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京極義昭監督が告白、『映画 ゆるキャン△』大人になった物語を描いたワケ。花守ゆみり&東山奈央&原紗友里も初日迎え感無量!

  • 2022.7.2
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あfろ原作のテレビアニメを映画化した『映画 ゆるキャン△』の初日舞台挨拶が7月1日に丸の内ピカデリーで開催され、花守ゆみり、東山奈央、原紗友里、京極義昭監督が登壇した。

【写真を見る】花守ゆみり&東山奈央&原紗友里が登壇!舞台挨拶の様子

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劇場版で描かれるのは、原作者のあfろ監修による完全オリジナルストーリー。高校時代にキャンプを通じて関係を育んでいった、なでしこ、リン、千明、あおい、斉藤。時を経てそれぞれの道を歩んだ5人が、とあるきっかけでキャンプ場を作ることになる。京極監督は「無事に今日を迎えられてホッとしています。作っていく過程で想定していた以上に尺が伸びていって。だいぶスケジュールも押してしまったんですが、スタッフ、キャストの皆さんのおかげでいい映像にすることができた」と感無量の面持ちを見せていた。

各務原なでしこ役の花守ゆみり
各務原なでしこ役の花守ゆみり

高校生だった5人の大人になった姿が描かれるが、各務原なでしこ役の花守は「詰め込みたいものをたくさん詰め込んでいただいた。資料やストーリーを読ませていただいた時から、私たちも全力で応えたいという気持ちでいっぱいでした。とにかくお届けできることがうれしい」としみじみ。志摩リン役の東山は「発表になったビジュアルを見た時に『大人になっている!』と思って、すごく衝撃的で。皆さんもびっくりされたと思う」と驚きもあったというが、「台本を読んで、みんなが観たい『ゆるキャン△』がここに詰まっているな、しかも『ゆるキャン△』でなければ描けない、映画でなければ描けない物語になっているなと思った。最強の『ゆるキャン△』を観ていただきたい」と力強くアピール。大垣千明役の原は「試写で観させていただいて、『よかった』と非常に盛り上がった。ネタバレは禁止だとずっと言われてきたので、やっと皆さんと共有できることがうれしい」とそれぞれが初日を迎えた感慨を語っていた。

志摩リン役の役の東山奈央
志摩リン役の役の東山奈央

大人になった物語を描いた理由について、京極監督はこう語った。「『映画はオリジナルで考えてみよう』という話になって。テレビアニメ第一期の最終話で、なでしこの妄想シーンとして大人になった5人の姿というのがあった。僕らも作っていておもしろかったし、この5人をもうちょっと見たいという気持ちになった」という。

大垣千明役の原紗友里
大垣千明役の原紗友里

劇中で、なでしこは東京のアウトドア用品店に勤務、リンは名古屋の出版社で編集者として働き、千明は山梨県の観光推進機構にUターン転職しているなど、それぞれの進路に進んだ姿が明らかとなっており、東山は「新鮮さもありながら、みんながみんならしく成長していったんだなと思った。ホッとするような進路だった」と安堵。京極監督は「5人がなにをしているかは、キャラクターの性格や興味のあることから発想をして、『こんな感じじゃないですか』とあfろ先生に聞いた。そこから『そうだと思います』『どちらかというとこういう仕事だと思います』と逐一返答をいただいて、相談しながら決めた」と明かしていた。

監督の京極義昭
監督の京極義昭

声優陣の演技については、京極監督が「大人の(キャラクターの)演技をどのように作っていこうかと思って、最初は『思うようにやってください』と丸投げした」とにっこり。「花守さんは、いろいろ試してくれた。生っぽいリアルな20代の声をやってくれたりもした。その時に僕は、なでしこが大人になりすぎてちょっとショックを受けた」と告白。花守が「(監督が)びっくりしていたことを、音響監督に聞いた。心臓に悪かったかもしれない」と目尻を下げるなか、京極監督は「最初だけ『ちょっと(これまでのなでしこに)戻しましょうか』とお願いして、そのあとはそういったディレクションはまったく入らなかった。すばらしい演技でした」と称えていた。

また“キャンプ場を作る”という展開にしたのは、京極監督が「5人が大人になって、少し規模を大きくしたキャンプをするとか、違うところでキャンプをするという案もあったんですが、大人が主人公である意味や、大人だからできる物語がもっと作れないか」と思いを巡らせたそうで、「その時に出たアイデアが、“キャンプ場を作る”というものだった。大人にしかできないことだし、(メンバーが)キャンプ場とまた違う関わり方ができるんじゃないかと。そこでの感情、ドラマもまた新しいものを作れるんじゃないかと思った」とチャレンジに込めた想いを吐露。京極監督の語る裏話に、声優陣も「おもしろい!」と目を輝かせていた。

取材・文/成田おり枝

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