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卵の殻むきに意外な効果が?! ストレス解消には「ほっ活」を始めよう。

  • 2022.8.6
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仕事やプライベート、人間関係。理由はどうあれ、気持ちが落ち込んでいても、体は常に「よくなろう」「元気になろう」としている。ぐったりと疲れたときは、いつもより心も体も休めて、心地が良いと思えることをしよう。そうすれば、体も心も「ほっこり」して、次第に元気になれる――。

『ほっこり 心身をすこやかに整える55の小さなレッスン』(クロスメディア・パブリッシング)は、そんな「ほっこり活動」略して「ほっ活」をホルモン研究の権威である医学博士の伊藤裕さんが解き明かす一冊。

伊藤さんによると、「ほっこり」することが疲労回復やストレス解消につながる理由は、人間のホルモン分泌が関係しているという。あなたが「気持ちいい」「ほっこりする」と感じ、心身が心地よくなると、体内ではアドレナリン、セロトニン、オキシトシンなどのホルモンが分泌され、脳が多幸感を感じ、健康・長寿、疲労回復、若々しさ、免疫力UPといったポジティブなエネルギーが満ち溢れてくるのだ。

「なんだかやる気が出ない」、「疲れが取れない」と感じているあなたは、もしかすると「ほっこり」タイムが足りていないのかも。まずはイラストをぼーっと眺めるだけも良し。本書では、誰でも簡単に始められる55の「ほっ活」レッスンをまとめている。あなたが「ほっこり」とする小さな体験を重ねて、心と体の「ほっこり」状態の続く毎日を過ごそう。

55の「ほっ活」には、次のようなものがある。

ステップ1 頭を空っぽにする
無心になって、お疲れ気味の脳を休めましょう
ほっ活1 卵の殻をつるんとむく
ほっ活2 サラサラ流れる砂時計を見る
ほっ活3 洗濯機が回っているのをながめる
ほっ活4 ろうそくの炎を見つめる
ほっ活5 プチプチシートをたくさんつぶす ほか

ステップ2 五感を取り戻す
体の感覚に素直に意識を向けてみましょう
ほっ活13 ゆっくり入浴し、「フーっ」と深呼吸してみる
ほっ活14 温かい飲み物をゆっくり味わう
ほっ活15 蒸しタオルを顔に当てる
ほっ活16 お腹をうんとすかせてからご飯を食べる
ほっ活17 体を動かして、疲れてみる ほか

ステップ3「非日常」を味わい、心を解き放つ
ワクワクドキドキして、小さな成功体験をしてみましょう
ほっ活25 行ったことのない銭湯に行ってみる
ほっ活26 ハンモック、ブランコなどに揺られてみる
ほっ活27 いつも通らない道を通ってみる
ほっ活28 観覧車に乗ってみる
ほっ活29 カフェで隣のテーブルの雑談を聴く ほか

ステップ4 自然の中に溶け込む
自然に包まれ、「ほっこり」の奥深い世界を感じましょう
ほっ活37 雨の音を聴く
ほっ活38 鳥のさえずりを聴く、虫の音を聴く
ほっ活39 風に吹かれてみる
ほっ活40 森林を歩く
ほっ活41 川のせせらぎを聴く ほか

ステップ5 「つながり」を感じる
いとおしむ気持ちがサステナブルな幸福感をもたらします
ほっ活47 ペット、小動物をかわいがる
ほっ活48 握手をする、人の肌に触れる
ほっ活49「ありがとう」と心で思う
ほっ活50 種を撒いて、芽をめでる
ほっ活51 大きなぬいぐるみを抱きしめてみる ほか

まずは卵を1パック茹でて、無心になって殻をむくことから始めてみては?

■伊藤 裕(いとう・ひろし)さんプロフィール

慶應義塾大学医学部教授。医学博士。
京都市生まれ。1983年京都大学医学部卒業、同大学大学院医学研究科博士課程修了。米国ハーバード大学、スタンフォード大学医学部にて博士研究員。京都大学医学部助教授を経て06年から現職。慶應義塾大学病院糖尿病先制医療センター長。専門は内分泌学、高血圧、糖尿病、抗加齢医学。世界で初めて「メタボリックドミノ」を提唱した。著書に『なんでもホルモン』(朝日新書)、『ココロとカラダを元気にする ホルモンのちから』(高橋書店)、『いい肥満、悪い肥満』(祥伝社新書)など。

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