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1泊2日で行く「京都」男子旅。”新緑の古都”を歩く僕らの贅沢プランはこれだ

  • 2022.6.13
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京都といえば、春の桜や秋の紅葉など、色彩溢れる色が美しい観光地ですよね。でも実は初夏の季節の京都も本当におすすめ。その色は「緑」です。新緑の初夏の京都は女子旅だけじゃなく、男子旅にもおすすめ。爽やかな色に彩られた古都を1泊2日で巡ってみませんか。

1日目:京都・嵐山エリア

〈10:30〉「京福線 嵐山駅」へ

新幹線で「京都駅」に到着します。そこからJR山陰本線で嵯峨嵐山駅まで電車に乗り替えて嵐山エリアに行きます。1泊2日男子旅のいいところは荷物が少ないところ。「京都駅」から電車で揺られること30分ほどで目的の嵐山エリアに降り立つことができます。

京都駅

〈11:00〉「京福線 嵐山駅」付近で腹ごしらえ

おすすめ店①:豆腐料理 松ヶ枝

腹ごしらえにおすすめのスポット一つ目は、「豆腐料理 松ヶ枝(まつがえ)」です。せっかく京都に来たんだし、男子だって京都らしいものを食べたいんです。こちらのお店は、京都らしい和の雰囲気が漂う店構えで、彩り鮮やかな京豆腐をいただくことができます。

注文は「松ヶ枝」がオススメ。自家製そば豆腐と抹茶豆腐を使った「湯豆腐」をメインに、「天ぷらの盛り合わせ」や「そばの実ちりめんご飯」、甘味などを含んだ計8種のご飯をいただくことができます。東京から新幹線で何も食べていない男の子でもお腹いっぱいになりそう。

豆腐料理松ヶ枝

おすすめ店②:eX cafe

上品な味の和スイーツに心を奪われるのは女子だけじゃないはず。「eX cafe(イクス カフェ)」は、京都らしい雰囲気に包まれたお店で、抹茶などを使った絶品スイーツを頂くことができます。店内からは、中庭を見ることができ、これから始まる京都旅行への期待が高まります。

このお店の看板メニューは、「ほくほく、お団子セット」。自分で七輪でお団子を焼くことができるんです。なかなかできない体験に男女関係なく興奮すること間違いなしです。焼きあがったお団子は、粒あんまたはみたらしで頂きます。

eX cafe 京都嵐山本店

〈12:30〉「化野念仏寺」へ

お腹を満たしていよいよ京都男子旅スタート。まず最初の目的地は「京福線 嵐山駅」からバスと徒歩で約15分の「化野念仏寺(あだしのねんぶつじ)」です。空海や法然が深く関わっているお寺で、ぎっしりと並んでいる石仏・石塔の数は8000にも及ぶんだとか。

奥へ歩いて行くともう一つのお目当の整備された竹林があります。「竹林の小怪」というスポットでも竹林はみられるんですが、こちらの方が混雑していなくてオススメ。新緑が美しい時期が1番の見頃です。美しい写真が収められること間違いなしです。

化野念仏寺

〈13:30〉 次は「祗王寺」へ

「化野念仏寺」を後にして歩くこと20分弱、「祗王寺(ぎおうじ)」に到着します。『平家物語』に登場し、”悲恋の尼寺”と呼ばれています。苔が生い茂り、美しい楓と竹林に囲まれた爽やかな草庵は圧巻で、様々な見どころが隠れています。

一面緑に包まれる庭園は秋には赤に、冬には純白な雪景色へと姿を変えます。草庵の控えの間にある「吉野窓」という大きな窓も季節によって彩りが変わります。「祇王寺」は四季折々の楽しみ方ができるので、時期を変えて遊びに来るのもオススメです。

祇王寺

〈14:30〉「小倉山二尊院」へ

「祗王寺」から歩くこと10~15分で次なる目的地「二尊院(にそんいん)」に到着。もみじの名所として人気を馳せているこの寺院では、初夏にも美しく、深い緑のもみじを見ることができます。赤だけがもみじじゃないですもんね。

「二尊院」のある小倉山周辺は、小倉百人一首や小倉あんの発祥の地ともされています。「化野念仏寺」から歩いて3箇所目の寺院ですし、少し羽休めをしてみてはいかがでしょうか。和風のスイーツを食べてエネルギー補給をしましょう。

よーじや 嵯峨野嵐山店

「二尊院」の寺院すぐ近くにある「よーじや 嵯峨野嵐山店」でひと休みです。あぶらとり紙で有名な「よーじや」ですが、京都を中心に和カフェも展開しています。竹林の近くで、抹茶やほうじ茶のパフェに甘いドリンクはいかがですか?

二尊院

よーじやカフェ 嵯峨野嵐山店

〈16:00〉 世界遺産「天龍寺」へ

「常寂光寺」から南下して「天龍寺」へ。少し遠いのでタクシーを使ってもいいかも。徒歩で20分ほどなので、時間がある方はぜひ京都の街並みを楽しみながら徒歩で移動してみてください。「天龍寺」は17時に閉門なので、閉門に間に合うようお気を付けください。

「天龍寺」といえば夢窓疎石(むそうそうせき)の枯山水。計算され尽くした美は見るものを圧倒します。境内の至るところで美しい緑の風景を見ることができ、持参したカメラが手放せないほどどこを切り取っても写真映えする景色が広がっています。やはり世界遺産というだけあります。

天龍寺

〈17:00〉 「パンとエスプレッソと嵐山庭園」で小休憩

「天龍寺」のすぐそばにある「パンとエスプレッソと嵐山庭園」で休憩です。京都らしい趣のある門構えで、わくわくしてきますね。実は築210年の歴史ある建物を改装したカフェなんだそう。

コーヒーや抹茶ラテなど、定番の商品に加えて、色とりどりの爽やかなソーダも提供しています。店名の通り、席からは緑豊かな庭園を眺めながら、素敵なひとときを過ごすことができます。見た目も楽しいラテアートに見惚れていたら、だいぶ空も暗くなってきた頃でしょう。

パンとエスプレッソと嵐山庭園

〈18:00〉「渡月橋」を渡って嵐山散策終了

嵐山散策の最後の目的地は「渡月橋(とげつきょう)」です。京都の大堰川にかかるこの橋は春は桜、秋は紅葉の名所として人気で、嵐山のシンボルになっています。1934年に現在の形に生まれかわったこの橋は嵐山の景勝となじむように設計されています。

さすが嵐山を代表する観光地だけあって、橋の上には観光客で溢れています。写真を撮るなら近くではなく、遠目で嵐山をバックに写真に収めるのがオススメ。また暗くなってからの「渡月橋」も風情があります。終わったら電車に乗って約40分で「京都駅」に戻ります。

渡月橋

〈19:00〉 「京都駅」周辺で夜ご飯

おすすめ店①:京都 和久傳

「京都駅」に帰ってきて夜ご飯にしましょう。「京都和久傳(きょうとわくでん)」はせっかくの京都旅行だからと、贅沢したいときに行きたいお店。京都駅の駅ビル伊勢丹の11階にある懐石料理屋さんです。日中は目で京都を楽しみましたが、夜は舌で京都を満喫しましょう。

このお店での注文はちょっと背伸びをして「おまかせ」で。このお店では新鮮な素材にこだわっているので、その日の美味しい料理を出してくれるお店側に身を委ねてみてください。値段は張りますが、季節の食材を贅沢に使った料理など、必ず満足できる内容になっています。(※最終入店時間は20時、閉店は22時となっています)

京都和久傳

おすすめ店②:京おでん だいすけ

京都だからこそ食べたいもの1つが京料理。ここ「京おでん だいすけ」では京都名物である京おでんをリーズナブルにいただけます。毎日丁寧に仕込まれた出汁で煮込む京風のおでんは優しい味わいで嵐山散策の歩きで疲れた体を包み込んでくれます。

このお店にはカウンター席もあります。カウンターで京おでんと一緒にお酒を嗜むなんて大人の男になったみたいでいい感じですね。おでん以外にも京都の市場直送の新鮮な魚を使ったお造りや本格和食も絶品です。気軽に夜ご飯を済ませたい方におすすめです。

だいすけ

2日目 : 京都・洛北エリア

〈10:00〉「瑠璃光院」からスタート

初夏の京都に行きたいと思うのは、この「瑠璃光院」を見たいがため、とも言えるのではないでしょうか。春(4月中旬から5月末まで)、夏(7月初旬から8月中旬まで)と秋(10月初旬から12月初旬)に限定公開されています。春は青もみじの爽やかな緑、秋は深く鮮やかな紅葉と、見れる風景が季節によって変わります。

暗い書院に入り込む美しい緑の美しさは圧巻です。「瑠璃の庭」植えられた数種類のもみじと数十種のコケが、日光のおかげで様々な緑を映し出しています。ついつい長居してしまって、気がつくと時間が立っていることにびっくりしてしまいます。

瑠璃光院

〈11:30〉「蓮華寺」へ

「瑠璃光院」を後にし、歩くこと20分ほどで「蓮華寺(れんげじ)」に到着します。江戸時代初期に京都駅付近からこの地に移築されたこのお寺の書院には見るものをうっとりさせる庭があります。静かな書院で風によって青もみじが揺れる音に耳を潜めてみてはいかがでしょうか。

歴史を感じさせるこの書院はどことなく儚げな雰囲気も感じることができます。新しく芽吹いた草花たちに囲まれ、そっと目を閉じ頭を空っぽにしていると、なんとなく心が洗われたような気分になります。ぜひこちらでリフレッシュできるひと時を過ごしてみてください。

蓮華寺

〈13:00〉 絶品ランチでエネルギー補給

「らぁ麺 とうひち」

そろそろ野菜中心のヘルシーな京料理だけじゃなくて、脂っこいものも食べたい。ということで洛北エリアを代表するラーメン屋さん「らぁ麺 とうひち」に立ち寄ります。「蓮華寺」からはバスか電車どちらかに乗って15分ほどで到着します。

「つけ麺」もありますが、定番は「鶏醤油らぁ麺」だそう。透き通った黄金色のスープに綺麗に盛り付けられたチャーシューとメンマ、ネギ、みつば。モチモチの細ストレート麺はスープにもよく絡み弾力があります。絶品で人気な理由もわかります。

らぁ麺とうひち

〈14:45〉 「大徳寺」へ

洛北エリアの2つ目のお目当て「大徳寺」へお昼を食べ終わってからバスに40分ほど揺られて向かいます。その境内にある「高桐院(こうとういん)」もなんとも味わい深い、青もみじの涼しげな空間が広がっています。また、「高桐院」に至るまでの石畳も美しいと話題です。

整備された竹林を両側に据え、まっすぐに伸びる石畳。まるで風に揺れる竹が新緑の力強さを教えてくれているようです。カメラを持っている人はぜひ立ち寄ってもらいたいスポットです。他にも様々な魅力がある「大徳寺」に京都駅に帰る前にぜひ訪れてみてください。

大徳寺 高桐院

〈15:45〉 帰路につく前に地元の味で一服

あぶり餅 かざりや

お寺を歩いたら、少し小腹が空いてきませんか?そんな時は、「あぶり餅 かざりや」がおすすめです。「大徳寺」近くのこのお店は、長い間地元の方や観光客に愛されてきた老舗なんです。休憩がてらに、ホッと落ち着く京都の雰囲気を楽しみましょう。

きなこをまぶしたお餅を炭火であぶり、最後に白味噌のタレに絡めたおやつです。創業380年以上にもなる、なんとも風情のあるお店です。天気のいい日には縁側の席でお茶を楽しむこともできます。ちょっと遅めのおやつにぜひ。

あぶり餅かざりや

〈17:15〉 「京都タワー」で旅を締めくくる

「皐盧庵茶舗」でお抹茶を楽しんだ後は、京都駅周辺へと戻りましょう。電車とバスで約45分で京都駅のすぐそばにある「京都タワー」にたどり着きます。「京都タワー」から1泊2日で巡った京都の街並みを眺めて旅を締めくくりましょう。

時間帯が合えば綺麗な夕日を見ることができるかもしれません。白くほっそりとした京都タワーのフォルムは灯台をイメージしているそうで、京都の観光客を迎えるランドマークにもなっています。綺麗な景色をみながら1泊2日の旅を振り返ってみてくださいね。

京都タワー

〈18:00〉 新幹線前にお腹を満たすなら?

山本まんぼ

そろそろ駅に向かう時間… でも新幹線に乗る前にお腹を満たしたいなら「山本まんぼ」はいかがでしょうか?京都駅から徒歩4分ほどのところにこちらのお店はあります。

京都にはお好み焼きのイメージはあまりないかもしれませんが、こちらは大阪と違った独特なお好み焼き「まんぼ焼き」が鉄板で楽しめちゃうお店なんです!中太麺を使ったまんぼ焼きは旅の最後にガッツリ食べたい時におすすめです。

山本まんぼ

〈19:00〉 「京都駅」でお土産を購入

①京ばあむ

「大徳寺」から「京都駅」までは徒歩と電車で35分ほど。お土産を忘れずに買って帰りましょう。ちょうどいい京都土産として「京ばあむ」がオススメ。京都の豆乳と抹茶を使ったこのお土産は抹茶好きにはたまりません。色合いも可愛らしく、一週間以上日持ちもするのでとてもオススメな京都土産です。

②生八ツ橋

京都のお土産として一番有名なのが「生八ツ橋」ですよね。もちもちとした食感が特徴的で、何個でも食べてしまいそうになる京都の定番です。抹茶やニッキの他にもチョコやいちごなどの変わった味も増えています。色々な味を買ってあとで食べ比べて見るのもいいですね。

京都駅

京都を男子はこう歩く。

今回は京都男子旅をご紹介しました。新緑が美しい今だからこそ行きたいスポットがたくさんまとめられていたのではないでしょうか。1泊2日なら週末旅行にもぴったりですね。男性だけでなく、女性も十分楽しめる内容ではないでしょうか。ぜひ参考にしてみてください。

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