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油断してると口臭の原因にも 舌ケアで爽やか口内美人に

  • 2015.10.7
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笑顔の印象を大きく左右する口元。素敵な口元を演出するには、歯や唇だけでなく舌のケアにも手を抜いてはダメ!

舌が汚れていると、見た目が悪くなるばかりか、口臭の原因になってしまうこともあるのです。

油断してると口臭の原因にも 舌ケアで爽やか口元美人に

■舌の汚れが口臭の原因に!?

鏡で舌を見たときに、表面の白さが気になったことはありませんか? 舌の表面についている白いコケのようなものは、「舌苔(ぜったい)」といい、食べカスや細菌、唾液の成分などがついたものです。

健康な舌は、全体がピンク色で、表面にうっすらと舌苔がついている状態。でも、この舌苔が多すぎると、食べカスや雑菌が合わさって口臭の原因になってしまうことがあるのです。

■キレイな舌をキープするためのケア法とは

舌をキレイにするには、舌ブラシや舌クリーナーでのケアを行いましょう。まずは鏡で舌苔のついている場所を確認。そして、舌ブラシなどで奥から手前に引くようにして、余分な舌苔を取り除きます。「オエッ」という嘔吐感が出やすい人は、数秒息を止めながら行うと楽ですよ。

また、このとき気をつけなければいけないのが、決して力を入れてこすらないこと。強くこすりすぎると、舌にある味覚を感じるための味蕾(みらい)細胞を傷つけてしまう恐れがあります。舌苔が多くなるのは朝起きてすぐなので、朝1回、やさしくケアを行うようにしてください。

■小顔効果も期待できる!? 舌を鍛えるエクササイズ

食べカスが付着するのを防ぐためには、舌の筋肉を鍛えるのも効果的。ケアを行う際には、カンタンな舌エクササイズをプラスするのもおすすめです。

やり方はカンタン。口を閉じて、歯茎をなぞるようにして舌をグルグルとゆっくりとまわします。10回まわしたら、反対側にも10回。慣れたら10回を1セットとして、1日2~3セット行ってみてください。

舌だけでなく口周りの筋肉やフェイスラインにも働きかけ、小顔効果や二重あご解消も期待できますよ。

■ここに注意! ケア方法を間違えると逆に口臭が悪化する!?

舌のケアをしたいけれど、専用の舌ブラシや舌クリーナーがない…。そんなとき、つい歯ブラシで舌をこすりたくなってしまいますよね。

でも、舌の表面はとてもデリケート。かたい歯ブラシでこすると粘膜を傷つけ、雑菌の繁殖を招いて口臭がひどくなる可能性が。また、味蕾細胞が傷つくことで、味覚障害を引き起こしてしまうこともあるのです。

もし専用の舌ブラシがない場合は、歯ブラシは使わず、水に濡らしたガーゼや綿棒で代用を。力を入れず、やさしく3回程度こすればOKです。

舌苔が多くて気になる場合も、2~3日ケアを行えば徐々にキレイな舌になっていきます。その後は1週間に1度を目安にお掃除をして、爽やかな口元をキープしてください。

(加藤 朋実)

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