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萩原聖人「奇跡に近い」 映画業界の不文律破った主演作の完成に感無量

  • 2022.6.30
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萩原聖人、映画『島守の塔』完成披露試写会に登場 クランクイン!

俳優の萩原聖人が30日、都内で行われた主演映画『島守の塔』の完成披露試写会に村上淳、吉岡里帆、香川京子、五十嵐匠監督と共に出席。1年8ヵ月の撮影延期を経て完成した本作について「奇跡に近いと思う」と述べた。

【写真】萩原聖人、村上淳、吉岡里帆が完成披露試写会に登場

本作は、萩原と村上がダブル主演を務め、約20万人が犠牲となった日本国内唯一の地上戦「沖縄戦」にフォーカスした戦争映画。戦中最後の沖縄県知事として赴任し、軍の命令に従いながらも苦悩し県民の命を守り抜こうとした島田叡(あきら/萩原)と、島田と行動を共にし、職務を超え県民の命を守ろうと努力した警察部長の荒井退造(村上)を中心に命の尊さを描く。

萩原はマイクを手にして開口一番、「外はとても暑いのですが、映画の舞台も沖縄。とっても暑苦しい映画です。心の熱中症にならないように気をつけてください」と挨拶。

すると五十嵐監督が、撮影時に用いていた黒革の脚本を手にして熱弁。「2年前、クランクインした4日目にスタッフが11人倒れた。ちょうど志村けんさんがお亡くなりになった時期で、コロナが大変だった時期です。それで沖縄の大きな病院でPCR検査をした。全員陰性で、日射病で倒れていた」と公にし、コロナ禍と相まって1年8ヵ月の撮影延期にいたったと回顧した。

次いで五十嵐監督は「普通、映画で延期になるということは、(製作が)中止になる」と説明。「ただ、ここ(台本)に書かれていたスタッフとキャストのおかげで、1年8ヵ月延期になったにもかかわらず完成した。奇跡的な映画」と評して感謝した。

萩原は「奇跡に近いと思う」とうなずき、「1年8ヵ月ぶりに現場に行くと、1年8ヵ月前と同じスタッフがいた。『あ、この映画は生きている』と実感できた。目に見えないところでのサポートもあるとうかがった」と明かした。

村上も「監督の熱量が普通じゃない。今日を迎えられたのは五十嵐監督のおかげ。ここまで一途な情熱をお持ちの監督はやはり信頼できる」と言い、「監督、ありがとう」とフランクな言葉で感謝を述べて会場の笑いを誘った。

さらに萩原は、監督の熱意に影響を受けてか「コロナ禍や時勢が不安定な中で上映できること、(公開が)沖縄返還50周年というタイミングも、スケベ心で言えば注目を浴びやすいかな、と。どんなきっかけでもいいから、この作品を知って、見てほしい」と熱弁。「楽しんでください、とは言えない。心して見てほしい」と会場の観客に訴えた。

映画『島守の塔』 は、7月22日より全国公開。

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