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自分だけのハンモックを作ろう!オススメの素材からアレンジまで解説

  • 2022.6.23
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ハンモックの作り方

今回は大きな布地とロープだけを使ったシンプルな作り方を解説!自由に装飾やペイントを施して個性的な手作りハンモックを作ってみましょう!

必要な材料

ハンモックを作るにあたって、なるべく頑丈な布地とロープを用意することが一番のポイントとなります。材料の大きさについては身長や設置したい場所に合わせて考えるとベストです!

材料
・頑丈な布地
・ハンモックに通すための頑丈なヒモ
・木や柱に括り付けるための頑丈なヒモ
・カラビナ
・強度の高い縫い糸
裁縫道具・メジャー
・裁ちバサミ
・縫い針、まち針
・ミシン(手縫いの場合は必要ありません)

製作手順

手順1: 布の全ての辺を、額を作るイメージで三つ折りにして縫う
布の強度を高めるために、全ての辺を三つ折りにして縫いましょう。折り幅は3cmほどで、布の額縁を作るイメージで縫うとしっかりとした見た目になります。

手順2:布の短辺を10cmほど折り返して縫う
ハンモックを吊り下げるためのロープを通す筒を作ります。巾着袋を作るようなイメージで、10cm以上の余裕ある折り幅で折り返して縫いましょう。使うときに負荷が最もかかる箇所なので、何重にも縫い直すとベストです。この時にジグザグ縫ってみたりすると個性が出てきます!

手順3:短辺の筒にロープを通し、両端を結ぶ
手順2で作った筒状の部分にロープを通します。ロープを2本ほど束ねてから通すと強度アップ!輪を作るようにロープの両端を結びましょう。

手順4:木や柱に括り付けるためのロープを作る
ハンモックに通すロープの他にも、ハンモックを吊るすためのロープを作りましょう。ロープを半分に折り、ロープ端の部分を固結びでしっかり結びます。そこから20cm間隔で固結びのこぶを作っていきます。

手順5:2種類のロープをカラビナでつなげる
布地に通したロープと、木に括り付けるロープをカラビナでつなげます。こぶが多い方のロープに対しては、括り付けたい長さに対応してこぶとこぶの間にカラビナを付けましょう。

手順6:完成!
あとはハンモックを張るだけ!急に負荷をかけると破損や怪我の原因になるので、まず低く張ってゆっくりと乗り、耐久性をチェックしましょう。外で使う場合は汚れがつきやすいので、撥水スプレーなどの処理をおすすめします。

ペットにもハンモックをプレゼントできるかも?

ペット用のハンモックは、一般的なハンモックの作り方と同様ですが、動物のサイズに合わせて作りましょう。お揃いのハンモックを作ってプレゼントすると喜んでくれるかも!作成時はペットが安定して寝られるように、四隅をそれぞれ少し張るように留めるのがポイント。両端のロープをまとめて2点で留めてしまうと、ペットがバランスを取れずにハンモックから落ちてしまう可能性があるので注意しましょう。

手作りハンモックの注意点

製品化されているハンモックは、それぞれのメーカーの厳しい耐久テストをクリアして販売されています。一方でハンモックを手作りする際は、耐荷重性や安全性を自分の手で慎重に確かめる必要があります。大怪我につながる可能性があるので、漏れなく丁寧にチェックしていきましょう!

充分な耐久性を持つ素材を選ぶ

ハンモックの使い方は人によってさまざまです。1人で使うこともあれば、家族や友達と一緒に乗る場合もあります。使う人の総重量をできる限り考慮し、充分な耐久性を持つ素材を選びましょう。

他人が使う際は注意深く見守る

自分とは違った体格の人が使う際は、ハンモックが壊れたりひっくり返ることがないようにサポートしましょう。特に子どもやペットは上手くバランスが取れないので、大怪我のリスクを無くすためになるべく低い位置にハンモックを張るなど、充分に対策しましょう。

ハンモック作りにおすすめの素材

最も大事な、人の体重に耐えられるような強度の素材を解説。好みの色合いや肌触りに合わせて選んでみましょう。

おすすめの布地2選

まずおすすめしたい布地は帆布です。帆布は麻や綿を平織りで厚く織り込んだ生地のこと。日本では、帆布は厚みの違いによって1号から11号までの号数が割り振られており、号数の数字が小さいほど糸の密度が高く丈夫な生地となっていきます。分厚くなるほど裁縫しづらくなるので、耐荷重性と加工のしやすさのバランスが良い9号がおすすめです。

次におすすめしたいのが、カーテン生地です。耐久性が高く、ものによっては耐火性があったり汚れにくかったりと、屋外などの汚れやすい場所向けのハンモックを作りたい場合におすすめです。カーテンとして使うための加工がされてない生地が売られていますが、使わなくなったカーテンがあれば活用してみるのも一つの手です。

おすすめのロープ2選

一つ目はガイロープ。ガイロープはタープやテントを張る際に使われるもので、丈夫さとカラーバリエーションの多さが特徴です。太さ4mmのガイロープが主に使われていますが、木に括り付ける際の摩擦や安全性を考慮して5mmを購入するのが一般的。

次におすすめしたいのが綿ロープ。こちらもガイロープと同様に耐久性抜群!熱や紫外線に強いので屋外での使用に向いています。独特の素朴な質感も特徴的で、ナチュラルなハンモックと相性ぴったりです。

こんなハンモックも作れるかも?

作り方を応用することで、使い心地や用途の異なるハンモックを作れることも。ここではハンモックの種類を紹介していきます!

ネットタイプのハンモック

その名の通り、ロープを編み合わせて作られている網状のハンモックです。伸縮性と通気性が高く、暑い場所で快適に過ごせます。手作りの際はロープを一から編み込んでいくので、自分の好きな編み目模様で作れることも魅力の一つ。

バーハンモック

ハンモックの短辺の部分に棒を差し込んだタイプをバーハンモックと言います。棒があることによって人が乗っても布がぴんと張り続けてたわみにくいので、開放的な使い心地を得られることが大きな魅力。

ハンモックチェア

ハンモックを座る用途に特化させたものがハンモックチェアです。寝そべることはできませんが、コンパクトに設計されているのでかさばることなく使えます。自立式のスタンド、または天井や梁からぶら下げて使うことが多いので、スタンドを購入するか自作するのがおすすめ!

世界に一つだけのハンモックで友達に自慢しよう!

今回はハンモックの簡単な作り方を解説しつつ、おすすめの素材とハンモック作りの応用を紹介しました。大きな家具を一から作るようなものなので時間はかかるかもしれませんが、手間暇をかけるほど完成した時の喜びも大きいものです。世界に一つ、自分のためのハンモックを作って友達や家族に自慢しましょう!

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