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いざ、ニューヨークへ! その前に読んでおきたい書物。(Maki Saijo)

  • 2015.10.11
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少しづつホリデーシーズンも近づいてきて、旅行を考えている人も多いはず。そこで旅にちなんで私が大好きな街「ニューヨーク」をピックアップしました。ガイドブックとは違った視点で魅力的な街を深く知れる、私的おすすめ書物をご紹介。

『MY FIRST NEW YORK』 50名の著名人が語る初めてのニューヨーク。

何度も手にとってしまうほどお気に入りの本『MY FIRST NEW YORK』は、色んな角度からニューヨークの街にどっぷりと浸れる一冊です。俳優やライター、ミュージシャン、アーティストなど50名の著名人がビッグ・アップルに初めて降り立った当時のアドベンチャーがショートストーリーとして綴られています。元ニューヨーク市長のデイヴィッド・ディンキンズから始まり、俳優のジェームス・フランコ、トップモデルのナオミ・キャンベルまで、今となっては世界的に有名な彼らが回想するストーリーはとても新鮮。くすっと笑えるエピソードもあれば、涙を誘うエピソードもあるけど、みんなそれぞれ共通していたのは不安。新境地で、孤独やホームシック、アイデンティティの欠如などの悩みを抱えていたのが伝わります。今や第一線で活躍する彼らのリアルな話でもあり、読んだ後は小さな勇気が湧いてきます。ニューヨークに行ったことない人は行ってみたくなるかもしれないし、そうでない人は自身の想い出と繋がるかもしれない一冊です。

『ダイアン・キートン自伝 あのときをもう一度』自分らしい生き方を貫く女性のストーリー。

アメリカを代表する女優として輝きつづける、ダイアン・キートン。彼女の人生を変えたのは、まさしくニューヨークでした。19歳のとき女優を目指してカリフォルニアを離れ、ニューヨークを舞台にした映画『アニーホール』(77)では、アカデミー賞を獲得。ファッションアイコンとしても一気に注目されました。自叙伝『ダイアン・キートン自伝 あのときをもう一度』(Then Again)では、他界した母が遺した日記と自身の回想が織り交ざられながら、様々なエピソードが描かれています。さらに、ニューヨークで恋に落ちたウォーレン・ベイティやウディ・アレン、アル・パチーノとの関係や独身を貫きながら二人の養子を迎えた胸中を彼女らしくカジュアルに綴っています。芸術性が高く心美しい母の影響もきっと大きいですが、いかにニューヨークでの出会いや出来事が今のアーティスティックなダイアンの人間性を作りあげたかを垣間みることができます。この一冊は他人の真似ではなく自らの生き方を追い求めてきたアメリカ人女性のストーリーしても読み応えたっぷりです。

来年1月に公開決定した映画『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』(モーガン・フリーマン初共演の豪華なペアにも注目)も楽しみです!

『ヒップな生活革命』サードウェーブコーヒー現象を紐解く。

アメリカってこんなんだったけ? 私がニューヨークへ訪れたとき、そういう印象を受けました。特に近くに住んでいたブルックリンでは、とびきり美味しいコーヒーを提供するインディペントなカフェが多数、地産地消かつ健康志向な食事への意識、ブランド品は持たず古着屋やフリーマーケットから服や物を選ぶスタイルが主流に。日本ではまだ感じることの少なかったこのアメリカの流れの背景に何が起きてるのか気になっていたとき手にとった一冊が、ニューヨーク在住のジャーナリスト、佐久間裕美子さんの著書『ヒップな生活革命』でした。もう冒頭10ページほどで心を鷲掴みに。サブプライム危機以降、大量生産してきた衣食住の習慣を考え直そうと、いかに今のスタイルができあがったのかを、具体的なブランドや企業をあげながら説明しています。気持ちいいほど、この流れを紐解いていて、うんうんと頷ぎながら一気に読んでしまいました。表面的な部分ではなく、今起きている現象の裏側を覗いてみれば、その街が何百倍も面白く見えてきます。

ニューヨークを訪れた際は、老舗の古本屋ストランド・ブック・ストアへ!

ニューヨークに行って素敵な本との出会いを望むなら、グリニッジビレッジの老舗の古本屋、ストランド・ブック・ストア(Strand Book Store)。古本だけでなく新書や希少本やアートブックなど本当に様々なタイプの本を扱っていて、ここに来ると宝探しをしているような気分になります! 何時間でもいれます。留学していたときは、待ち時間や少しの時間を見つけては訪れ、写真集やアートブックを探っていました。昨年末、旅行でニューヨークに訪れたときも気付けば勝手に足がお店へ。そのとき『MODEL AS MUSE』『SWIMWEAR IN VOGUE』を購入。どちらも、過去にVOGUE誌に掲載された写真がアーカイブされています。また、家を引っ越した友人にはインテリアに合わせた『THE LITTLE BLACK DRESS』をプレゼントしました。ここのオリジナルグッズも可愛いのでおすすめです。トレンドの服や人気グルメも魅力的ですが、わくわくする一冊が見つかるはず。

参照元:VOGUE JAPAN