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IMAXで映画館が“ライブ会場”に!『ONE PIECE FILM RED』は迫力満点の“IMAX推し”

  • 2022.8.5
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今年7月に連載開始25周年を迎え、アニバーサリーイヤーに突入した「ONE PIECE」の映画通算15作目となる『ONE PIECE FILM RED』が8月6日(土)に公開。主人公であるルフィを海賊の道へと導いた海賊“赤髪のシャンクス”が初めて映画に本格的に登場すると共に、そのシャンクスの娘である歌姫・ウタが映画オリジナルキャラクターとして描かれ、ボイスキャストを声優の名塚佳織、歌唱キャストを「うっせぇわ」などで人気の歌い手であるAdoが務めることで、早くから大きな話題となっていた。そんな「ONE PIECE」の映画がIMAXで上映されるのは今回が初めて。本稿では、IMAXの大スクリーンでこそ味わいたい注目ポイントを紹介していきたい!

【写真を見る】Adoが歌唱キャストを担当するウタの、絢爛豪華なステージで、映画館がライブ会場に!

シリーズ初のIMAX上映に期待が高まる! [c]尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
シリーズ初のIMAX上映に期待が高まる! [c]尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

IMAXは、スクリーンで繰り広げられる音が、小さな物音までクリアに届く高精度なサウンドと、暖かみと鮮明さ、精細さのバランスを最適な状態で表現した画期的な映像体験という2つが大きな特徴。これによって「ONE PIECE」ならではのバトルシーンはより迫力を増し、ウタのライブシーンでは映画館がまるでライブ会場になったような臨場感を味わうことができる。IMAXは、『ONE PIECE FILM RED』の世界観に没入して楽しむために最適な環境だと言える。

世界の歌姫であるウタが、物語のカギを握る [c]尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
世界の歌姫であるウタが、物語のカギを握る [c]尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

物語の舞台となるのは音楽の島・エレジア。その歌声は“別次元”と評され、世界でもっとも愛されている歌手ウタが、初のコンサートを開催しようとしていた。そこには、ウタの歌を聴こうと世界中からファンが集まり、海賊や海軍、ルフィたち麦わらの一味の姿もあった。ウタの姿を見つけるやステージに駆け寄ったルフィが口にしたのは、彼女が“シャンクスの娘”であるという衝撃の事実。ルフィ、ウタ、シャンクス、3人の過去が明らかになり、歌と家族の物語が動きだす。

ウタの心に刻まれた傷が、運命を大きく動かしていく [c]尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
ウタの心に刻まれた傷が、運命を大きく動かしていく [c]尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

ルフィに影響を与えた最重要キャラ!赤髪のシャンクスが本格的に劇場版参戦

『FILM RED』というタイトル、「歌声、赤髪。」のフレーズと共に赤地に白の線画でウタが描かれたティザービジュアル、そして赤と白のツートーンカラーが印象的なウタの髪…。いずれも“赤”がキーになっていることから、赤髪のシャンクスが物語の行く末を担う存在であることが予想され、情報解禁時からSNSのトレンドを席巻し大きな話題を集めてきた本作。

ルフィを海賊の道へ導いた“四皇”の一角、赤髪のシャンクスが劇場版に本格的に登場する [c]尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
ルフィを海賊の道へ導いた“四皇”の一角、赤髪のシャンクスが劇場版に本格的に登場する [c]尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

シャンクスと言えば、ルフィに麦わら帽子を預けた張本人であり、ルフィの憧れの海賊。海王類に襲われた幼少期のルフィを自分の腕を犠牲にして助けたエピソードをはじめ、物語の節目となるシーンでたびたび登場する重要キャラクターにもかかわらず、いまだその正体は謎に包まれている。しかし、男気にあふれるシャンクスはファン人気も厚い。そしてついに本作では、シャンクスと赤髪海賊団にも本格的にフォーカスする。

ラッキー・ルウやヤソップなど、個性的なメンバーがそろう赤髪海賊団 [c]尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
ラッキー・ルウやヤソップなど、個性的なメンバーがそろう赤髪海賊団 [c]尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

副船長のベン・ベックマンやラッキー・ルウ、ウソップの父親のヤソップだけでなく、ライムジュース、ボンク・パンチ、モンスター、ビルディング・スネイク、ホンゴウ、“ハウリング”・ガブら個性豊かな幹部たちも参戦。彼らがしゃべり、動く姿を見られるだけでも貴重だが、いったいどんな戦い方をするのか。注目ポイントがめじろ押しの貴重な活躍シーンを、IMAXの高精細な映像で堪能してほしい!

劇場でしか味わえない!IMAXがもたらす圧倒的なライブ体験

さらにウタは動画配信や音楽番組への出演など、アニメーションの枠を超えた現実世界での活動でも話題を呼んでいる。YouTubeで配信中の「ウタ日記」では、劇中で開催される初のライブがウタ自身によって告知されている。ウタの音楽を楽しむためにライブ会場に足を運ぶような気持ちで映画館に向かえば、エレジアの観客と同じ目線で、より映画を楽しむことができるだろう。

映画冒頭のライブでまず披露されるのが、ウタの見事なハイトーンが響き渡る「新時代」。高揚感あふれるエレクトリックビートは、Perfumeやきゃりーぱみゅぱみゅなどをプロデュースしてきた中田ヤスタカが、原作者の尾田から“新しい歌姫の誕生を象徴するような力強い曲”をリクエストされて作詞作曲したという。「私は最強」は、今年活動を再開したバンド、Mrs. GREEN APPLEが提供した楽曲。畳みかけるような疾走感と明るく前向きな歌詞と歌声で、輝く未来が目の前に広がるような情景を見せてくれる。

また、エレキギターが激しくかき鳴らされる「逆光」は、Z世代から絶大な支持を得ているVaundyの提供によるロックチューン。シャウトするように歌うフレーズがあるなど、ウタの激しい感情が爆発したようなボーカルが感情を揺さぶってくる。そして、「ウタカタララバイ」は今年メジャーデビューをし、ネットシーンをざわつかせているFAKE TYPE.が提供。クセになるトラックと最高難易度のラップ、そして先の見えない楽曲、映像展開に惹き込まれる。

これらシーンの最先端を行くアーティストとウタによるコラボ楽曲の数々を彩る映像はどれもポップで、それぞれに合ったライブ演出で目でも楽しませてくれる。まるで目の前でウタが歌っているかのような臨場感で楽曲を味わうことができるのは、IMAXならではだろう。

名塚佳織とAdo、2人のウタが紡ぎだす心揺さぶるドラマパート

ウタを巡るドラマも大きな柱で、ウタのボイスキャストを務めた名塚佳織の名演も見逃せない。自分の歌で世界を平和にしたいと願うウタは、力強い雰囲気のなかにも、時に子どものような無邪気さを見せる。決して弱気な表情を見せることはないウタの根底に流れる信念とピュアネスを、名塚はみずみずしい演技で体現している。映画後半でAdoが歌い上げるせつないナンバーの数々は、名塚の迫真の演技とシンクロし、いっそう観る者の胸に感動を呼ぶのだ。

ウタの楽曲を提供したのは、中田ヤスタカ、Mrs. GREEN APPLEら人気アーティストたち [c]尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
ウタの楽曲を提供したのは、中田ヤスタカ、Mrs. GREEN APPLEら人気アーティストたち [c]尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

「朝顔」などのヒットで知られるシンガーソングライター、折坂悠太が提供した「世界のつづき」は、折坂らしいシンプルなメロディとサウンドによって、楽曲に込められたメッセージがより際立って響いてくる。Adoのボーカルも、力強さだけでなく包み込むような優しさが感じられ、胸が締め付けられる。

また、第2弾予告にも使用されている秦基博による「風のゆくえ」は、名曲「ひまわりの約束」にも通じる普遍性のある極上のバラード。遠くまで祈りを届けるようなAdoの歌声は、体の芯を震わせるような響きに満ちている。ドラマ、アニメ、映画と数々のヒット作の劇伴を手掛ける人気作曲家、澤野弘之が提供した楽曲「Tot Musica」は、物語上の重要なポイントで流れるという点でも注目だ。

“歌を通じて世界を幸せにしたい”という願いのもと、歌い続けてきたウタ [c]尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
“歌を通じて世界を幸せにしたい”という願いのもと、歌い続けてきたウタ [c]尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

ハードな曲からバラードまで幅広いジャンルの楽曲が“ウタの歌”として違和感なく受け入れられるのも、名塚とAdo、2人の演技と歌声がシンクロしているからこそ。それらはIMAXが生みだす没入感によって、さらに深い感動体験をもたらしてくれる!

キャラクターが入り乱れる、緩急自在のバトルシーンにIMAXで没入

映画の見どころの一つであるバトルシーンには、麦わらの一味だけでなく、「最悪の世代」の1人で“死の外科医”の異名を持つトラファルガー・ロー、ルフィのことを尊敬し「ルフィ先輩」と呼ぶバルトクラブ海賊団船長のバルトロメオ、さらに、海軍に身を置きながらルフィを慕うコビー、サイファーポールのブルーノやカリファ、ビッグマム海賊団のシャーロット・カタクリとブリュレの兄妹など、これまでに登場してきたキャラクターたちが次々と登場し、多彩な能力やそれを駆使した大技を披露。それぞれの能力や技を表現したエフェクトを大画面と大音響で楽しむことができるのも、IMAXならではだろう。

麦わらの一味の船長で、“海賊王”を目指すルフィ [c]尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
麦わらの一味の船長で、“海賊王”を目指すルフィ [c]尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

こうしたバトルシーンをはじめ、これまでのシリーズにないほどに緩急自在な演出をしたのは、「コードギアス」シリーズや「バック・アロウ」といったバトルものを手掛けてきた名監督の谷口悟朗だ。前述したような畳みかける展開のもののほかにも、「プラネテス」や「ジャングル大帝」などヒューマニズムあふれるアドベンチャー作品も得意とし、近年では「revisionsリヴィジョンズ」や「スケートリーディング☆スターズ」など、現実の延長線上にある世界観の作品も手掛けている。

【写真を見る】Adoが歌唱キャストを担当するウタの、絢爛豪華なステージで、映画館がライブ会場に! [c]尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
【写真を見る】Adoが歌唱キャストを担当するウタの、絢爛豪華なステージで、映画館がライブ会場に! [c]尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

そんな谷口が「ONE PIECE」の監督を務めるのは、監督デビュー作でもある1998年の「ONE PIECE 倒せ!海賊ギャンザック」以来で、およそ24年ぶりのこと。今回の起用については、尾田をはじめとしたスタッフの「新たな挑戦がしたい」という思いに応えたものだと語っている。実際に、バトルシーンの表現やウタの歌唱シーンの演出は、これまでの「ONE PIECE」のテイストを踏襲しながらも、それを越えた斬新なものに仕上がっている。ファンにとってもうれしい新たな表現や演出が随所に光っているので、演出面にも注目だ。

秘められた過去の秘密とは… [c]尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
秘められた過去の秘密とは… [c]尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

IMAXという新たなフィールドに飛び込み、これまでとはひと味違う満足感を届けてくれる『ONE PIECE FILM RED』。生き生きと躍動するルフィたちのアクション、そしてウタが魅せてくれる極上のライブを、巨大スクリーンと映像美、高精度なサウンドが没入感をもたらすIMAXシアターで、是非堪能してほしい!

『ONE PIECE FILM RED』は8月6日(土)より公開! [c]尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
『ONE PIECE FILM RED』は8月6日(土)より公開! [c]尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

文/榑林史章

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