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ワークアウトで疲れているはずなのに眠れない3つの理由

  • 2022.6.26
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朝起きて、子どもたちの世話に掃除。仕事を終え、家族が寝たあとは、自分の時間を思いっきり楽しむためにランニング。一日を終えてクタクタに疲れているはずなのに、ベッドに入って数時間、眠りにつくことができないのはどうして? 専門家に話を聞いた。

ホルモン

ランニング中は、数々の素晴らしいホルモンが血中に分泌される。例えば、“幸福ホルモン”として知られるセロトニン。でも、激しく体を動かすと、睡眠の邪魔をするストレスホルモンのコルチゾールも副腎皮質から分泌される。コルチゾールが分泌されると、運動中も糖質が底をつかない。また、視床下部-下垂体-副腎系が活発になるため、体が目覚めて激しい運動が楽になる。でも、この状態が就寝時間まで続くのは大きな問題。

対処法:ハードなランニングセッションのあとは特に燃料補給を怠らず、寝る前にグリコーゲンを確保して。

体温

就寝時間の約2時間前に体幹温度が約2度下がると、体は入眠を開始する。この自然な概日プロセスをハードなインターバルトレーニングなどで阻害すると、ぐっすり眠れなくなってしまう。運動後は体温が2度下がるどころか上がるため、入眠と熟睡が困難になる。

対処法:扇風機、クーラー、アイスパックなどで体幹温度を下げるといい。

カフェイン

カフェインがパフォーマンスを高めることは広く知られているけれど、午後や夜のワークアウト前にエスプレッソを飲むときは、それが睡眠に与える影響を考えて。就寝時間の6時間前に摂取したカフェインが睡眠を妨げることもある。

対処法:カフェインは〇時までと決めておこう。寝たい時間の少なくとも6時間前が理想的。夜10時までに寝たいなら、最後の紅茶やコーヒーは午後4時までに。

※この記事は、ランナーズワールドから翻訳されました。

Text: Rick Pearson Translation: Ai Igamoto

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