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これは厳しい!「保活」バトルの真実はこんなに深刻だった!

  • 2015.10.8
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ワーキングマザーの一大イベントとも言えるのが「保活」。かくいう私も、2度の保活経験者であります。

世田谷区という都内でも屈指の保活激戦区なので、特に第一子のときは情報も乏しく苦労しました(涙)。

オウチーノ総研が、子供がいる首都圏在住の20歳~45歳既婚女性826名を対象に行った「『保育園・幼稚園』に関するアンケート調査」の結果が興味深かったので、いくつかご紹介したいと思います。これから「保活」バトルが待ち受けている人は必見!

 

まず、「希望していた、もしくは希望している園」と「実際に通った、もしくは通っている園」をそれぞれ聞いたところ、「希望していた、もしくは希望している園」は「許可保育園」が29.4%、「認証保育園」が1.9%、「認定こども園」が2.1%、「保育ママ」が0.5%、「無許可・許可外保育園」が0.7%、「幼稚園」が53.7%、「通わせたくない」が1.4%、「分からない」が10.3%でした。

「実際に通った、もしくは通っている園」は「許可保育園」が21.5%、「認証保育園」が2.5%、「認定こども園」が2.1%、「保育ママ」が0.5%、「無許可・許可外保育園」が1.9%、「幼稚園」が48.0%、「通わせなかった」が1.1%、「まだ通っていない」が22.4%という結果となりました。

実際に通った、もしくは通っている園が希望通りの人は89.1%、希望通りにいかなかった人は10.9%でした。

子供の年齢別に希望通りにいかなかった人の割合を見ると、0歳~3際では16.7%、4~6歳では15.6%、小学生では10.1%と、中学生以上では4.5%と、年齢が若くなればなるほど希望通りにいかなかった人が増えているという結果となり、年々「保活」が深刻化してきていることがわかりました。

では、保育園や幼稚園を選ぶ際、重視するポイント何なのでしょうか?

ベスト3の結果は「立地」が最も多く67.1%、「園内環境」が38.2%、「料金」が35.0%となりました。

「立地」を重視する具体的な理由を聞いたところ、「何かあったときにすぐにかけつけられるように、自宅から近い方がいいから」(45歳/専業主婦)や「自宅から駅までの通り道にないと、お迎えに間に合わないから」(32歳/会社員)などがありました。

たしかに自宅から近いに越したことはないのですが、なかなかそうも言っていられないのが現状なんですけどね。

「園内環境」を重視する理由は、「広い方がいいから」というが最も多く、「プールや園庭などが広く充実していてほしいから」(37歳/パート・アルバイト)など、園庭を重視するという声が多く聞かれました。

「料金」を重視する理由の具体的な意見として、「姉弟で通わせたいので、比較的料金が良心的なところを探した」(42歳/パート・アルバイト)などがありました。

無認可保育園だと、毎月の保育料が10万円オーバーもザラ。お給料のほとんどが保育園代にとんでいく……なんていう悲しい現実も実際にはあるんです。

では、希望の保育園や幼稚園に入園するためにみんながしていることはあるのでしょうか?

ご自身やご家族が行ったことのトップは、「自分の就労条件を変えた」が4.9%。以下、「引っ越しのタイミングで、希望の保育園・幼稚園に入園できるエリアを選択した」が4.1%、「出産後の職場復帰を早めた」が2.9%と続きました。

特筆すべきは、0~3歳児の母親で、保育園・幼稚園に入れるために「自身の就労条件を変えた」という人が13.8%、「出産後の職場復帰を早めた」という人が9.2%と高い数字だったこと!

特に許可保育園は、母親もフルタイムで働いていないと入れない所が多いので、勤務時間を延ばさないといけなかったり、逆に延長保育のない園だと勤務時間を短縮せざるをえなかったりと、園に合わせて就労条件を変えている人が多いのも納得です。また、「0歳の4月じゃないと待機児童になる可能性があったので、生後4か月、4月時点で職場復帰した」(28歳/会社員)という、保活の厳しさを物語る回答も見受けられました。

少子化問題と騒ぐ前に、実際の「保活」の現状がよくならないと、安心して子供を産めないと思いませんか? 2015年度に導入された「子ども・子育て支援新制度」によって、少しでも改善されることを願うばかりです。(和田美恵子)

情報提供元:オウチーノ