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【福田萌子、第1子妊娠】「35歳までには子どもを授かりたいと思っていました」母になるまでの考えや結婚について独占インタビュー

  • 2022.8.2
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祝♡我らが初代バチェロレッテ・福田萌子さんが第1子妊娠を報告

福田萌子

Amazon Prime Videoにて配信された婚活サバイバル番組『バチェロレッテ・ジャパン』。シーズン1で”初代バチェロレッテ”に選ばれた福田萌子さんが、なんと第1子妊娠を発表!!!

arwebの連載『選ぶ女の頭のナカ』で、読者の数々のお悩みに答えてくれた萌子さん。今回は、パートナーとの結婚や妊娠、子育てについて、話をお聞きしました♡

新たな人生へ歩みを進めることに不安がある方、結婚や子育てに不安がある方…萌子さんマインド、必見です!

福田萌子(ふくだ・もえこ)
1987年6月26日生まれ。沖縄県出身。モデル、スポーツトラベラー。2020年10月より、Amazon Prime Videoで配信されたリアル婚活サバイバル番組『バチェロレッテ・ジャパン』にて初代バチェロレッテに選ばれる。配信が始まると、恋愛に対するマインドや男性たちへの心遣いが「素敵すぎる」と話題に!arwebにて、読者の恋のお悩みに応える連載【選ぶ女の頭のナカ】を執筆中。6月下旬、交際中のパートナーとの2ショットをInstagramに投稿し、そのラブラブっぷりに注目が集まっている♡


相手がいなくても、子供は欲しいと思っていました

――ご懐妊おめでとうございます…! 以前、arwebの連載でも「遠くない未来で子供が欲しいと思っている」と話されていた萌子さん。子どもが欲しいと思ったキッカケは?

『バチェロレッテ・ジャパン』に出演する前から、子どもは欲しいと思っていました。日本の法律だと、”子どもを授かる”ということと”結婚”はセットなので、「子どもを授かりたい、だから結婚したい」と思い、『バチェロレッテ・ジャパン』に出演したというのも一つの理由です。

番組の最後、誰も選ばないという選択をして、その後2年くらいでしょうか。フリーでいて誰ともお付き合いしていなかったんですが、現実的にもそろそろ子どもが欲しいなとは思っていて。35歳までには、子どもを授かりたいなと思っていました。

大学時代、授業で精子バンクについて学んだことがあって、その時「相手がいなくても(子どもを)産めるんだ、海外にはそういうシステムがあるんだ」って初めて知ったんです。そこから定期的に調べていたりもしました。日本ではまだまだ法律上、難しいこともあるので、「こうなったら海外にでも行くか」なんて思っていたりもしていたくらい。

そんなふうに人生設計をしていた時、今お付き合いしているパートナーと出会ったんです。2人でいろんな話をしているなかで、彼も子どもを望んでいたので「すぐに授かるかは分からないけど、トライしてみようか」っていう話をしていたら、奇跡的にすぐに授かることができたんです。

子どもが欲しかった理由はたくさんありますけど…まず子どもが大好きだということと、子どもにこの美しい世界を見せたい、子どもを育てていく中で、子どもと一緒に育ってみたいという3つが大きな理由でしょうか。両親に孫を見せてあげたいとも思うし、自分に子どもを産む機能が備わっているのなら、一度は経験してみたい、と私は思っていたというのも理由ですね。
私は今まで生きてきて、もうある程度”自分自身の人生”を楽しんだというか、お仕事もスポーツもお酒も趣味も…というふうに過ごしていると、次は新しい命とともに生きていきたいと思ったんです。

福田萌子
――お子さんを授かって感じる変化はありますか?

前まではお酒が大好きだったんですけど、我慢するとかじゃなくて欲しいと思わなくなりました! これはもう、本当に驚き(笑)。子どもを産むとなると、「お酒と運動を我慢できるかな…」なんて思っていたりもしたんですけど、もう全然欲しくなくて。人間の身体って不思議ですよね。

走ることも、最初はちょっと怖くて不安だったんです。今まで1人で走っていた時は転んだこともなかったのに「転んじゃったらどうしよう…」なんて考えたりもして。でもぱったり運動をやめちゃうと、それこそ身体に悪いので、自分が安心できるくらいにペースを落として、無理せずお散歩ランを楽しんでいます。

結婚や出産を目の前にした時、女性に優しくない部分がまだまだたくさんある

福田萌子
――新しい経験をされる萌子さんですが、これからの出産や子育てに不安はありますか?

私はすごくラッキーで、いわば、女性ひとりで生きていくだけの”状態”がそろっています。これまで頑張って重ねたキャリア、一人で生きていくための経済力、経験を通して培ったメンタル…またある程度、これからのお仕事のプランも見えている状態なので、現実的な面での『子どもを養っていくことへの不安』は少ないです。いつか子どもが欲しい、と20歳前後から思っていたので、もしかするとひとりで生きていくかもしれないという可能性も含め、長い時間をかけてそろえてきた、と言い換えられるかもしれません。

ただ、そろえようと思っても難しい状況にある方がいることを理解しています。また、結婚や出産を目の前にした時、この国のシステムは女性に優しくない部分がまだまだたくさんあるので、必然的に不安になってしまうだろうな、と心から思います。例えばもし私が今、会社に勤めている会社員であったら、”結婚”ということは必ず視野に入れると思います。そうじゃないとサポートが受けられず、自分の収入も減ってしまう…そういう仕組みになっているからです。

「国がこういうシステムだから、国の課題だからしょうがない」「私はラッキーだからよかった」と、諦めたり傍観したりするのではなく、きちんと自分の意見を発言できるような準備を整えていくことが、そういった不安を少しずつ減らしていく手段なのではないかなと思っています。

子育ては「とても楽しみです」

――子育てについてはいかがですか?

とっても楽しみです♡ 個人的には「こういう教育がしたい!」とかプランがあるわけではないんですけど、これから先、世界がどう変わっていくか分からないなかで、その時々に合わせたことをちゃんと導いてあげられたらなとは思います。その子がきちんと自分を持って、自分を認めてあげて、楽しく生きていけられること。これがきちんとベースにあって、なおかつ社会との調和を取りながら生きていく手助けをしてあげたいですね。

――なるほど…具体的にイメージはありますか?

そうですね…まず大事にしたいのは、子どもに対して”ひとりの人間として接する”ということ。子どもだからといって赤ちゃん言葉を使うわけではなく、「子どもだから」と決めつけるわけでもなく、本当に対等に接します。ただ、人生経験は私よりも未熟なので、わからないこと、間違っていることに関しては導いてあげる、という感じでしょうか。

私も上の方々から見れば未熟なわけであって、導いてもらうこともたくさんあります。シンプルに、人生の先輩たちからしてもらってきたことを、私もしてあげたいと思っています。私がすべて正しいわけではないので、私も自分の意見を言いつつ「あなたはどう思ったか」「なぜそう思うのか」というふうに、子どもの意見や感情を優先して対話がしたいなと思います。

彼に「指輪を見に行こう」って言われて…

――以前、結婚はプロポーズされた時に考える、とおっしゃっていた萌子さん。ちなみに彼からプロポーズは…?

プロポーズはされました!(照)

――キャーーー!♡(スタッフ皆拍手)おめでとうございます!指輪が光っていると思っていました♡ なんとお答えしたんですか?

前向きに考えます、と答えました。そうなんです、これ一緒に買いに行ったんです!(笑)
「指輪を見に行こう」って言われた時があって、”結婚”という形は取らないにせよ、ずっと一緒にいたいとは思っていたので、「何か形だけでもあるといいな」と思って「いいよ」って彼についていったんです。
急だったし、サイズを見るためにトライするだけでも、と思っていたら「いや、今日ここで買うよ」って彼がその場で現金を取り出したので「えっ!?いつお金おろしたの!?」ってびっくりしちゃって(笑)。もっと軽い気持ちで形だけでも、と思っていたので、彼がこんなに気合を入れて準備をしてくれていたことに驚いたし、嬉しかったですね。

福田萌子

指輪もそうですけど、彼が私のお誕生日のタイミングで手書きのメッセージをくれたんです。今まで本を一冊も読んだことがないし、私が渡した手紙も読まずに放置してしまうような(笑)、本当に文章に疎い彼だったので、とっても感動しました。人生で一回きりのプロポーズだから、想いをこめてくれたんだなと思って心から嬉しかったです。

恋に落ちたキッカケは”山でのハプニング”

――彼との出会いについて、改めて教えてください!

彼と深く関わるきっかけになったのは、『バチェロレッテ・ジャパン』が終わって仕事が落ち着いたタイミングで、共通の友達を通してみんなでロードバイクに乗る機会があったんですけど、その時に”富士山”で出会いました。それから何度か、ロードバイクでサイクリングをして遊んでいたんです。みんなマウンテンバイク選手ということもあり、”私もマウンテンバイクに乗ってみたい”と思って、みんなの練習の時にオフロードサイクリングを体験に行きました。

その時、友人の1人がクラッシュしてしまって、ドクターヘリで運ばれたんです。私は「ここであたふたしてもしょうがない、今必要なことをしなきゃ」って思って動いていたものの、イレギュラーな状況だったので、かなりの緊張感がありました。みんなが軽くパニックに陥ってあたふたするなかで、彼だけはとても冷静に、優先順位を決めてやるべきことをこなしていて、それを見た時にふと「素敵だな」と思ったことが、気持ち的なキッカケでした。

彼のほうはこのハプニングの半年前くらいから私のことを好きでいてくれてたみたい。私は何も考えていなかったので、「飲みに行こうよ!」ってグループの一人としてお誘いしていました(笑)。

自分と同じように、相手もこちらの気持ちはわからないもの

――自分の価値観に合う、ぴったりなお相手を見つけた萌子さん♡ 恋のアクションはどう起こすべき?

やっぱり、出会うべくして人と人は出会うと思うし、私が『バチェロレッテ・ジャパン』で出会わなった、でも別の機会でこうやって今の彼と出会うことが出来たように、タイミングはきっとあると思います。でも、自らアクションは起こしていってほしいかな。そしてそのベクトルは、自分が興味を持っていること、自分が得意な分野がいいんじゃないかと思います。ちゃんと自分が好きなことを突き詰めていれば、自然と自分と合う人、好きな人に出会えるから大丈夫!

出会った瞬間にビビッ!とくるのはまれで、色んな一面を見ないと分からないことがたくさんありますよね。とある出来事がきっかけで相手の印象が大きく変わることもあるし、ドキッとして恋が始まることもあります。
彼はアスリートで、私はまったく違う職業。最初は噛み合うことのほうが少なかったのが、会話を通して新しい一面を発見する…そういう一つ一つの発見があって今があると思っています。

余談ですけど、彼は初めてごはんに行く時に「どんなところに連れていってあげたらいいんだろう?」「食べ物は何が好きなんだろう?」って色々なことを考えてくれたみたい。こちらからすれば、一緒にいる時間が楽しみだから何でも嬉しいのにね。自分も相手のことが分からないように、相手もきっと、こちらのことを色々考えながら、少しずつ歩み寄ってくれているんだと思います。

『今を生きる』ことは、簡単なようでとても大切なこと

福田萌子
――自分で何か大きなことを決断したり、人生の新しい扉を開くことってとても勇気がいることだと思います。萌子さんがarweb読者にメッセージを送るとするなら?

シンプルに、あなたが何をしたいか、を大切にしてほしいです。「結婚しなきゃ」「仕事を頑張らなきゃ」じゃなくて、自分の心がしたい方向に突き詰めていくことで、必ず道が開けると思います。

――強い…!私は”漠然と不安になる”ってことがたくさんあって…見習いたいです。

それはきっと、誰でもありますよ! 私だって漠然と不安になることありますから。
特にフリーだった時は「この先ずっと1人なのかな? 子どもも産まないんだろうか?」とか「お仕事はいつまでできるんだろう?」とか…。きっとみんな何かしら、漠然と不安が襲ってくる瞬間はあると思います。

でも、まだこれからどうなるか分からないずっと先のことを不安に思っていてもしょうがないから、私は”考えることは1年後のことまで”って決めています。でもそれを出来るようになったのも30歳を超えてから。20代の時なんて、3か月先のことでさえ”やっと見えているかな~”って感じでした。

少しずつ少しずつ、手探りで計画を立てていって、来たる一瞬一瞬を悩んで迷って、違ったと思ったら元の場所へ戻ってきて…。そういう、”今を生きること”って簡単なようで難しく、とても大切なことだと思います。

そしてある程度、ざっくりと1年後のビジョンが見えるようになったら、もうそれ以降のことは考えないようにする! だって明日、ましてやこの数時間後だって、何が起こるかなんて誰にもわからないからね。

まとめ

人生の新しいステージに進んでいく萌子さん。「arの読者さんもいつか母親になる方もいらっしゃると思うので、何か参考にしてもらえたら嬉しいです」とのこと…女神級のお言葉、いただきました!

そして、萌子さんの初著書『「なりたい自分」になるシンプルなルール』(幻冬舎)が8月3日に発売予定!1年半をかけて執筆したこの本には、自分らしく生きるためのヒントが萌子さんの優しい言葉たちとともに、たくさん書かれているんだとか。

「なりたい自分」になるシンプルなルール(幻冬舎)/福田萌子

また、arwebで連載中の『選ぶ女の頭のナカ』にて、萌子さんに相談したいお悩みも大募集中です♡

Photo:Matsumoto Yutaka Hair Makeup:Isojima Megumi(SHIMA)

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