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シャネル社がマドモアゼル シャネルの邸宅「ラ パウザ」を所有。

  • 2015.10.13
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マドモアゼル シャネル、邸宅「ラ パウザ」にて。©CHANEL Photographer: Roger SCHALL - Collection Schall

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マドモアゼル シャネル が持つ数々の住まいの中でも、彼女が自身のために考案・建設し、内装までを施した唯一の邸宅が「ラ パウザ」。このほどシャネル社(CHANEL)が、このラ パウザを所有したことを発表した。

1920年代、ウェストミンスター公爵とともに、南仏の地を何度も訪れたマドモアゼル シャネル。この地方の美しさに魅了され、1928年9月30日、カップ マルタンの海を見渡せる土地を購入し、自身の美意識を取り入れた邸宅を持つことを決意。これが、「ラ パウザ」だ。1930年1月に完成したラ パウザは、マドモアゼル シャネルが幼少期を過ごしたオバジーヌ修道院の影響を受けた造りである一方、斬新でシンプル、かつモダンな要素を取り入れることにも成功。彼女は、リラックスできるこの館に、ウェストミンスター公爵やミシア セールをはじめ、ジャン コクトー、ポール イリブ、セルジュ リファール、ピエール ルヴェルディ、そしてサルバドール ダリなど、友人である数々のアーティストや作家たちを招待。その後1954年のウェストミンスター公爵の死後、彼女はラ パウザをアメリカの作家および出版者のエメリー リーヴスに売却したが、このほど再びガブリエル シャネルの精神を継承するシャネル社の所有に。

ラ パウザは、ガブリエル シャネルの生き方の重要な証であり、シャネルの遺産の一部となるもの。今後はオリジナルのあり方となるよう修復した後、シャネルの文化や価値を輝かせるべく再始動する。

問い合わせ先/www.chanel.com
参照元:VOGUE JAPAN

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