1. トップ
  2. ケイト・モスもプラチナジュビリーをお祝い! 着用したのは、ファッション史に残るあの貴重なジャケット。

ケイト・モスもプラチナジュビリーをお祝い! 着用したのは、ファッション史に残るあの貴重なジャケット。

  • 2022.6.7
  • 268 views
シャーロット・ティルブリー、フィービー・ディネヴァーと一緒に。Photo_ Getty Images
Charlotte Tilbury MBE, Official Beauty Partner of the Queens Platinum Jubilee Pageantシャーロット・ティルブリー、フィービー・ディネヴァーと一緒に。Photo: Getty Images

6月5日(現地時間)、エリザベス女王の即位70周年を記念した式典、プラチナジュビリーが最終日を迎えた。お祝いムードに包まれたロンドンの街でパーティーを繰り広げるセレブたちの中でも、圧倒的な存在感を放っていたのがイギリスを代表するファッションアイコン、ケイト・モスだ。

友人たちとダブルデッカーに乗ってバッキングガム宮殿へ向かうケイト。Photo_ Getty Images
Platinum Jubilee友人たちとダブルデッカーに乗ってバッキングガム宮殿へ向かうケイト。Photo: Getty Images

ロンドン屈指の高級クラリッジスホテルでパーティーを開き、友人のフィービー・ディネヴァーやシャーロット・ティルブリーとともに姿を現したケイトは、黒のシルクドレスにヴィヴィアン ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)による赤のスティレットヒールという出で立ち。重ね付けしたネックレスで、自身を象徴するボーホーテイストを取り入れていた。そして何より特筆すべきは、この歴史的イベントにふさわしいユニオンジャックのジャケットで仕上げていたこと。

実はこのジャケット、30年前にパリで発表されたジョン ガリアーノ(JOHN GALLIANO)の1993年春夏コレクションのもので、当時ケイト自身がランウェイで纏った思い出深い一着だ。ガリアーノはモデルたちに感謝の気持ちとして作品をプレゼントすることでも知られているから、ケイトがこの名作を所有していても不思議ではない。

パリで発表されたジョン ガリアーノの1993年春夏コレクションより。Photo_ Condé Nast Archives
パリで発表されたジョン ガリアーノの1993年春夏コレクションより。Photo: Condé Nast Archives

しかし、このプラチナジュビリーで過去のスタイルを掘り起こしたのは、ケイトだけではない。キャサリン妃ことケンブリッジ公爵夫人もまた、昨年も袖を通したアレキサンダー マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)のホワイトドレスや、エポニーヌ ロンドン(EPONINE LONDON)による赤のコートを再び着用していた。

とはいえ、さすがアーカイブルックを着こなす術を心得ているケイト。プラチナジュビリーという歴史的なイベントに、ファッションの歴史だけでなく彼女自身のモデルとしての歴史を見事に重ね、不動のスタイルアイコンとしての地位を世界に知らしめた。

Text: Liam Hess Adaptation: Motoko Fujita

From VOGUE.COM

元記事で読む
の記事をもっとみる