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森田望智、ミュージシャンを目指しながらくすぶる清家ゆきちに「みんな心に穴が開いてんねん」

  • 2022.6.3
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森田望智、ミュージシャンを目指しながらくすぶる清家ゆきちに「みんな心に穴が開いてんねん」
(C)2021「さよなら、バンドアパート」製作委員会

全ての“あの頃”を持つオトナたちに、⻘春のほろ苦さを思い出させる『さよなら、バンドアパート』が7月15日より全国公開される。今回、予告編が公開された。

“リアルすぎる描写”で話題となった小説を宮野ケイジが映画化

本作品は、ミュージシャンになる夢を追う主人公が、運命とも必然とも言える出会いを繰り返す”ほろ苦い⻘春”を経て、メジャー音楽シーンの中心に行くまでの栄光と挫折を描く。

「note」での発表当初から実体験をもとにしたリアルすぎる描写がバンドマンをはじめ多くの話題を集めた平井拓郎による同名小説を原作に、ミュージシャンになる夢を追う主人公がメジャー音楽シーンの中心に行くまでの栄光と挫折の物語を、エモーショナルな作品として作り上げたのは、『ニート・ニート・ニート』(18年)などを手がけた宮野ケイジ。

主人公・川嶋に元バンドマンで俳優デビュー作の本作品でミュージシャンになる夢を追いかけはじめる素人時代からメジャーシーンを駆け抜けるまでの揺れる心を情感豊かに演じ、新たなる才能を見せつけた清家ゆきち、川嶋の運命の人・ユリには『さがす』(22年)をはじめ目覚ましい活躍で今最も注目を集める森田望智。

ベーシスト・シンイチロウにKEYTALKの小野武正、どん底期の川嶋に影響を与えるユキナ役の元AKB48の梅田彩佳、10代の川嶋に影響を与える少女・美咲役に髙石あかり、その他にも松尾潤、上村侑、石橋穂乃香、阿南健治、千原せいじ、竹中直人といった多彩な才能が結集したキャスト陣も見どころとなっている。

また、ライヴシーンでは、出演も果たした小野率いるKEYTALKの他、cinema staffも本人役で登場し、ミュージシャンになる夢を追う主人公の栄光と挫折の物語にリアリティを添えている。

今回完成した予告編は、ミュージシャンを目指しながらくすぶる主人公・川嶋(清家)と運命の女性・ユリ(森田)の儚い出会いから始まる。

“大きな地震”や“新型ウイルス”のもっと前の大阪で“儚く出会い”、「みんな心に穴が開いてんねん」と語るどこか影のある女性・ユリ。しかし、2人は二度と会えなくなってしまう。

そして、川嶋のバンドメンバー(小野、松尾)やバイト先のオーナー(竹中)をはじめとするさまざまな人たちとの出会いを経て、メジャー音楽シーンにたどり着いた主人公が厳しい現実に直面する姿がテンポ良く描かれていく。

また、後半のライヴシーンには、主人公川島のバンドメンバーとして出演する果たした小野武正率いるKEYTALKのほか、cinema staffなどのリアルバンドが登場しているのもポイントだ。

そして、本作品のエンド曲で、主人公憧れのバンドであるthe band apartが戻らない⻘春の日々を綴った「Canʻtremember」と共に、主人公の栄光と挫折が綴られるエモーショナルな仕上がりとなっている。音楽にも注目して予告編をチェックしよう。

『さよなら、バンドアパート』は7月15日より全国公開。

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