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練乳入りで濃厚なおいしさ!話題のブラジルプリン「プヂン」って知ってる?

  • 2022.6.16
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プヂンってどんなプリン?

ブラジルのプリン「プヂン」は練乳(コンデンスミルク)を使うのが特徴で、テクスチャーは固め、味わいはしっかり濃厚なんです。

ブラジルの家庭では、大きなエンゼル型のセルクルを使って1ホール作り、家族で切り分けながら食べるのだとか。

上のお写真は、紹介制お菓子教室「L'Atelier du Delice」を主宰する@yokomomokinoさんお手製のプヂン。

@yokomomokinoさんにとって、プヂンは幼少期の思い出のお菓子。その懐かしの味を再現するべく、現地のコンデンスミルク「Leite Moça」をお取り寄せして作られたそう。

その味わいは「ミルキーで程よい甘さがあり、しっかりめだけど固くはなく、ほんのりもっちり感のあるなめらかな食感」なのだとか。う~ん、食べてみたいですよね!

最近では、プヂンを提供するお店も少しずつ増えていて、Instagramでも話題になっています。今回はその中から注目のお店を3軒ご紹介します。

プヂンが食べられるお店をチェック!

TOKAKU coffee+( 東京・清澄白河)

東京都江東区清澄にあるおしゃれなカフェ「TOKAKU coffee+(トカクコーヒープラス)」でいただけるのが、「中津さんのブラジルプヂン」

日本でただ一人のブラジルプリン(プヂン)研究家・中津雄春さんのレシピを元に、毎日お店で手作りされています。

上はプリン、下はココアスポンジの2層構造で、実際に味わった@hlc_kk_95さんは「ほどよい固さとなめらかさがあり、卵の風味がしっかり感じられて甘さ控えめ。カラメルはほろ苦で、2層構造のプヂンのほんのりとした甘さと生地のしっとり感が絶妙」と感想を。

中津さんのレシピは本場のブラジル人からも絶賛されたというだけに、まずは味わってみたい一品です。

COLINA COFFEE(大阪・吹田)

中津雄春さんのレシピを再現したプヂンは、大阪でも食べられます!

大阪府吹田市の片山坂にあるスペシャルティコーヒー専門店「COLINA COFFEE(コリナコーヒー)」では、店主が東京で中津さんのプヂンと出会い、そのおいしさに感動。中津さんに直接レシピを教わり、お店で「ブラジルプヂン」として提供しているそう。

実際に味わった@nana_okashi_97さんは、「ぶりりんと弾力があってなめらかなプリンと、カラメルがじゅわっと染み込んだほろ苦いココアスポンジがめちゃくちゃ合う。練乳と聞くと、甘ったるいのかなと思うけれど、全然そんなことない。やさしい甘み。何より、この断面……!!!美しすぎる!!!」と、その味と見た目のとりこに。

注文を受けてから丁寧にハンドドリップで淹れてくれるコーヒーとともに、じっくり味わってみたいですね。

GOLD CASTLE COFFEE(大阪・箕面)

経験豊富な焙煎士が希少かつ最新トレンドの豆を厳選し、独自の焙煎で仕上げるスペシャルティコーヒー専門店「GOLD CASTLE COFFEE(ゴールドキャッスルコーヒー)」。

コーヒーのオンライン販売を行なう傍ら、大阪府箕面市桜井に焙煎所兼カフェを建築。そちらでは、ハンドドリップで丁寧に抽出したコーヒーとともに「練乳チーズプヂン」がいただけます。

練乳、マスカルポーネ、クリームチーズの重ねがけで、味わい深い濃厚な仕上がり。プリン好きの方もチーズ好きの方もハマること請け合いのおいしさです。ちなみに器はカップでの提供となります。

店主の気まぐれメニューで販売期間は未定とのことなので、食べたい方はぜひお早めにどうぞ。

※2022年6月6日(月)〜6月16日(木)は、実店舗が臨時休業となりますのでご注意ください。

手作りでも楽しめます!

市販のスポンジ生地を使って

プヂンを食べられるお店が近くになかったら、手作りしてみませんか?

@harukore1033さんのレシピは簡単に作れるよう、市販のスポンジ生地を使っています。本場よりもコンデンスミルクは控えめにして、生クリームを加えることで柔らかくクリーミーな仕上がりになるのだとか。

ふわっとしたスポンジにはカラメルソースが染み込んで大人の味わい。一方、プリン部分はどっしり固めで濃厚だけど、コンデンスミルクのやさしい甘さで、大きく切り分けてもペロリと食べられてしまうそう。

とても美しい仕上がりにもうっとりしてしまいますね。切り分けたときの断面にも注目ですよ! ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

材料(直径15cmの底の抜けない型1個分)

《プリン生地》
・卵……4個
・牛乳……260ml
・生クリーム……100ml
・コンデンスミルク……75g
・バニラペースト……少々

《土台》
・ココアスポンジケーキスライス……1枚
※直径15cm の市販のものを使用。厚さはお好みに調整してください。

《カラメルソース》
・グラニュー糖……90g

・無塩バター……適量

作り方

1. 型に無塩バターを塗る。分量外のお湯をたっぷり沸かす。オーブンを160℃に予熱する。

2. グラニュー糖を鍋に入れ、火にかけてカラメルを作る。時々揺すり、全体がカラメル色になったら型に流し入れる。

3. プリン生地を作る。卵をよくときほぐしたら、プリン生地の他の材料を全て加えてよく混ぜる。茶漉しで濾してなめらかにした後、2にゆっくりと注ぐ。

4. 鉄板に布巾を敷き、お湯を注ぐ(深さ1〜2cmくらい)。その上に3をのせ、アルミホイルでぴったりと蓋をする。160℃のオーブンで20〜30分蒸し焼きにする。

5. オーブンから取り出し、表面を確認する。スプーンで触れられるくらいわずかに固まっていたら、ココアスポンジスライスをそっとのせる。アルミホイルで蓋をして、再び160℃のオーブンで20〜30分追加焼く。

6.中心を押してみて、しっかりと弾力があれば焼き上がりの合図。冷蔵庫でひんやり冷やした後、型から外して召し上がれ。

レシピ出典:Instagram(@harukore1033)

パウンド型で作っても

都内にある自宅サロンで「お菓子教室プレシュ」を主宰する吉見ななえさん(@nanae.yoshimi_precieux413)。

2022年4月のオンラインレッスンのメニューは「ブラジルプヂン」で、シンプルなパウンド型を使って作られました。四角いプヂンもかわいいですよね。

本場で使うような大きなエンゼル型のセルクルがなければ、お手持ちの型で挑戦してみるのも手です。

また、こちらの「ブラジルプヂン」はレシピ動画を購入することができるので、気になった方はチェックしてみてくださいね。

世界には固めプリンはまだまだある!

プヂンのほかにも、世界には固めプリンがまだまだあります。

たとえばベトナムのプリンも牛乳と卵とコンデンスミルクを使ったしっかり固めの食感。メキシコのプリンも固めで、コンデンスミルクやエバミルクが使われるのだとか。

どこかで見つけたら、そちらもぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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