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現代美術家ハビア・カジェハの展覧会、「パルコ ミュージアム トーキョー」にて開催

  • 2022.6.24
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「渋谷パルコ」4階の「パルコ ミュージアム トーキョー」にて、スペイン人アーティストのハビア・カジェハの展示が始まる。展覧会『ミスター・ギュンター、ザ・キャット・ショー』には、作家の愛猫ギュンターをモチーフにした作品をはじめ、立体作品やペンティングなどが集結する。2022年6月25日(土)〜7月18日(月祝)まで開催。

スペイン・マガラ市で生まれ、グラナダ美術大学を卒業したのちにマガラで制作活動を続けているハビア・カジェハ。くりっとした大きな目の子供のような顔が描かれた作品が特徴的だ。作家自身がルネ・マグリットや奈良美智、クリス・ヨハンソンのファンだと聞いて納得。アニメのようにキャラクター化された人物像は、愛らしいのに、それを超えてどこかシュールレアリスティックな印象を放っている。微妙な表情や散りばめられたテキストを見ていると、画中に自分だけのストーリーが浮かんでくるから面白い。

展示作品より

展示作品より

展示作品より

カジェハは日常のなかの驚きやユーモアを丁寧にすくい上げ、ウィットの効いた手法で見る人に投げかける。作品は日本では渋谷の現代アートギャラリー「NANZUKA」で取り扱われていて、今回の展覧会も同ギャラリーのキュレーションによるもの。展示の主役となるのは、”ミスター・ギュンター”ことカジェハと彼の恋人の愛猫・ギュンターだ。

展覧会ポスター

渋谷に現れたキュートな黒猫!

「渋谷パルコ」公園通り側エントランスには、巨大化したギュンターがパブリックアートとして登場。会場内でも、木彫り立体作品やペンティングなどの作品のなか、随所にギュンターが現れ、スペース全体がインスタレーションとして構成される。

会場では、展覧会記念商品も販売。ソフビ人形やアクリルマグネットなど、カジュアルな形で手にしても”ハマる”のがカジェハならでは。楽しい思い出とともにギュンターやキャラクターをおうちに持って帰ろう。

作品をモチーフにしたソフトビニール人形。Edition Sofubi「Heads(ver.2)」H30 x W11.6 x D12 cm ¥99,000 *購入は1人につき一点まで。

Edition Sofubi「Heads(ver.2)」外箱イメージ。

ポストカードセット(3種一組) ¥880

アクリルマグネット 各¥715

ポスター 各¥2,200 *購入は1人につき一点まで。

作家からは、「日本の皆さんに、私たちの大事な家族であるギュンターを紹介できることをとても嬉しく思っています」とのコメント。見に行くとちょっと心が上向きになるような、そんな展覧会だ。

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