ、アート、演劇、映画等世界中でさまざまな作品として表現されています。「アリス」をテーマにした不思議な世界観、「特別展アリスーへんてこりん、へんてこりんな世界―」を鑑賞してきました。

アリスの誕生について

チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン、ドジソン家のアルバムより、19世紀 © Victoria and Albert Museum, London

アリスの冒険は、数学者のチャールズ・ラトウィッジ・ドジソンが知人ヘンリー・リドゥルの娘たちに語った即興の物語として始まりました。次女のアリス・リドゥルが主人公のきっかけとなったのです。

『不思議の国のアリス』は1865年,ドジソンがルイス・キャロルのペンネームで発表しました。ペンネームのルイス・キャロルの名前の方が、馴染みがあるかもしれません。

会場入口は、作者ドジソンの書斎の様な設えの展示です。アリスのへんてこりんな世界、『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』の世界観の展示へと繋がっていきます。

※撮影は会場の指示に従って下さい。

展示室にはジョン・テニエルの挿絵をはじめ、英国ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館と海外所蔵作品を中心とする貴重な作品と資料約300点が展示されています。

『不思議の国のアリス』初刊行版本のマッド・ハッターのお茶会でのアリスの挿絵も展示されています。

アリスの世界観へ没入！

展示室のセットがまるで絵本の世界に没入した気分になります。アリスの世界感に浸りながら鑑賞できます。

テーマパークのアトラクションの様なワクワク感があります。壁、天井の演出も見ていて楽しめる展示です。

次はどの様な展示スペースでしょうか。

展示スペース内にはディズニー映画のアニメーションセル、ティム・バートン監督による映画『アリス・イン・ワンダーランド』といったアリスの作品の動画も上映されています。

アリスがどこからか姿を現しそうな雰囲気です。

「首が伸びたアリス」は首の長さの変化にも注目です。

原作の世界観に没入できる遊び心あふれる展示演出

日本展の元となるロンドン展の展示演出は、著名な舞台デザイナーであるトム・パイパー（1964～）。原作の世界観に没入できる遊び心あふれる展示演出は見どころのひとつです。

チェシャー猫の顔の部分が変化していく様子は必見です。

アリスの「狂ったお茶会」をイメージしたインスタレーションです。

アリスがここにいてお茶会を開きそうな感じになります。

食器の柄、テーブルクロスの色の変化も見応えがあります。

英国ロイヤル・バレエ団の『不思議の国のアリス』での舞台衣装も展示されています。

「不思議の国」は科学、音楽、アート、ファッションなど、さまざまな分野の独創的な解釈を触発し続けてきました。

展示スペースはここで終了です。

充実のミュージアムショップ

東京展覧会のオリジナルグッズもあります。

ミュージアムショップのオリジナルグッズも種類が豊富ですのでお気に入りの品を見つける楽しみもありそうです。

【特別展アリス―へんてこりん、へんてこりんな世界― 】 https://alice.exhibit.jp 2022年10月10日（月・祝）迄 会場 森アーツセンターギャラリー 住所 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52F 時間 10:00～ 20:00（月・火・水曜は18:00まで）※9/19、10/10は20:00まで ※最終入館は閉館30分前まで ※会期・開館時間は変更の可能性があります。ご来館前に必ず本展公式サイトをご確認ください。 休館日 会期中無休 観覧料 会期中販売平日券（土日祝より200円おトク）： 一般 ¥2,100、大学生・専門学校生 ¥1,500、高校生 ¥1,300、小中生 ¥700 土日祝：一般 ¥2,300、大学生・専門学校生 ¥1,700、高校生 ¥1,500、小中生 ¥900 ※事前予約制