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黒酢のアミノ酸が決め手の"トマトと卵の黒酢スープ"

  • 2022.8.3
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酸味ではなく、黒酢の持つ旨味がこのスープの主役です。また黒酢のアミノ酸には、肝臓の働きを助ける効果も。酒肴家・稲垣知子さんによれば、飲むタイミングも含めてスープは酒呑みにとって大事な存在。今回は稲垣さんの薬膳や栄養学の知識をもとに、弱った肝臓や胃をいたわる「お酒呑み」のためのスープづくりを習いました。

黒酢のアミノ酸が決め手の"トマトと卵の黒酢スープ"

■“トマトと卵の黒酢スープ”のつくり方

酸味ではなく、黒酢の旨味(アミノ酸)を生かしたレシピ。具のトマトは、お酒と食事でほてった体の熱を取る作用があるとも。

いたわり食材「黒酢」
いたわり食材「黒酢」

薬膳上では酢は「解毒」の効果があるとされ、この作用が肝臓の働きをサポートするといわれる。また、黒酢のアミノ酸が肝臓でのアルコール分解を促進するともいわれている。


◇材料 (2人分)

トマト:1個(小)
卵:1個
鰹昆布だし:300ml
黒酢:小さじ2
みりん:小さじ1
淡口醤油:小さじ2


(1)トマトと卵の下準備
トマトは湯むきをし、6等分のくし形に切る。卵は割りほぐす。

(2)煮る
鍋にだし、黒酢、みりんを入れて中火にかけ、一度しっかり煮立たせる。トマトを加え、溶き卵をザルでこしながら注ぎ、軽く煮立たせて淡口醤油で味をととのえる。

完成
完成

――教える人

「稲垣知子 酒肴家」

雑誌、書籍、料理教室などで日本酒に合う料理を教えている。薬膳にも造詣が深く、今回は薬膳や栄養学の知識と、長年の飲酒経験(?)を生かした「お酒呑み」のためのスープを提案。


文と構成:佐々木香織 撮影:宮濱祐美子

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