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【雹が出来るメカニズム】まるで木の年輪!?雹の断面図に天気の面白さを改めて感じる

  • 2022.6.4
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私たちが日常生活で毎日どことなく意識している「天気」。 天気は我々人間がコントロールできるものではない壮大な自然の一部分。

今回は雹(ひょう)の姿を観察して再確認した自然の面白さをご紹介します。

まるで木の年輪のような雹(ひょう)の断面図

今回ご紹介する写真は荒木健太郎(@arakencloud)さんがTwitterに投稿したもの。

荒木さんは雲研究者・気象庁気象研究所研究官・学術博士という肩書を持ち、映画『天気の子』の気象監修を務めるなど、誰もが認める天気のプロフェッショナル!

投稿したのは雹(ひょう)の断面写真。 ご存じの通り雹は空から降ってくる直径5mm以上の氷のかたまり。

日常生活では雹(ひょう)が降ってもあまりまじまじとは観察しないという人がほとんどだと思います。

断面がどうなっているのかと言うと....

出典:Twitter

木の年輪のように中心から円の層になって広がる模様をしています。 これが自然にできた形であるというので驚きです。

荒木さんによると「雹は、積乱雲の中で成長して落下する霰の表面が0℃高度より下で融解→積乱雲の上昇流で0℃高度より上空に再び持ち上げられて再凍結→雲粒捕捉成長して落下の繰り返しで大きく成長します。そのため樹木の年輪みたいな層構造を持っています。」とのこと。

天気、自然って本当に芸術的ですね!

凄すぎる天気の不思議は他にも!

荒木さんは「皆様が雲や空を楽しみ、天気と上手に付き合うきっかけになれば」と様々な活動されており、なかでも書籍『すごすぎる天気の図鑑』は大きな反響を呼んでいます。

『すごすぎる天気の図鑑』には空が青い理由や、雨のにおいなど、誰もが一度は疑問に思ったことがある内容の説明や地球温暖化にまつわる解説など、子どもはもちろん大人も大満足の内容が記載されています。

この記事をきっかけに天気についてもっと知りたいと思った方は是非荒木さんの活動をチェックしてみて下さいね。

天気って面白い!

今回は荒木健太郎さんがTwitterに投稿した雹(ひょう)の断面写真をご紹介しました。

誰もが毎日必ず接する「天気」。多くの人はあまり天気について深く考える機会は無いかもしれませんが、これをきっかけに天気についてもっと知りたいと感じる興味不快投稿でした!

今回ご紹介したTweetは以下よりご覧ください。

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