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小芝風花が語る、役者としてのこれまでと“今”「私は結構欲まみれなのかも(笑)」

  • 2022.7.1
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小芝風花 撮影=大石隼土/スタイリスト=成田佳代/ヘア&メーク=竹下あゆみ/衣装協力=AULA AILA
小芝風花 撮影=大石隼土/スタイリスト=成田佳代/ヘア&メーク=竹下あゆみ/衣装協力=AULA AILA

【写真】小芝風花、カメラへ爽やかに微笑む美しいSHOT

空気ばかりを読んできた主人公が妖怪たちと奇妙なシェアハウス生活を始めたことから、たくましく成長する姿を描いたドラマ「妖怪シェアハウス」(2020年ほかテレビ朝日系)が映画化。「映画 妖怪シェアハウスー白馬の王子様じゃないん怪ー」として、現在公開中だ。

本作で、気弱だが明るい性格の主人公・目黒澪を演じる、小芝風花に映画への意気込みを聞いた。

「澪と私は表情が豊かなところが似ている」

――まずは映画化されると聞いたときの心境を教えてください。

シーズン1を撮影しているときから、続編ができるといいねと話していたのですが、まさか2(「妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-」)と映画もできるなんて。すごく大きな贈り物をいただいた感じです。澪は、だまされたりひどい目に遭ったりしても人を信じる純粋な心を持っている女の子。妖怪さんたちが放っておくことができなくて、つい守ってあげたくなる気持ちも分かります。澪の真っすぐさをまねしたいです。ちなみに澪と私は表情が豊かなところが似ているかなと思います。

「途中参加の方も楽しめる現場にしたい」

小芝風花 撮影=大石隼土/スタイリスト=成田佳代/ヘア&メーク=竹下あゆみ/衣装協力=AULA AILA
小芝風花 撮影=大石隼土/スタイリスト=成田佳代/ヘア&メーク=竹下あゆみ/衣装協力=AULA AILA

――澪は、お岩さん(松本まりか)や酒呑童子(毎熊克哉)たちとシェアハウスで暮らしています。そんな彼女の周りには、人間界に紛れて生活する妖怪たちもちらほらいますね。

毎回、「どんな妖怪が登場するの?」とすごくワクワクしているんですよ。そしてその妖怪がこの作品ならではの妖怪像で現れたときはすごくうれしいです。ドラマはもちろん劇場版でも登場した河童(小久保寿人)なんて、闇落ちから普通の河童に戻ったらなまっていて…。これは台本にはないアレンジだったので、本当に驚きましたし、笑いました。演者さんの力が生きている作品なんですよ。常に笑いが絶えない楽しい現場なので、そこから生まれていくものも多かったです。劇場版では、これまでのような日本古来の妖怪ではなく、誕生したばかりの令和の妖怪も登場するので、ぜひ楽しみにしてください。

――劇場版には、AITO(望月歩)と呼ばれる人間離れした天才数学者が登場します。澪は、そんなAITOと取材で出会って恋に落ちますが、望月さんの印象は?

望月さんはすごく人見知りらしいんですよ。でも気にせず話し掛けていたら、望月さんのマネジャーさんが「こんなに現場でたくさん話している姿を初めて見ました」とおっしゃっていて。これはめちゃくちゃうれしかったです。主演をやらせていただいているときの一つの目標に、途中参加の方も楽しめる現場にしたいという思いがあったので、少しは自分の理想とする現場になっていたかなと思いました。そして望月さんをはじめとしたゲストの方たちや、シェアハウスメンバーには本当にいろいろ助けていただいています。現場では皆さんの演技を見ているだけでも勉強になりますし、何よりも面白いです。俳優として刺激をたくさんもらえました。

「欲がなかったら今の私はいなかった」

小芝風花 撮影=大石隼土/スタイリスト=成田佳代/ヘア&メーク=竹下あゆみ/衣装協力=AULA AILA
小芝風花 撮影=大石隼土/スタイリスト=成田佳代/ヘア&メーク=竹下あゆみ/衣装協力=AULA AILA

――物語は、欲を奪い取る妖怪が若者を無気力にしてしまうところからスタートします。妖怪たちの闇落ちの原因や澪と妖怪との絆も見どころですね。

欲ってすごく難しいと改めて考えさせられました。他人を蹴落とすような欲はない方がいいですが、自分を高める欲は絶対に持っていた方がいいと思うので。そういう向上心がないと何も頑張れないし、楽しみもなくなってしまいますから。私は、芸能界のことを何も知らずにこの世界に入ったのですが、そこでいろんな人や作品と出合い、もっといい演技をしたいなと思って今までやってきた感じです。だから、欲がなかったら今の私はいなかったんですよね。そう考えると結構欲まみれなのかも。きっと私は、今回の妖怪が考える理想郷には行けない人間です(笑)。

――誰もが楽しめるコメディー作品ですが、教訓や仲間との絆など現代に必要なことも詰め込まれているように感じました。

妖怪たちの姿は子供たちも楽しめますし、闇落ちしたわらし(座敷童子/池谷のぶえ)の本音など刺さる部分も多いはず。ご家族で楽しんでいただきたいです。そして次は、キョンシーやドラキュラなど世界の妖怪が登場するバージョンに挑戦したい!妖怪はまだまだいますよ。

◆取材・文=玉置晴子

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