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『ペーパー・ハウス・コリア』で“トーキョー”役を演じた女優チョン・ジョンソ「残念な部分もある」

  • 2022.7.1
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Netflixドラマ『ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え』で強盗団の“トーキョー”役に扮した女優チョン・ジョンソが、インタビューで作品に対する感想を明かした。

6月30日、チョン・ジョンソのオンラインインタビューが行われた。

スペインの人気ドラマ『ペーパー・ハウス』を原作とする『ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え』は、統一を控えた朝鮮半島を背景に、天才的な戦略家とそれぞれ異なる個性と能力を持つ強盗団が繰り広げる史上初の人質強盗劇を描く作品だ。

『ペーパー・ハウス・コリア』は人気作のリメイクであるだけに、公開直後から視聴者の間で好き嫌いが分かれた。それに対してチョン・ジョンソは、「残念な点もあるし、残念なレビューもたくさん見た。それもやはり、ただのレビューだと思う。良い文章も多いが、周辺の知人たちからも“こういう部分は残念だった、この部分は良かった”といった率直なレビューをたくさん聞いた」と打ち明けた。

(写真提供=Netflix)チョン・ジョンソ

続いて作品の惜しかった点については、「今は何が惜しい、そうではないと自分から考えを持とうとしない。もう少し時間を置いて考えなければならない」としながらも、「もっと自分のスタイル通りにやっていたらどうだったか、押し通してみれば良かったのかと、そんな考えを少しずつしている。『ペーパー・ハウス・コリア』だけでなく、すべての俳優が作品をひとつ終えたとき、そんなことをみんな考えるのではないかと思う」と伝えた。

周辺の人の反応についても言及した。チョン・ジョンソは「Netflixが『ペーパー・ハウス・コリア』パート1を先に見せてくれた。私もその時、初めて最初から最後まで定走した。友達と一緒に見たのだが、反応は良かった。もちろん残念な点もあるとも言われたが、座った席で朝まで休まないで見た」と明らかにした。

チョン・ジョンソは現在、映画『ザ・コール』を演出したイ・チュンヒョン監督と公開熱愛中だ。イ・チュンヒョン監督から受けたアドバイスについて尋ねると、彼女は「作品の提案が私にあったとき、シナリオもほぼすべて一緒に読んでくれる。私とは少し違う演出家の視線があるようだ。シナリオがどうか、レビューもよくしてくれる。出演について考えるうえで、(イ・チュンヒョンの意見が)すごく多くの部分を占めると思う。たくさん助けられている」と説明した。

チョン・ジョンソは演技派俳優たちと一緒に作品を作った感想についても話した。彼女は「序盤はぎこちなくて、会ったばかりの状況で雰囲気が崩れるシーンもたくさん撮った。長い時間を共に過ごしながら、最終的にはたくさん親しくなった」と打ち明けた。

(写真提供=Netflix)チョン・ジョンソ

“トーキョー”を演じた彼女は、“教授”を演じたユ・ジテへの尊敬する思いを伝えた。彼女は「演技するときに演技的に新しく感じたことは、私が強盗団といつも苦楽を共にしたという点だ。そんななか一度、ユ・ジテ先輩(教授役)と会って演技する場面があった。私はユ・ジテ先輩の映画をすべて見た。ユ・ジテ先輩が出演した作品と、そのなかの先輩の姿がとても好きだった。先輩の演技を見ながら育ったので、演技するときはよくわからなかったが、終わってみたら素敵な方だともう一度考えた」と話した。

続いて「俳優としても尊敬するが、人格がとても素敵だと思った。背もすごく高く、一緒に撮影するときは良い話もたくさんしてくれた。そんな話が記憶にたくさん残っているようだ。本物の教授のような方だった」と述べた。

劇中、最も多く対立していた“ベルリン”役のパク・ヘスに対する印象も伝えた。チョン・ジョンソは「ベルリンとの対立シーンが後になるほどますます多くなる。実際のところ、パク・ヘス先輩はとんでもなく、いたずら好きだ。私もそうなので、たくさんいたずらをした。カメラが回る直前までいたずらをしていた」とし、「パク・ヘス先輩は北朝鮮の言葉を使ったが、撮影する前と撮影開始してからは、別の人間」と、和気あいあいとした雰囲気を伝えた。

『ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え』は去る6月24日、Netflixを通じてパート1(全6話)が公開された。

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