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『ある秘密』など4作品をHDリマスター版で上映 『クロード・ミレール映画祭』開催決定

  • 2022.8.15
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(c)TF1 FILMS PRODUCTION – MONTHYON FILMS – FRANCE 2 CINEMA

今年生誕80周年を迎えるフランスの映画作家クロード・ミレールの特集上映『クロード・ミレール映画祭』が、9月23日より新宿シネマカリテにて開催されることが決定した。

ロベール・ブレッソン、ジャン=リュック・ゴダール、ジャック・ドゥミ、フランワ・トリュフォーらフランス映画界の巨匠たちの助監督を務めたミレール。1942年2月20日にパリに生まれたミレールは、多くの巨匠を輩出する名門映画学校IDHEC(フランス高等映画学院、現FEMIS)で映画を学ぶ。卒業後、マルセル・カルネ監督『マンハッタンの哀愁』(1965年)の助監督として映画界入り。以降、ブレッソンの『バルタザールどこへ行く』(1966年)、ゴダールの『ウィークエンド』(1967年)、ドゥミの『ロシュフォールの恋人たち』(1967年)などの助監督を経て、『暗くなるまでこの恋を』(1969年)から『アメリカの夜』(1973年)までのトリュフォー作品の製作主任を務めた。

映画監督としては、34歳のときに『いちばん上手い歩きかた』(1976年/日本未公開)で長編監督デビューし、主演男優賞、監督賞、作品賞などセザール賞6部門にノミネートされた。後に『アンダー・サスピション』としてリメイクされることになる尋問サスペンス『勾留』(1981年/日本未公開)や、当時14歳のシャルロット・ゲンズブールを主演に『なまいきシャルロット』(1985年)を撮り、ゲンズブールはデビュー作にして史上最年少でセザール賞の有望若手女優賞を受賞する。その後、トリュフォーの遺稿シナリオをもとに撮影した『小さな泥棒』(1988年)、ロマーヌ・ボーランジェを主演に迎えた『伴奏者』(1992年)、フィリップ・グランベールによるベストセラー小説をセシル・ドゥ・フランス、リュディヴィーヌ・サニエ、マチュー・アマルリックらを迎えて映画化した『ある秘密』(2007年)などを手がけたミレールは、短編を含む20本の作品を世に残し、2012年に70歳で生涯を閉じた。

本特集上映では、『なまいきシャルロット』、『勾留』(日本劇場初公開)、『伴奏者』、『ある秘密』の4本をHDリマスター版で上映する。

あわせて公開されたポスタービジュアルは、ミレール監督の代表作『なまいきシャルロット』のゲンズブールの魅力的な表情のカットを使用。デザインは『君の名前で僕を呼んで』『わたしは最悪。』などのアートワークを手がけた石井勇一が務めた。(リアルサウンド編集部)

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