『私たちのブルース』のシン・ミナが存在感を示した代表作と言えるドラマに注目

ネットフリックスで配信され、話題となっているドラマ『私たちのブルース』。本作は、済州島を舞台に、島に住む人々の様々な物語をオムニバス形式で描いた作品だ。

イ・ビョンホンやチャ・スンウォンなどベテランの俳優たちが出演している『私たちのブルース』で、女優のシン・ミナはイ・ビョンホン扮するイ・ドンソクの初恋の人で、うつ病の主婦ミン・ソナを演じている。

シン・ミナは女優として多様な演技を見せており、『僕の彼女は九尾狐〈クミホ〉』や『アラン使道伝』、『海街チャチャチャ』など話題となった人気作で演技を披露している。

『僕の彼女は九尾狐〈クミホ〉』はイ・スンギが主演を務めた作品で、劇中には妖怪の九尾狐や鬼が登場する。シン・ミナは本作でヒロインである九尾狐のク・ミホを演じている。

その次に出演した『アラン使道伝』は、シン・ミナが記憶喪失の幽霊であるアランを演じた作品で、相手役のイ・ジュンギが幽霊が見えるウノというキャラクターに扮している。

ファンタジー・ロマンス時代劇である本作は、『僕の彼女は九尾狐〈クミホ〉』の人間と妖怪の恋愛を描いているように、『アラン使道伝』では人間と幽霊の恋愛を描いている。

この2作品のように不思議な力を持つキャラクターを演じてきたシン・ミナ。女優として経験を積んでいる彼女は、2007年に出演したドラマ『魔王』でも超能力者のソ・ヘインというキャラクターで登場していた。

さらに、シン・ミナは2021年にtvNで放送され、ネットフリックスでも配信されている『海街チャチャチャ』でソン・ヘジン役を務めている。

以上のように、女優として強い存在感を示したシン・ミナは、『私たちのブルース』でも、イ・ビョンホンとすばらしい演技を披露していた。

そんな彼女は、次回作ではどんなキャラクターに扮するのかがとても興味深い。きっと、次もドラマを成功に導いてくれるだろう。

文＝大地康