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銀行員は見た!銀行口座で絶対やってはいけないNG行為3選

  • 2022.6.27
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自分の口座を適切に管理できていない人は意外と多いようです。特に銀行口座を複数所有する人にその傾向が見られます。銀行口座に関して、銀行員が「絶対やってはいけない」NG行為を3つ紹介します。

■使っていない口座(休眠口座)を放置する

通常、10年以上入出金等の動きがない銀行口座は「休眠口座」となり、ATMやインターネットバンキングの利用ができなくなります。ただ、銀行に申し出れば預金の払い戻しはできますし、銀行によっては口座が再び使えるようになる場合もあります。

しかし、以下に該当する場合は預金の払い戻しができないかもしれません。

・預金残高が1万円未満
・銀行から口座所有者への通知が届かない状態である

以上のいずれかに該当する預金は「休眠預金等活用法」にもとづく「休眠預金等」と位置付けられ、公益活動などの費用に使われます。そうなると、自分の預金でも払い戻しができない可能性が高くなります。

●銀行によっては「未利用口座管理手数料」を課す場合も

銀行口座の放置期間が10年未満でも注意が必要です。銀行によっては一定期間動きがない口座に「未利用口座管理手数料」を課す場合があるからです。

たとえば三菱UFJ銀行の場合、原則として2021年7月1日以降に開設され、かつ、2年以上一度も入出金がない口座は、未利用口座管理手数料(年間1,320円)の対象となります。

所有する銀行口座が多い人ほど「長く使わない口座」があると思います。その場合は以上のデメリットを被るリスクが高いので注意しましょう。

■口座の入出金明細を確認しない

銀行口座の入出金明細を確認しないことも絶対NGです。それによって生じる大きな弊害は2つあります。

●不正利用の被害に気づかない

たとえば、クレジットカードの引き落とし額が異常に多いと不正利用が疑われますが、一定期間内(通常は不正利用日から60日以内)に気づかないと、被害額の補償を受けられません。

●残高不足で口座引き落としができない

残高不足で光熱費やクレジットカード等の引き落としができないと、個人信用情報に傷がつき、それが度重なるとカードの利用停止などのペナルティを受けます。

以上のようなことにならないためにも、口座の入出金明細はこまめに確認しましょう。

■口座の不正利用

故意でなくても即口座凍結となるNG行為が「口座の不正利用」です。その原因となりうるケースを紹介します。

●第三者による不正アクセス

スマホの紛失やネットバンキングのログイン情報の漏洩などが原因で口座に不正アクセスされることがあります。

●紛失した身分証明書を悪用される

紛失した身分証明書で第三者が自分名義の口座を開設し、その口座を犯罪に使うケースもあります。

●不正利用目的で口座を譲渡・売買する

「儲け話がある」などの理由で、不正利用を目的とする口座の譲渡や売買を行う「犯罪」に手を染める人も少なくありません。

銀行は常に口座の不正利用に目を光らせています。不正利用が発覚すれば即座にその口座を凍結して警察に連絡します。そして、口座の譲渡・売買に関与した人は法律で罰せられます。

■所有する銀行口座を定期的にチェックしよう

所有する銀行口座の定期的なチェックを習慣づければ、以上で挙げた絶対NG行為を避けられます。それによって自分の銀行口座を安全かつ適切に管理できるでしょう。

文・fuelle編集部

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