素敵な絵画を目でこころで感じる機会【白松アートホール】

みなさん、こんにちは。地域特派員のゆみっちです。お家時間が長い現在。長い間過ごす場所にある絵画に心癒されるときもあります。 そのような中、先日の県内ニュース番組で紹介されていたのが、Siromatsu アートホールです。 素敵な絵画がたくさん展示されているとのこと。いつもは、美術館や百貨店のギャラリーで絵画を観賞していましたが、こちらでは絵画等を一般の人も観て購入することができると知り、さっそく出かけてみました。

Siromatsu アートホール

青葉区国分町、広瀬通りと晩翠通りの角に位置する白松ビルの3階に、Siromatsu アートホール～ギャラリー ミラノ～があります。

白松ビルの晩翠通り側入り口に案内の表示が出ています。

受付

エレベーターで3階へ。エレベーターの扉が開くとアートホールの入口となります。

• （作家の方々の敬称を省略して紹介します）

正面の大きな絵は佐藤 泰生「ベネチア」油彩二曲半双屛風です。色鮮やかに街が描かれていますね。左手に受付があります。

館内にはたくさんの絵画

Siromatsu アートホールでは、展示会の開催の他、毎年、絵画などの入札オークションを行っているそうです。 現在は「第58回夏期 絵画・入札オークション」（2022年6月2日～7月23日10：00～18：00）を開催中です。 館内には、多くの作品が展示されています。日本画・洋画・版画、彫刻・工芸合わせて出品作品は400点とのことです。

こちらは3階の入口に置いてある案内資料です。入札オークションの他、展示品をゆっくり鑑賞することもできます。

Siromatsu アートホールの絵画入札オークションで購入する場合は 気に入った絵画を購入したい場合は、絵画に表示されている入札価格を目安に申し込みをします。申し込みのあった方の中からその絵を購入することができます。普段は手にする機会が少ない絵画が、嬉しい価格で購入することができるかもしれません。夢があります。

日本画

主な出品作家（敬称略） 山本 丘人 金島 佳華 中村 正義 立石 春美 濱田 台児 荘司 福 郷倉 千靭 牧 進 福井 爽人 久保 嶺禰 後藤 順一 柳沢 正人 河嶋 淳司 上村 松園（軸） 他

アートホールの方から、作品についてのお話を伺いながらゆっくりと観ることができました。

濱田 台児 「孔雀」日本画10F

伊東 深水「首夏」日3号

美人画で有名な伊東深水のめずらしい風景画や、その息子の伊東万燿の作品もありました。

岸本志津「藤の花」10号日本画

繊細な葉の描写とともに、藤の花が薄桃色から薄紫色に、やさしくたおやかに咲いている様子に一目で魅了されました。

実際に部屋に飾ってみると、金色の背景の中に、薄緑色の葉と薄紫色の花が浮き立って見えました。

洋画

主な出品作家（敬称略） 中村 一政 彼末 宏 小松崎 邦雄 藤島 武二 田村 能里子 葛西 四雄 佐藤 泰生（屛風） 他

ミッシェル・ロッド「黄色いチューリップ」油25号

ドン・ハットフィールド「午後の読書」油彩10号

力強く華やかな印象の作品が多くみられた洋画。ひとつひとつの存在感が大きく感じられました。 アートホールの方のお話によると、「こちらに飾っていると小さく感じますが、実際に購入して壁に飾ると、さらに存在感が増すようです」とのこと。

版画・彫刻・工芸

主な出品作家（敬称略） 澤田 政廣 雨宮 敬子 富永 直樹 加藤 豊 藤田 喬平 金城 次郎 岩田 藤七 他

平山 郁夫「シルクロード 古都幻想 北京の夕」銅板版画

棟方 志功「菩薩尊々図」リトグラフ

マリーローランサン「少女」版画

手塚 治虫「アトム2021」ピエゾグラフ

個性豊かな作品の数々。近づいて観たり、離れて観たり、じっくり鑑賞しました。 今回は、アートホールの方のお話を伺いながら、時間をかけてゆっくりと絵画を鑑賞！満足度Maxです。

これまで見たことのない作家の絵画にも触れる機会を得て、絵画に刺激を受け、また癒やされ、とても充実した時間を過ごすことができました。 みなさんも、Siromatsu アートホールの絵画を見て「目でこころで感じる機会」を作ってみてはいかがでしょうか。

DATA

Siromatsu アートホール ＜住所＞仙台市青葉区国分町1丁目8-11 白松ビル 3F ＜電話番号＞022-211-5733 ＜営業時間＞10：00～18：00 ＜第58回夏期 絵画・入札オークション＞2022年6月2日～7月23日10：00～18：00