1. トップ
  2. レシピ
  3. 絶好のロケーション! 行列ができる「江ノ島小屋」で、脂がのった旬の魚を味わいましょう

絶好のロケーション! 行列ができる「江ノ島小屋」で、脂がのった旬の魚を味わいましょう

  • 2015.10.6
  • 1348 views

竜宮城の駅舎でお馴染みの小田急江ノ島線・片瀬江ノ島駅から徒歩2分。片瀬漁港そばの「江ノ島小屋」は、その名の通り、江ノ島を眺めながら新鮮な魚介類がいただける人気店です。

名物の「まかない丼」は驚きのルックス

今年でオープン10周年を迎えた「江ノ島小屋」。漁師さんの網小屋の跡地に建つお店は、目の前に境川河口と江ノ島を望む絶好のロケーションです。お店のウリはなんといっても新鮮なシーフード。地元産はもちろん、日本海や玄界灘からも毎日、新鮮な魚介類を仕入れています。

名物の「まかない丼」(1380円、ハーフ820円)は、アジやサバ、イサキなど旬の魚をたたき、秘伝のゴマダレと味噌で和えたなめろうがたっぷりのった人気の一品。大きな海苔でどんぶりをすっぽり覆った、一風変わったスタイルで運ばれてくるのが特徴です。

海苔は小さくちぎってふりかけても、大きめに切って手巻き風にして食べても、お好みでどうぞ。味や食感だけでなく、海苔を持ち上げて中身が現れる時のワクワク感で食事を楽しめる工夫がされています。

お米は埼玉県産の完全無農薬米、味噌は県内の酒造メーカーがつくる吟醸味噌、わさびは中伊豆の棚田で栽培されるイズヒカリという品種の一級品を使用。さらに、塩は福岡県糸島の製塩所で作られた天然塩と、食材すべてにこだわりを持っているのが「江ノ島小屋」の人気の秘密かもしれません。

スタッフの苅米政彦さんは「“お客様の胃袋の代理人”として、安全なものを安心しておいしく食べていただきたいと考えています」と話してくれました。

新鮮だからこそ旨味の増す「魚のフライ」

お刺身でも食べられる新鮮なシーフードを、油でカラっと揚げた「本日のフライ」(時価)も定番メニューです。この日は、小ぶりのサバを丸ごと揚げた「サバのフライ」(520円)をいただきました。

ぷっくりしたお腹から、脂がのった魚だということがひと目で分かります。「お刺身でも提供できる新鮮さだからこそ、フライにしても甘みや旨味が引き立ちます」と苅米さん。漁師さんから直接仕入れているので、鮮度には絶対の自信を持っているそうです。

レモンをギュッとしぼってほおばると、魚のおいしさが口いっぱいに広がります。ふんわりとした身に、お好みで特製のタルタルソースやしょうゆ、ソースをかけて味わえば、あっという間に完食してしまいますよ。

また「お刺身盛り合わせ」(1〜2人前 2380円)も、板前さんが自信を持って選んだだけあって、鮮度抜群の魚がいろいろ楽しめます。仕入れによって品目が変わりますが、この日はマダイやヒラマサ、ハタといった高級魚のほか、アカモクやシイラなど、市場ではなかなか出回らない旬のネタが盛りだくさんでした。フランス・シャラン産の鴨をワラで炙った「鴨のワラ焼き」も一緒に盛られる粋なメニューです。

ていねいな接客でくつろぐ海辺のひととき

魚介の種類や調理法をスタッフが説明してくれるのも、食事が楽しくなるポイントのひとつ。こちらのお店では生産者と一緒に漁業や農業を体験するのだとか。その経験が、ていねいで温かい接客に繋がっているようです。

10月からは鍋料理が始まります。魚を豪快に味わう「漁師鍋」や、旬の魚の「しゃぶしゃぶ」、年明けには自家製のハンペンやツミレが味わい深い「おでん」がメニューに載ります。 厳選した食材を季節に合わせて提供する「江ノ島小屋」。新鮮な魚介類が食べたくなったら、ぜひとも足を運びたいお店です。

の記事をもっとみる