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杉咲花、多様な関係性描く『プリズム』 “今”届ける意味を「探して、信じて、進んでいるような感覚です」

  • 2022.7.19
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杉咲花がインタビューに応じてくれた (C)NHK
杉咲花がインタビューに応じてくれた (C)NHK

【先行カット】ホワイトコーデがかわいい!恋人・陸の会社で働き始めた“皐月”杉咲花

ドラマ10「プリズム」(毎週火曜夜10:00-10:45、NHK総合)の第2話が、本日7月19日(火)に放送される。

「プリズム」とは

同作は杉咲花演じる、声優という夢を諦めかけ、園芸店でアルバイトをする前島皐月を中心とした3人が、既成概念にとらわれない愛し方や幸せを見つけ出していく物語。藤原季節が皐月の恋人となるガーデンデザイナー・森下陸を、森山未來は陸とかつて関わりのあったガーデナー・白石悠磨を演じている。

第1話から話題に

先週放送の第1話では、陸との出会いをきっかけに皐月が、両親の離婚の原因となったであろう父・耕太郎(吉田栄作)のパートナー・信爾(岡田義徳)と向き合う展開が話題になったほか、人物像のていねいな描写や映像の美しさ、優しい空気感がSNS上でも好評を博していた。

悠磨の本格的な登場も控え、ますます今後の展開が気になる第2話の放送を前に、主人公・皐月を演じる杉咲にインタビュー。物語の印象や演じる皐月の役どころ、共演者とのエピソードなどについて聞いた。

人間関係に臆病な皐月に共感

杉咲花 (C)NHK
杉咲花 (C)NHK

ーー「プリズム」の脚本を読んだ感想はいかがでしたか?

自然に触れるシーンが多い物語なので、葉っぱがさわさわと動く様子や風がひゅうっと通り抜けるさま、そして登場人物たちが心を通わせていく姿が、静かに匂い立ってくるような印象を受けました。

ーー今回演じられている前島皐月は声優という夢を諦めかけ、接客は苦手なものの園芸店でアルバイトを続けている、という役どころです。杉咲さんから見た皐月像を教えてください。

皐月は内向的で、自分から一歩踏み出すことに臆病になってしまっている人。心の中でくすぶっているものを表現することが得意でない方なのですが、相手の言葉をちゃんと聞いて、感じ取ろうとしている人なのではないかと思っています。

人と関わることは時に体力を要したり、自分の正体に気づかされることもあるからこそ、怖くなったり億劫(おっくう)になってしまったりすることってあるよなー…と共感しつつ、それでも皐月の心の奥底には人とつながりたい、近づきたいと思う気持ちがあるのではないかな、と想像しています。

ーー作中ではガーデニングをするシーンも多いですが、プライベートで植物を育てたりしたことはありましたか?

これまではあまり機会がなかったのですが、「プリズム」の撮影でお邪魔したお花屋さんでツルウメモドキという小さな植木鉢を買って、自宅で育てています。

水をあげると葉の色が濃くなって、それを見るだけでも心地が良い気分になります。植物っていいな、と改めて思いました。

皐月が陸に惹かれたのは「感覚的に共鳴する部分があったのだと思う」

“皐月”杉咲花&“陸”藤原季節 (C)NHK
“皐月”杉咲花&“陸”藤原季節 (C)NHK

ーー共演された藤原季節さん、森山未來さんの印象はいかがですか?

季節さんは、とてもピュアな方です。図書館で借りてきたというテラリウムの本を見せて知識を分けてくださったり、「八百屋さんで買い出ししてきた」と、リュックに大量に詰めこんだ野菜を見せてくれたり。真摯(しんし)に、誠実に作品に向き合われる姿をお見かけする一方で、どんなことに対しても素直で飾らない、すてきな方です。

未來さんは作品を深く追求される姿をいつも拝見していて、とても影響を受けています。ですが、ある日3人でカードゲームをして未來さんが勝った時、誰よりもはしゃいで飛び回って喜んでいる姿を見て。見たことのなかった一面を知ることができてうれしかったです。

ーー藤原さん演じる森下陸、森山さん演じる白石悠磨について、それぞれどのような印象を抱いていますか?

皐月から見た陸は、悲しさやうれしさを感じる沸点が近く、共鳴できる部分がある人なのではないかと思っています。

悠磨さんは心の中にあることをあまり言葉にしない人だからこそ、ぽろっとこぼした一言がとても響く。この人は一体何を言い出すんだろうと気になる、魅力的な人物だと思います。皐月は同業者として、彼が持っている知識も尊敬していると思います。

白石悠磨を演じる森山未來 (C)NHK
白石悠磨を演じる森山未來 (C)NHK

ーー第1話のラストで皐月と陸は恋人になりましたが、皐月が陸に惹かれたのはなぜだと思いますか?

感覚的に共鳴する部分があったのだと思うんです。具体的にこういうところが好きということではなく、とにかく気になる、なぜか惹かれてしまうという、漠然としたものなのではないかなと思います。

「プリズム」を今、届ける意味を信じて

杉咲花がインタビューに応じてくれた (C)NHK
杉咲花がインタビューに応じてくれた (C)NHK

ーー最後に、視聴者へのメッセージをお願いします!

「プリズム」にはそれぞれの悩みを抱えながら自分自身と向き合う人物がたくさん登場するのですが、そんな物語や役を通して、今の社会に流れる空気感をできるだけ感じ取りながら日々の撮影をいい意味で乗り越えていて。今この作品を描くことの意味を探して、信じて、進んでいるような感覚です。

この作品を見てくださった方々が自分自身や大切な人、隣に住んでいる人のことを思い浮かべるきっかけになるような作品になっていたらうれしいです。

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