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『ベイビー・ブローカー』で話題のソン・ガンホ!こんな映画にも出演していた

  • 2022.7.17
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『ベイビー・ブローカー』は、『万引き家族』で知られる是枝裕和監督が初めて手掛けた韓国映画だ。その『ベイビー・ブローカー』で主演を務めたのは、映画『パラサイト 半地下の家族』に出演したソン・ガンホで、クリーニング店を営むサンヒョンというキャラクターを演じた。

俳優として、ソン・ガンホは『ベイビー・ブローカー』や『パラサイト 半地下の家族』以外にも『殺人の追憶』、『グエムル~漢江の怪物~』、『タクシー運転手』など名作映画に出演している。

『殺人の追憶』は2003年に韓国で公開された映画で、連続殺人事件をめぐる刑事たちの活躍を描いており、ソン・ガンホは地元警察の刑事であるパク・トゥマン役を務めたソン・ガンホは、第40回大鐘賞で最優秀主演男優賞を獲得している。

この『殺人の追憶』の3年後に出演したのが『グエムル~漢江の怪物~』だ。

舞台となっているのはタイトルにもある漢江(ハンガン)で、ソウルの東西に流れる川で、ソウルのシンボルとして存在している。
映画の中で、その漢江から現れた怪物が、露店を開いていた男カンドゥの娘を捕まえて水中に消えてしまう。

カンドゥは娘を救うために怪物を探すが、怪物が持つ未知の病原菌に完成したと思われて、在韓米軍に追われるはめになる。

そのカンドゥを演じたのがソン・ガンホだ。必死に娘を助けようとする彼の演技はとても迫力があった。

ソン・ガンホ
抜群の演技力を持つ俳優

俳優として多彩な演技を見せてきたソン・ガンホは、他にも『コウモリ』や『青い塩』、『ハウリング』、『雪国列車』などの映画で、多彩な演技を見せている。

以上のようなキャリアを積んで2017年に出演した映画が『タクシー運転手 約束は海を越えて』である。

本作は、韓国現代史上、最大の悲劇となった光州事件をテーマとした映画で、実話が基になっている。

ソン・ガンホが演じたのは、ドイツ人のジャーナリストを光州まで乗せたタクシー運転手のキム・マンソブだ。

俳優として強い存在感を発揮しているソン・ガンホ。イ・ビョンホンやイム・シワンと共演する『非常宣言』でどんな演技を見せてくれるのだろうか。

文=大地 康

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