豊洲市場おさかな以外のお買い物レポート「魚がし横丁」

東京の梅雨も明け、暑い夏がやってきました！久しぶりにお出かけを楽しめる夏がやってきそうですね。

「豊洲市場はプロがお魚を買いに来るところ」そんなイメージがありますが、実は全天候型で涼しく、一般の方がお買い物を楽しめる、暑い夏にはおすすめのスポットなんです！

今回はそんな豊洲市場のとっておきのお店を、あえてお魚以外のアイテムに絞ってレポートします。

案外知らない？豊洲市場基本情報

豊洲市場についての誤解あるあるその1は「豊洲市場はプロのため市場で、一般客は入れない」というもの。

魚介類を取り扱う仲卸売場は、魚を取り扱う量販店や小売店、飲食店など、一定量以上を購入するプロを対象に販売しています。このため一般の消費者は購入できません。 じゃあ、豊洲市場は行っても意味ないの？お寿司屋さんとかで食べるだけしかできないのか？というと、答えはNO！

豊洲市場は新鮮な魚介類が楽しめるお寿司や飲食店だけでなく、「プロ御用達」の上質な品々をそろえた物販のお店もたくさん。食べて、お買い物するだけで楽しく美味しく一日中楽しめる絶好のスポットなのです。

豊洲市場に行く前に。「江戸前場下町」

豊洲と新橋を結ぶ東京臨海新交通臨海線ゆりかもめ「市場前」駅を下車。 改札を出ると案内板があり、豊洲市場内の飲食・物販のお店をチェックできる案内板があります。

待ち合わせを駅にすれば、先に来た人はこのボードでどこに行きたいかを検討しながら待てるので便利です。

豊洲市場をご紹介するまえに触れておきたいのが、市場前駅降りてすぐ左の階段をおりると目の前に広がる「江戸前場下町」。城下町ではなく場下町なのは、「豊洲市場」の場下町、という意味が込められているようです。

20に満たない飲食店・物販店がコの字型に配置され、中心には赤いパラソルが設置されています。こちらの飲食店で購入したものはこのテラス席で飲食可能。写真撮影時は朝早すぎてパラソルは閉じていましたが、暑すぎない日であれば、こちらのテラス席でお食事をとるのも気持ちよさそうですよね。

食のプロ御用達「魚がし横丁」

さて、いよいよ豊洲市場に入ってみましょう。まず最初にご紹介したいのが、市場前駅を背にして向かって左側にある管理施設棟3階にある「茂助だんご」さん。 なぜトップバッターがだんご屋？！と思われるかもしれませんが、豊洲市場の前の築地市場、さらにその前の日本橋魚市の時代に福田茂助さんが売り始めたおだんごがこの「茂助だんご」なんだそうです。

一口でパクっといけそうな茂助だんごが有名ですが、和菓子なども販売されています。夏限定の鮎を模した和菓子「鮎」は夏のお土産にいいですよね。どらやきも皮がもちもち、中身はぎっしり詰まったあんこで食べ応えがあり上品な味わいなのでおすすめ。

次に向かったのは仲卸売場棟4階「魚がし横丁」にある「鳥藤」さん。

鶏卸専門店で、お惣菜も販売しています。こちらの総菜はどれもおいしいです。焼き鳥を購入して夕食に、照り焼きを購入して子供のお弁当に。間違いないお味なので家族も喜び、私もラクができる、一石二鳥な食材を提供してくれている、とてもありがたいお店。 平日の9時半頃に伺いましたが、遅かった！

全て完売、ここの総菜を購入して夕飯づくりを楽にするのが豊洲に来た時の私のルーティンなのですが、今回はお預けとなってしまいました。残念。こちらの総菜をゲットしたい場合は、朝イチでまずは品物を確保しましょう！

気を取り直して向かったのが同じく「魚がし横丁」の「印度カレー 中栄」さん。イートインでもおいっしいカレー、ハヤシライスがいただけるのですが、こちらのカレー、ハヤシライスはテイクアウトできるんです。

我が家はカレー甘党？なので、甘口のビーフカレーかトマト風味のハヤシライスをチョイスすることが多いです。円筒型ウエットティッシュ位の大きさのプラ瓶にいれて持ち帰ることができます。家に帰ったら少し水を加えて5分ほど加熱するだけ。プロならではの煮込んだまろやかさとコクがある、やさしいお味を家庭で楽しめるのは嬉しい！ 家族が確実によろこぶ夕飯になりますよ。

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通常時、豊洲市場の観光客は日本人よりも外国人が多いと言われていました。それだけ築地、豊洲のネームバリューは世界にとどろいているということ。現在は、平日は混雑もなく快適にお買い物が楽しめます。今のうちですよ。ぜひ、足を運んでみてください。

豊洲市場内 魚がし横丁 店舗情報 住所 東京都江東区豊洲6－6－1 水産仲卸棟3階 アクセス ゆりかもめ「市場前」駅より徒歩5分 営業時間 各店舗により異なる 定休日 豊洲市場休市日に準ずる 魚がし横丁 HP http://www.uogashiyokocho.or.jp/