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北海道へ帰省中、息子が夫と出かけた「お馬さんしかいない動物園」とは?

  • 2022.8.15
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今年の夏、久々に帰省している人も多いようです。なかには前に親と会ったのはコロナ前で顔を合わせるのは3年ぶりという方もいるのではないでしょうか。

女子SPA! 写真はイメージです

北海道出身の夫を持つ山本美子さん(仮名・35歳)は、結婚後してからは毎年夏には彼の実家がある帯広に帰省。義両親からも実の娘のように可愛がられ、彼女も北海道で過ごす夏休みをいつも楽しみにしていました。

しかし、20年と21年は新型コロナの影響もあって自粛。この夏、3年ぶりに帰省したそうですが、帯広は北海道でも夏場は気温が高い地域。それでも「今住んでいる埼玉よりは湿度が低いし、全然過ごしやすい」と話します。

夫のあまりに幼稚なウソに思わずイラッ

「義実家への帰省は小学校1年生の息子も楽しみにしていて、今年は気球やハイキング、釣りなどを楽しみました。あと、義実家から車で10分ほどの場所にあるばんえい競馬にも行きました」

女子SPA! ばんえい競馬(筆者撮影)

ちなみにばんえい競馬とは、人が馬に騎乗するのではなく馬に引いてもらったソリの上に乗った状態で競うレース。世界でも北海道でしか行われておらず、現在は帯広競馬場でしか開催されていません。そのため、競馬を普段やらない方も多く訪れ、観光スポットとしても有名です。

「お義父さんは昔からばんえい競馬が好きで、帰省中はギャンブルを一切やらない夫も付き合ってよく2人で出かけていました。

実は、3年前に帰省したときは息子を連れて3人で行ったのですが、帰ってきたら開口一番、『お母さん、お馬さんしかいない動物園に行ってきた!』って。本人は喜んでいたからいいんですけど、息子に聞いたら夫がどうも適当なことをいろいろ吹き込んだみたいで……。もうあきれちゃいましたよ(苦笑)」

美子さんが後で夫を問い詰めたところ、息子に対して「この動物園はね、お馬さんが運動会をしてるんだ」と大ボラを吹いていたことが発覚。

ちょうど義父は馬券を買いに行っており、その発言を確認していなかったそうですが「あの子にいい加減なこと言わないでよ!」と怒る彼女の剣幕(けんまく)に2人して謝っていたとか。

ウソをついた罰として子供にオモチャをプレゼントさせた

「あくまで夫に言ったのでお義父さんまでシュンとしちゃったのにはアセりましたが、軽い冗談のつもりでもウソはつかないでほしいんです。息子がもう少し大きければともかく、あのくらいの年頃だと父親の言うことは絶対信じちゃうじゃないですか。

彼は恋人同士のころからバレバレのウソをつくことがあって私もそれが面白くていつも笑ってたけど、さすがに我が子相手となると話が違ってきますから」

女子SPA! ばんえい競馬(筆者撮影)

本気で激怒したわけではないようですが、かなりイラッとしたのは事実。この日、夫は少額ながら儲けたことも聞いていたため、息子さんに「お父さんが好きなオモチャをプレゼントしてくれるって」と話したところ大喜び。

そこで次の日、渋る夫を強制連行して地元のオモチャ屋に訪問。当時、息子がハマっていたという仮面ライダージオウの変身ベルトを買わせ、その帰りには義父母と5人で焼き肉屋へ。もちろん、支払いはすべて夫のポケットマネーからです。

「夫は勝ったといっても3000円足らずだし、総額2万円以上の出費だったのでトータルでは大赤字。休み明けに『金欠で同僚に誘われても飲みに行けない!』って泣きが入り、ちょっとやりすぎちゃったかなとは思いましたけどね(笑)」

なお、今年義実家に帰省した際は義父母と一緒に家族全員でばんえい競馬へ。息子さんは“お馬さんの動物園”発言はすっかり忘れていたそうですが前に来た時のことはうっすら覚えていたらしく、自身二度目となる競馬場も満喫していたといいます。

競馬場内に「動物園」という看板が本当にあった!

女子SPA! ばんえい競馬・帯広競馬場内の「ふれあい動物園」(筆者撮影)

「私は今回初めて来ましたが、一番驚いたのは馬やポニー、ヤギにウサギといった動物が飼育されているエリアがあり、エサやりができたこと。しかも、“ふれあい動物園”って看板があったんです。

夫はその時初めて知ったくせに『ホラ、俺の言った通りだろ!』とこれでもかっていうほどのドヤ顔。その態度があまりにムカついたのでヒジで脇腹を小突いてやりました(笑)。

けど、そのことを抜きにしても敷地内には特産品を集めた物産店や地元名物の豚丼専門店、スイーツショップなどもあって、競馬をやらない私も十分楽しめました。機会があれば、また遊びに行きたいですね」

動物園と称して競馬場に子供を連れてくるのはやめてほしいものですが、その出来事も込みで家族にとって忘れられない場所になったようです。

<文/トシタカマサ イラスト/朝倉千夏>

【トシタカマサ】

一般男女のスカッと話やトンデモエピソードが大好物で、日夜収集に励んでいる。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

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