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「知羞草」は見たことある植物!読めたらスゴい難読漢字を解説

  • 2023.5.26
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今回ご紹介する言葉は「知羞草」。

難しく見えるかもしれませんが、多くの方が一度は聞いたことのある植物の名前ですよ。

手で触って遊んだことがある方もいるかもしれません。

さて、一体なんと読むのかわかりますか?

「知羞草」の読み方!

では、早速「知羞草」の読み方を発表します。

「ちしゅうそう」と読んだ方は、不正解!もちろん「ちしゅうくさ」でもありませんよ。

ここでいくつか、ヒントを出しましょう。

読み仮名は5文字です。

「草」は音読みでそのまま「そう」と読んでくださいね。

ほかの漢字では「含羞草」とも書きます。

育つと30cmほどの高さになり、茎には毛やトゲがありますよ。

さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?

正解は「おじぎそう」でした!

「知羞草」の豆知識

「知羞草」は「含羞草」のほかに、「御辞儀草」とも書くことができます。

では、「知羞草(おじぎそう)」とはどのような植物なのでしょうか。

夏、淡紅色の小花を開くマメ科の多年草。鉢植えなどにする園芸種は一年草。羽状複葉の葉は刺激を受けると閉じてたれ下がる。ネムリグサ。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.236

 

引用にもあるとおり、「知羞草」は刺激を受けると葉がたれ下がるという特徴があります。

その様子がまるで羞(は)じらっているようにも見えたことから、「おじぎそう」という名前がつきました。

しおれたようにも見えるため、ネムリグサという別名もあります。

「知羞草」は手で触る刺激だけではなく、温度や光、電気などの刺激によっても反応するそうです。

まとめ

いかがでしたか?

「知羞草」は「おじぎそう」と読みます。

少しコツがいりますが自宅でも育てられる植物ですので、気になった方は栽培にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。


参考文献:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典(ブリタニカジャパン株式会社)