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飲酒でワークアウトの質が下がる3つの理由

  • 2022.8.3
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お酒を飲んだ週末明けの月曜日は、ワークアウトがつらく感じる? これは気のせいじゃない。スポーツ医学専門誌『Sports Medicine』掲載の論文によると、有酸素運動のパフォーマンスは、ちょっとお酒を飲むだけで低下する。みんなをガッカリさせたくはないけれど、いつものワインは想像以上に有害無益なのかもしれない……。

でも、一体どんな理由から? その答えをオーストラリア版ウィメンズヘルスから見ていこう。

睡眠の質が低下するから

リラックスするために毎晩ワインを飲む習慣がある人は、たぶん睡眠の質が低い。

筋肉の修復や免疫系の回復はレム睡眠中に行われる。このレム睡眠の時間が短くなると、翌日は疲労を感じるだけでなく、身体機能が低下してフィットネスの目標達成も困難に。寝不足でコルチゾル値が高くなれば、おなか周りの脂肪もつきやすくなる。やっぱり、お酒は断つのが一番。

睡眠の質を高めればスッキリした気分で起きられるし、ワークアウトを頑張ろうという気にもなれる。

体内の水分が少なくなるから

アルコールには利尿作用があるため、お酒を飲むとトイレに行く回数が増え、体の中がカラカラに。人体の約60%は水なので、私たちが水分補給を怠れば、細胞が正常通り働けなくなってしまう。

体から必要なものを奪えば、運動のパフォーマンスが低下して当たり前。お酒の代わりに水を飲んで、ワークアウト中の体の状態をよくしよう。

力が出ないから

飲んだ翌日に朝から健康的に食べ、体を動かせる人は少ない。お酒を飲むと肝臓がアルコールの処理で忙しくなり、正常な身体機能に必要なグルコースを十分に作れなくなる。

そして、グルコースが不足すると血糖値が下がるため、なんとなく気だるい感じに。ソファーで横になりたいときのワークアウトほどつらいものはないでしょう? 禁酒をすれば活力が湧き、ハードなトレーニングができるので気分もよくなる。

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: WH Staff Translation: Ai Igamoto

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