神秘的な美しさ『古代蓮の里』ギネス世界記録をもつ田んぼアート＠行田市

行田市にある「古代蓮の里」では毎年6月中旬から8月上旬にかけて、ピンク色の蓮の花が蓮池一面に咲きます。そして、隣接する古代蓮会館では、田んぼアートを眺めることができます。

私が訪れたのは7月17日。午前8時に現地に到着しましたが、駐車場は満車に近い状態でした。早朝から咲き始めて午後にはつぼみの状態に戻る蓮の花は、午前7時から午前9時までが最適鑑賞時間だそう。

施設の方に話をうかがうと駐車場は早朝5時から14時まで有料ですが、5時前でも入場できるそう。特に土日祝日は混雑するので、早朝にくる方もいらっしゃるとのことでした。

咲いている蓮の花の数は全盛期よりは少なくなりつつありましたが、これから咲くつぼみもありました。徐々に終盤に向かっているという印象。

それでも、ひとつひとつの蓮の花がとても神秘的です。さらには、その種類も豊富で42種類。それぞれ個性があるのでお気に入りの蓮の花を探すのも楽しみ方のひとつです。

蓮池に隣接する50メートルの展望タワー「古代蓮会館」では、田んぼアートを見ることができます。受付で駐車場利用券を提示すると入館料が2割引きになるのでお得です。

この日は日曜日だったので、展望室へ行くエレベーターに乗るために15分ほど並びました。混雑する日は、30～40分並ぶこともあるそう。古代蓮会館はこの時期7時から入館できるので、こちらも早い時間がおすすめです。

面積27,195㎡の行田市の田んぼアート。2015年には、世界最大の田んぼアートとして認定されました。今年は、彩のかがやき、べにあそび、あかねあそび、ゆきあそびと4種類の稲を使った人気サッカーアニメ「アオアシ」の田んぼアートが見事でした。

古代蓮会館の1階には、行田の自然や古代蓮について学べる展示室がありました。

映像を見たり、アクションしたりしながら楽しんで学べる施設。

蓮の葉シャワーの体験講座なども実施していて、とても興味深い内容でした。

お腹がすいたら、蓮サイダーや行田名物「ゼリーフライ」が食べられる売店もありました。

蓮の開花状況はインスタグラムで確認できます。田んぼアートは10月ごろまで楽しめるそうです。各施設の営業時間は、時期によって異なります。

駐車場を含む園内は、ペットの連れ込みが禁止なので注意してくださいね。

神秘的な蓮の花、世界最大の田んぼアート、行田市のおいしいもの、展示室は夏休みの調べ学習の題材にしてもよいかも！家族で楽しめる施設です。

古代蓮の里住所：埼玉県行田市小針2375番地1 電話番号：048-559-0770 ホームページ：https://www.ikiiki-zaidan.or.jp/kodaihasu/ ※公式Instagramはホームページの”園内の様子”からリンクできます蓮の開花期間 6月中旬～8月上旬