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ブレイク・ライブリー「自分の体に自信が持てたのは出産してから」

  • 2022.6.14
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ブレイク・ライブリーとライアン・レイノルズは誰もがうらやむ理想のカップル。インスタグラムではいじりあい、ロックダウン中ははしゃぎあい、妻の髪を染めるのは夫の仕事。ハリウッドスター同士と聞けば、豪華絢爛な生活を想像しがち。でも、この2人は、親近感の湧く夫婦愛と家庭生活を見せてくれる。それに加えてブレイクには、あのファッションセンスと美貌がある。だから余計に信じ難いかもしれないけれど、ブレイクは、ずっと自信満々で生きてきたわけじゃない。彼女が自分の体を批判しなくなったのは、育児を始めてからのこと。オーストラリア版ウィメンズヘルスから詳しく見ていこう。

ブレイクは『Forbes』誌に対して、ハリウッドで幸せな家庭を築き、幼い子どもたちのよきロールモデルでありたいと願う中で、セルフイメージが変わったことを明かした。7歳のジェームズちゃん、5歳のイネスちゃん、2歳のベティちゃんが自身のマインドセットに与えた影響については、「子どもをもったことで、ありのままの自分の姿を受け入れられるようになったと思う」と語った。

「いまほど自分の体に満足できたことや、自信を持てたことはなかった。不安がまったくないわけじゃないけれど、いまは自分でも驚くほど落ち着いている」。この自信の源は家族にある。演じる役も、女優業と並行して携わるビジネスも、家族のことを考えて選んでいるそう。「私の行動の根底にも、私が生み出すものの根底にも家族がいるから」

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2021年、ブレイクは、一番下の娘にちなんで『Betty Buzz』という名のモクテルブランドを立ち上げた。そのまま飲んでも、お酒と混ぜてもおいしいモクテル作りに夢中というブレイクは「何を作るにも、家族のことを考えて作る。それが私の生き方だから。これは出演する映画選びにも言えることよ」と語った。

娘たちは、ファッションや仕事を含むすべての中心。「子どもたちが観て喜ぶような映画に出たいし、映画を作りたいし、映画を撮りたい。私が着るドレスもね、子どもたちに喜んでほしいから」

2022年のメットガラでブレイクが見せた華々しさには、子どもたちも見とれたはず。ブレイクは、アトリエ・ヴェルサーチに作らせた光沢のある薄紅色のドレスをまとい、同色のオペラグローブとティアラを着けて現れた。その美しさに会場のオーディエンスは息を飲み、世界中のファンは大慌てでインスタグラムをチェックした。階段の中ほどでは、ニューヨークのグランド・セントラル駅をモチーフにしたペールブルーの華麗なドレスにほんの数分で“お色直し”。このドレスには、グランド・セントラル駅そのものに対する敬意と、特別な思い出が込められている。ブレイクは米テレビドラマ『ゴシップガール』で注目を集めたわけだが、ブレイク演じるセリーナの登場シーンは、この駅で撮影されたのだ。側から見れば「すべてを持っている」ように見えるブレイクであっても、自分に自信がもてなかった時代が長かった。そんな事実を知ると、彼女にもっと親近感を感じられるのでは。

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: WH Staff Translation: Ai Igamoto

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