【結婚式のマナー】「招待状」正しく返信できてる？欠席、出席それぞれの書き方をチェック！

今はオンラインの招待状もみられるようになってきましたが、返信用はがきの場合、メッセージをひと言添え、心を伝えるのも大人のたしなみ。ここぞというときのために書き方を押さえましょう。

結婚式の招待状が届いたら、指定された期日までに返信を。返信はがきの表書きに書かれた宛名の下の「行」を2本線で消し、「様」と書き直すのがマナー。

「御」と「御欠席」を2本線で消し、余白に「喜んで」と書き足したり、「このたびはおめでとうございます」などメッセージをひと言添えたりすると、いっそうお祝いの気持ちが伝わります。この際、句読点は「区切る」の意味から打たないように注意して。

「御」と「御出席」を二本線で消し、余白にひと言、お祝いの言葉と欠席の理由、お詫びの言葉を簡潔に書き入れましょう。このときも句読点は打ちません。また、欠席の場合は、遅くともお式の前日までに届くよう、会場に祝電を送るとマナー美人に。

監修してくれたのは

マナーコンサルタントマナー西出ひろ子さん
ヒロコマナーグループ代表。名だたる企業300社以上のコンサルティング、延べ 10万人以上の人材育成、NHK大河ドラマのマナー監修も多く行う。28万部の『お仕事のマナーとコツ』（学研プラス）など著書・監修書は累計100万部を超える。

掲載：2020年8月号別冊付録「LADY MANNER BOOK」

撮影／オノデラカズオスタイリング／弓桁いずみヘアメイク／SATOMI モデル／ティファニー春香取材・文／みやじまなおみ