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アメリカの子供の誕生日会はパリピ養成機関【こんなとこだよアメリカ(6)】

  • 2022.6.26
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<アメリカの子供の誕生日会はパリピ養成機関>こんなとこだよアメリカ[#6]

誕生日って日本でもとても重要なお祝いですよね。
ただ、アメリカでの子どもの誕生日は、日本とは比べ物にならないくらい一大イベントです。

私は、3歳の終わりからアメリカのニュージャージー州に住んでいたのですが、誕生日といえばスケートリンクやボーリング場、レストランの一角を貸し切ってクラスの子全員(20人くらい)を招待するのが一般的でした。

これに親もついてくるので、ものすごい人数になるわけですが、アメリカの家はとっても広いので(4LDKS+地下室に広大な庭付きが普通でした)家で誕生日会をすることももちろんありました。

そういう時は、小さなメリーゴーランドや空気で膨らませる巨大な遊具をレンタルして、家の内外を巨大なバルーンアーチでデコレーションする、といった具合です。

公園かな?と思ったら一般宅の庭だった、というくらい子どものいる家庭は普段から広い庭に大きな遊具を置いている家が多いので、そこにレンタル遊具などが来るともはやカーニバル。

友人の誕生日会に、バルーンアートを作ってくれるクラウン(ピエロ)が来ていた時は子どもながらに羨ましかったのを覚えています。

ケーキもオーダーメイドで作ってくれるお店が必ずあり、空色ベースにレインボーカラーのバタークリームでデコレーションされたような日本人の感覚では作るのが難しい色合いのケーキが毎回出てきます(日本でもコストコに行くと見れますね)。

子どもの時はそれが普通のケーキだと思っていましたので、日本に帰ってきた時に見たショーケースに並ぶケーキがあまりに綺麗で驚きました!
今では子供の時のあのケーキ、歯が痛くなるくらい甘すぎて食べられません(笑)

ちなみに、子どものお誕生日会を開催するときは、招待したい人に招待状であるInvitationカードを作ります。

大変そうに聞こえますが、普通のスーパーやDollar Store(100均)でも、たくさんのInvitationカードを取り揃えているので、お気に入りのデザインを選べばオッケー!

子供が自分自身でカードを選ぶところから誕生日会の準備は始まり、学校で自分でカードを配り、親とケーキやレンタル品を考え、当日まで準備を進めていく…。
こうやって、アメリカ人はパーティー(イベント)を計画する英才教育をしている訳ですね!

さて、次回はアメリカの日本食の実態をご紹介します!

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