1. トップ
  2. 最年少は14歳、最年長は72歳。応募作品520本から16作品が最終審査へ!「PFFアワード2022」入選作品が発表

最年少は14歳、最年長は72歳。応募作品520本から16作品が最終審査へ!「PFFアワード2022」入選作品が発表

  • 2022.7.2
  • 97 views

1977年にスタートし、これまで黒沢清や塚本晋也、李相日といった国内外で活躍する映画監督を多数輩出してきた世界最大の自主映画コンペティション「PFFアワード」。このたび本年度の「PFFアワード2022」の入選作品16作品が発表された。

【写真を見る】日本映画界の次代を担う才能がここから生まれる!PFFでのスクリーン上映の他、配信も決定(中里有希監督『水槽』)

3月から約3か月間にわたり1次審査・2次審査が行われた「PFFアワード2022」。今年の応募作品数は520本。応募者の平均年齢は31.7歳で、最年少は14歳。最年長は72歳と幅広い。また作品の上映時間も、3分のショートフィルムから159分にも及ぶ力作まで幅広く、全体の平均は36.5分となっている。

【写真を見る】日本映画界の次代を担う才能がここから生まれる!PFFでのスクリーン上映の他、配信も決定(中里有希監督『水槽』)
【写真を見る】日本映画界の次代を担う才能がここから生まれる!PFFでのスクリーン上映の他、配信も決定(中里有希監督『水槽』)

1次審査では「1作品を4名が必ず最初から最後まで、1分1秒もらさず観る」というルールのもと、17名のセレクション・メンバーが全作品を手分けして鑑賞。その後1次通過作品を決定し、2次審査では1次通過作品すべてをセレクション・メンバー全員が鑑賞。丸2日に及んだ審査会議などの末、16本の入選作品が決定した。

入選作品は「第44回ぴあフィルムフェスティバル2022」9月の東京会場で2回スクリーン上映が行われ、9月22日(木)に行われる表彰式にてグランプリなどの各賞が最終審査員らによって発表される。また同フェスティバルの11月の京都会場でも1回のスクリーン上映を行う他、「DOKUSO映画館」「U-NEXT」での配信も行われる予定。

高階匠監督『石川君、行け!!』
高階匠監督『石川君、行け!!』

毎年注目が集まる最終審査員の顔ぶれなど、「第44回ぴあフィルムフェスティバル2022」の詳細は後日発表される。この機会に、日本映画界の未来を担う新たな才能に触れてみてはいかがだろうか。

<「PFFアワード2022」入選作品>

『アクト』78分 監督:田中夢(38歳/千葉県出身/俳優・立教大学 映像身体学科卒)

『石川君、行け!!』80分 監督:高階 匠(32歳/東京都出身/映像制作会社勤務)

『彼は誰時(かわたれどき)』15分 監督:谷本桃子(21歳/青森県出身/名古屋学芸大学 メディア造形学部映像メディア学科)

『暮れる』52分 監督:竹田優哉(25歳/広島県出身/神戸大学大学院 国際文化学研究科)

『J005311』93分 監督:河野宏紀(26歳/神奈川県出身/フリーター)

『瀉血』86分 監督:金子優太(20歳/東京都出身/青山学院大学 理工学部物理学科)

『水槽』53分 監督:中里有希(20歳/山形県出身/東北芸術工科大学 デザイン工学部映像学科)

『スケアリーフレンド』76分 監督:峰尾 宝(23歳/東京都出身/会社員)、髙橋直広(23歳/神奈川県出身/無職)

『バンド』28分 監督:河村 陸(24歳/千葉県出身/フリーランス)

『ふちしすこ』69分 監督:亀井史興(40歳/新潟県出身/フリーター)

『ポラン』75分 監督:中村洸太(23歳/東京都出身/立教大学 社会学部)

『MAHOROBA』14分 監督:鈴木竜也(27歳/東京都出身/飲食店勤務)

『the Memory Lane』25分 監督:宇治田峻(27歳/和歌山県出身/フリーター)

『最も無害で、あまりにも攻撃的』40分 監督:中田江玲(23歳/東京都出身/慶應義塾 大学環境情報学部)

『幽霊がいる家』12分 監督:南香好(31歳/神奈川県出身/フリーター)

『Lock Up and Down』34分 監督:Minami(27歳/北海道出身/東京大学大学院 総合文化研究科)

<コメント>

●荒木啓子(ぴあフィルムフェスティバル ディレクター)

「ご応募誠にありがとうございます。セレクション・メンバー全員で2日間に渡る討議を経て、コンペティション『PFFアワード2022』は別掲の16作品で決定致しました。『第44回ぴあフィルムフェスティバル2022』9月の東京会場で2回、11月の京都会場で1回のスクリーン上映を行います。また今年も、DOKUSO映画館、U-NEXTで配信を予定しています。

毎年のことながら、セレクション・メンバー17名それぞれが強く推す作品は、見事にばらばらでした。『各人の推薦の言葉が新たにその作品を発見させる』というマジカルな時間に興奮し、その後、クールダウンしながらさまざまに考察を重ね、プログラムを決定しました。この作品、このつくり手の皆さんと、観客が出会う場となる『映画祭』の準備も、いよいよ本格的に始まります。映画祭全貌の発表は、8月上旬まで今少しお待ちください。

最後に、高校生作品の傑作がたくさんあったことを特筆しておきたい本年です。ますます10代の力に期待が高まります!映画をつくりあげた皆様に、改めて敬意を表します。ありがとうございました」

文/久保田 和馬

元記事で読む
の記事をもっとみる