1. トップ
  2. シンク下をうまく使いこなすには、「排水管」を攻略せよ!/きれいな家をつくる「整理収納」術

シンク下をうまく使いこなすには、「排水管」を攻略せよ!/きれいな家をつくる「整理収納」術

  • 2022.6.25
  • 5008 views
半永久的に使える収納システムをつくって解決! (C)KADOKAWA
半永久的に使える収納システムをつくって解決! (C)KADOKAWA

おうちで過ごす時間が圧倒的に増えたここ数年。「家でも家族が気持ちよく、楽しく過ごせるようにしたい!」と思う反面、家事の手間は増える一方…。

家事だけでなく、仕事や育児にも忙しい毎日で、どうしたらきれいな家をつくれるのか? そんなお悩みを解決するヒントをお送りします。

ちょっとした労力と工夫で、家じゅうがすっきりしたら、暮らしがもっと豊かになるはず!

※本記事はレタスクラブ編集の書籍『保存版 レタスクラブ特別編集 きれいな家をつくる「整理収納」術』から一部抜粋・編集しました

ごちゃごちゃ、しまいにくさの原因 シンク下の「排水管」を攻略せよ!

キッチンのシンク下収納は空間が広く、スペースをうまく区切って使いこなすにはハードルが高め。

入れるべきものの見極め方や選ぶべき収納グッズを、読者S・Tさんの家を例に

整理収納アドバイザーの中山真由美さんに徹底的に教えてもらいました!

■教えてくれたのは

教えてくれたのは中山真由美さん (C)KADOKAWA
教えてくれたのは中山真由美さん (C)KADOKAWA

中山真由美さん

一人一人の暮らしと気持ちに寄り添う整理収納術は、ものだけでなく、心の整理もサポートしてくれると大人気。対面&オンラインで整理収納レッスンも行なっている。

■BEFORE

一見収納グッズを使って工夫しているけれど、使い勝手が悪い…

一見収納グッズを使って工夫しているけれど、使い勝手が悪い… (C)KADOKAWA
一見収納グッズを使って工夫しているけれど、使い勝手が悪い… (C)KADOKAWA

【問題点 1】

収納グッズを選び間違えて使いやすいスペースを減らしている

結婚当初に購入したというラック。「一見、取り出しやすそうに見えますが、収納量は少なめ。外にも洗剤があふれてしまっているので、収納力が高く、取り出しやすい収納グッズに変えたほうがよさそう」

【問題点 2】

シンク下に収納NGなものがスペースを取り過ぎ

ひときわ大きなスペースを取っているのが米びつ。「米びつや高さのある調味料ボトルなど、引き出しに入り切らない食品をシンク下に置きがち。スペースを取るだけでなく、カビや虫がつくので移動を」

【問題点 3】

100円ショップのコの字ラックは重いものを載せるには不向き

100円ショップのプラスチック製のコの字ラックを鍋置きに。「重い鍋を置いてしまうとグラグラと不安定になり、いずれ変形する可能性も。重ねて使っているので、奥のものも取りづらい状態に」

■STEP 1

まずはサイズを測り、使える空間を把握せよ!

幅、奥行き、高さをきっちり測る

「紙に収納スペースの形と排水管の位置を書き、全体の幅と奥行き、高さ、そして排水管までのサイズも、右の写真にならって書いてみましょう。扉の蝶つがいの部分も忘れずに。この作業をしっかりしておけば、収納グッズを選ぶときに間違いがないんです」。観音扉が内側に納まるタイプの収納は、扉の厚さを差し引いて考えること。

まずはサイズを測り、使える空間を把握せよ! (C)KADOKAWA
まずはサイズを測り、使える空間を把握せよ! (C)KADOKAWA

下から排水管までの高さなど、排水管の出っ張りをしっかり把握するのがポイント。

排水管の出っ張りをしっかり把握するのがポイント (C)KADOKAWA
排水管の出っ張りをしっかり把握するのがポイント (C)KADOKAWA

■STEP 2

シンク下に入れるべきものを見極めよ!

POINT 使用頻度の低いイベントグッズは別の場所に移動

「シンク下は『常に動きがあるものを入れる場所』と決めましょう。水けや油がついた調理器具などを長い間、ここで保管するとカビや虫がつく原因となります」。バーベキューの野菜用のざるや餅焼き用の網など、イベントのときにしか使わないものは袋に入れて、廊下にある収納へ。

使用頻度の低い イベントグッズは別の場所に移動 (C)KADOKAWA
使用頻度の低い イベントグッズは別の場所に移動 (C)KADOKAWA

POINT 湿気が多いシンク下に 米びつはNG!

大きすぎて、シンク下収納にしか入らなかったという米びつ。「湿気の多いシンク下には本来、食品を入れるのは避けるべき。特にお米は湿気だけでなく虫もつくので、すぐ移 動しましょう。シンク下以外の収納に入らないのであれば、米びつ自体を小さくすることも検 討してみて」

湿気が多いシンク下に 米びつはNG! (C)KADOKAWA
湿気が多いシンク下に 米びつはNG! (C)KADOKAWA

POINT よく使う調理器具 を選別し取り出しやすい場所へ

「鍋やボウルなどは、同じ種類でまとめがちですが、あまり使わないものが交ざっていると取り出しにくくなります。まずは使用する頻度やシーンで分けてみて」。お菓子やパン作りが趣味のS・Tさんは泡立て器が多め。毎日の料理で使うものと製菓用のものを分けて収納 することに。

サイズ違いの泡立て器が何個も… (C)KADOKAWA
サイズ違いの泡立て器が何個も… (C)KADOKAWA

POINT そもそもの在庫量を見直そう

「ジメッとしたシンク下収納の奥は、何となく手をつけづらく、放置している人も多いんです。不要なものが多いはずなので、中身をすべて出したら、必要なものとそうでないものを分けて」。S・Tさん宅では20年前の漂白剤が2本も出現。これは水で薄め、排水溝に流して処分。

そもそもの 在庫量を見直そう (C)KADOKAWA
そもそもの 在庫量を見直そう (C)KADOKAWA

■STEP 3

使い勝手はプライスレス! 惜しまず「投資」せよ!

使い勝手はプライスレス! 惜しまず「投資」せよ! (C)KADOKAWA
使い勝手はプライスレス! 惜しまず「投資」せよ! (C)KADOKAWA

奥のものも取り出しやすいスライドラック

「奥行きのあるシンク下でも、奥のものが取り出しやすいようにカゴ部分が手前にスライド。上のカゴの高さが自由に変えられ、下には高さのあるボトルを、上にはこまごましたものが収納できます」。サビにくく、丈夫なステンレス製で、カゴについた底板は取り外して洗うことも可能。

ステンレス製の伸縮ラック

シンク下の湿気にもサビず、重さにも耐えられるステンレス製。「棚の高さも自由に変えられ、ラック全体の幅もワンタッチで伸縮できます。さらにすごいのは10cm幅と15cm幅の棚板。排水管の位置にかかわらず、うまく避けて置けるんです。ネジも使わないので、設置も簡単!」

■STEP 4

使いやすい配置をマスターせよ!

使いやすい配置をマスターせよ! (C)KADOKAWA
使いやすい配置をマスターせよ! (C)KADOKAWA

空間の広いシンク下では動線に合った配置が大事

収納グッズを選んだら、次に考えるべきは動線に合わせた配置。「コンロ下の収納がない場合、コンロ側には鍋やフライパンなど、コンロまわりで使うものを置きます。同様に、洗剤や掃除道具は反対側に。まん中は、ボウルやざるなどシンクまわりで使うものを置きましょう。扉裏にものを掛けるときも、立ち位置や、利き手を一緒に考えて」

■AFTER

半永久的に使える収納システムをつくって解決!

半永久的に使える収納システムをつくって解決! (C)KADOKAWA
半永久的に使える収納システムをつくって解決! (C)KADOKAWA

スライドラックに洗剤や掃除道具をまとめて

「食器用洗剤のストック、キッチンやリビングの掃除で使う洗剤の取り出しやすさと収納力がグッと上がりました」。上の棚には排水口用のネットやポリ袋、掃除用のスポンジを収納。

スライドラックに洗剤や掃除道具をまとめて (C)KADOKAWA
スライドラックに洗剤や掃除道具をまとめて (C)KADOKAWA

よく使うボウルや鍋を伸縮ラックの手前に

つり戸棚にあったボウルやざるを、シンク下に。「あるべき場所に置くことで、使い勝手が格段にアップ。ボウル類はよく使うものを厳選し、重ね過ぎないのも取り出しやすくするポイント」

よく使うボウルや鍋を伸縮ラックの手前に (C)KADOKAWA
よく使うボウルや鍋を伸縮ラックの手前に (C)KADOKAWA

米びつは別の引き出しに移動

シンク下収納の横にある引き出しのいちばん下を整理し、米びつが入るスペースを確保。「湿気の少ない場所に移すのがマスト。米びつを入れて空いたすき間には、調味料ボトルを入れて、ここは食品をまとめる引き出しに」

米びつは別の引き出しに移動 (C)KADOKAWA
米びつは別の引き出しに移動 (C)KADOKAWA

調理器具は用途別に使いやすい場所へ

毎日使うこまごました調理器具は、引き出しのいちばん上にまとめて。「調理で使う泡立て器もここに移動。大きめの泡立て器は、お菓子やパン作りのみに使うので、それ専用のセットとしてつり戸棚へ収納」

調理器具は用途別に使いやすい場所へ (C)KADOKAWA
調理器具は用途別に使いやすい場所へ (C)KADOKAWA

編集=レタスクラブ編集部/『保存版 レタスクラブ特別編集 きれいな家をつくる「整理収納」術』(KADOKAWA)

元記事で読む
の記事をもっとみる