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午前中の休憩が、仕事の能率&満足度をアップさせることが判明!

  • 2022.6.16
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おなかが鳴って、物が二重に見えてくるまで休憩を一度も取らずにランチタイムまで働いた。やることが多すぎて、ランチタイムといっても5分。そんな経験は誰にでもあるけれど、このたびの調査によって、最初の休憩がランチタイムでは遅すぎることが分かった。イギリス版ウィメンズヘルスから詳しく見ていこう。

ほとんどの人は、まとまった“スクリーン・ブレイク”(画面から離れる時間)を取らず、ひと仕事終えた時点でトイレに立つだけ。

でも、臨床心理学専門誌『The Journal of Applied Psychology』掲載の論文によると、私たちには“午前半ば”に“ちゃんとした休憩”が必要。

週5日働く22~67歳の成人を対象とした米ベイラー大学の調査では、モチベーション・集中力・活力を高めるために午前半ばに休憩を取るだけでなく、その休憩の“質”を上げるべきであることも分かった。

調査チームいわく、休憩とは「フォーマルかインフォーマルかを問わず、仕事に関する作業が求められることも期待されることもない時間」。ランチ、コーヒー、プライベートのメール、同僚との交流は休憩に含まれる一方で、トイレは休憩に含まれない。

この休憩時間を心から楽しいと思えることに使った人は、仕事の満足度が高く、腰痛や頭痛、眼精疲労が少なかった。

だから午前中に席を立ち、何か好きなことをしてみよう。ジムへ行ったり、走ったり、公園で本を読んだり。許されるなら、1度と言わず何度でも。

「スマートフォンは、0%になってからフル充電するべきだと言われていますが、人間は、もっと頻繁に充電しなければなりません」という調査チームリーダーの忠告に耳を貸そう。

※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Francesca Menato Translation: Ai Igamoto

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