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待ち時間がツラい! パパが「1か月健診」で付き添うときの注意点

  • 2015.10.8
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【パパからのご相談】

もうすぐ第1子の1か月健診です。産院から、「付き添いの方と一緒に来るように」と言われたそうです。私が一緒に行くことになりそうなのですが、何か注意するべきことはありますか?

●A. 長い長い待ち時間との勝負になる可能性が高いです!

パパライターの矢山ユースケ@育休中です。

先日、私も娘の1か月健診の付き添いで参加してきました! 今回はそのときの体験記をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

●わが家の1か月健診体験記

まず真っ先に思い出されるのが、“待ち時間”の長さです。人気の産院に行ったこともあり、娘が1時間半、ママが2時間半でトータル4時間の長丁場でした。出産したばかりのころにママに貧血があり、追加の検査で時間が増えたとのことでした。

わが家のケースでは、娘の健診が先でママの健診が後でした。娘の健診のときはママが付き添いで一緒に行ってしまうので、残された私は一人でひたすら待っているだけでした。正直、「暇だな」と思いましたし、気がついたら待合室でうたた寝していました。

大変だったのはママの健診待ちの間でした。ママの健診時はママ単独で受診となるので、付き添いのパパは子どもと一緒に待つことになります。私は育休中で、ママが買い物や散歩に出ている間など、普段から娘と二人だけでお留守番しています。そのため、「待ち時間くらい楽勝でしょ!」と思っていましたが、これは大きな間違いでした。

●“オムツ替え”スペースを確認しましょう

ママが行ってしまってすぐに娘が泣き始めたので、「オムツかな?」と思い、オムツ替えができる場所を受付で確認しました。産院であればどこかにオムツ替えスペースがあるはずなので、周囲に見当たらなかったら受付で聞いてみましょう。

私の場合、結果としてすぐオムツ交換台の場所は分かったのですが、なんと女子トイレの入口前でした。誰かが私のすぐ後ろを通ってトイレに出入りするたびに、なんとなく気まずい気持ちになりました。しかし、やましいことをしていわけではないので、堂々とオムツ替えを遂行し、速やかにその場を離れました(笑)。

●暇つぶし対策が必要かも

オムツ替え以降、娘はすやすやと眠ってくれたので、あとはひたすら時間との戦いでした。文庫本も何も準備していなかったため、ぼんやりとスマートフォンをいじって時間つぶしをしていたのですが、気がつけば電池残量が10%を切っていました。

幸いなことに、こちらの産院の待合室には各種携帯電話やスマートフォンの充電器が備え付けられていたので事なきを得ました。とはいえ、モバイルバッテリーや充電器の準備をしておいた方が無難でしょう。

また、これほど待ち時間が長いと事前に分かっていれば、私もタブレットやノートパソコンを持参したかもしれません。実際にそれらを持ち込んでいる方もいらっしゃいました。

●母乳かミルクを用意しておきましょう

ママの健診も無事終わり、お会計も終えてタクシーを呼んだところで、それまでおとなしく眠っていてくれた娘がまたしても泣き出してしまいました。オムツもぬれておらず、求めるのはやはり、おっぱい。タクシーが来る直前で授乳できず、ミルクの準備もなかったため、どうにかなだめながら自宅へと帰って来るしかありませんでした。

このときの最大の失敗は、“ミルクを持参しなかった”ことです。健診に出発する直前にミルクを与えましたが、ここまでの長丁場になるとは思っていなかったため、持ち物に含めなかったのです。

1か月健診のように時間が読めない外出の場合は、ミルクもしくは搾乳した母乳を最低1回分は用意しておいた方がよいでしょう。スティックタイプやキューブ状の、携帯性の高い粉ミルクも市販されています。お湯は、受付に相談すればもらえる可能性が高いでしょう(実際にそのようにしてお湯をもらっているママがいました)。

●“お出かけの練習”と思いましょう

以上、わが家の1か月健診の体験記です。

1か月健診が“はじめてのお出かけ”となったので、いささか戸惑いはありました。ただ、結果からすると、最初のお出かけが“ママの健診付き添い”というのは、難易度が低く、「むしろ適しているかも」と思いました。

産院にはまず間違いなくオムツ台があり、ミルクのお湯ももらえます。オムツやミルクが不足してしまっても、ナースステーションに相談できます。多少子どもがグズったとしても、周囲にも同様の状態の親子がいますし、他の公共の場よりは明らかに子どもに対して寛容な雰囲気があります(もちろん泣かせっぱなしはダメですが)。

1か月健診以降、お子さんとのお出かけが徐々に増えていきます。1か月健診はそのいいシミュレーションになりますので、ぜひママと一緒に行ってあげてくださいね。

【参考リンク】

・健康診査の受け方 | 東京都こども医療ガイド(音声ガイドタイプ)

●ライター/矢山ユースケ(IT系パパライター)

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