スペシャル感のあるカジュアルホテル【all day place shibuya】で渋谷の街を満喫

“街のパブリックハウス”をコンセプトに2022年4月にオープンしたコミュニティホテル【all day place shibuya（オールデイプレイス渋谷）】。複合商業施設「レイヤードミヤシタパーク」やディープな「のんべい横丁」もすぐ近くです。１階のカフェとビアスタンド、２階のレストランは、どちらもスペシャルな味がウリ。スイートルームではホテル女子会を楽しめます。

渋谷の街を満喫する最新ホテル

東京メトロ渋谷駅（B1出口）から徒歩１分、JR渋谷駅から徒歩５分と、ショッピングやライブ、観光にも便利なロケーション。打ち解けた雰囲気のロビーやスムーズなチェックインなど、気軽に使って街に飛び出すSHIBUYA満喫の秘密基地です。

▲チェックインは２階のロビーで行います ＜画像提供：all day place shibuya＞

２階ロビーにはフロントカウンターを置かず、スタッフが待機するテーブルだけがあるカジュアルなスタイル。ゲストとスタッフがコミュニケーションをとりながら、チェックインマシンで宿泊手続きを行います。

▲スマートチェックインシステム

オンラインで予約すれば、チェックイン時の必要事項は事前にメールで入力可能。ロビーでは、あらかじめ受け取ったQRコードを機械にかざし、サインをすれば手続き完了。便利でシンプルなシステムです。

▲宿泊者が自由に使えるラゲッジルームも用意。チェックイン前やチェックイン後も使えるので便利です

｜手軽に使える２タイプのスイートルーム

スイートルームは「パーティスイート」と「ウイークエンドスイート」の２タイプで、建築･デザイン事務所DDAAを主宰する元木大輔氏が監修。新しいものが絶えず生み出される渋谷の街らしく、どちらも挑戦的で機能性の高い内装です。とりわけ４人で使えば手頃な価格の「パーティスイート」は、ホカンスや女子会などにもピッタリです。

▲「パーティースイート」

57.5平米の「パーティースイート」は最も広い定員4名の客室で、共用部と同じくタイル張りという斬新なデザイン。アートと照明を兼ねたオブジェも元木氏の考案です。

▲キッチンを備えた「パーティスイート」

火は使えませんが、大型の冷蔵庫やカトラリーが充実し、食材を持ち込んでのホームパーティにぴったり。テレビの代わりにプロジェクターを用意して、動画配信サービスの会員なら、天井からスクリーンを降ろしてプライムビデオやhuluなどを大画面で楽しめます。

▲スイートルームと４名定員の客室は、ダブルベイシンのパウダールームを用意します

▲スイートルームのドライヤーは「カドークオーラ」

ノーズ部分のないヘアドライヤーは、軽量なのに大風量。熱すぎることなく、髪と地肌のダメージを抑えます。一般客室には「サロニア」のイオンドライヤーが置かれます。

▲スイートと「スタイリングルーム」はバスタブ付き。さらにレインシャワーも備えます

バスアメニティは、最高級のオーガニック精油を使ったオーストラリアのスキンケアブランド「APPELLES（アペレス）」となります。

“渋谷の週末を楽しむ”をコンセプトにした「ウイークエンドスイート」は、シックで落ち着いた雰囲気です。

▲「ウイークエンドスイート」は53.7平米

コの字に配置された広いソファや、DDAAがデザイン･制作した天然木を大胆にカットしたテーブルなど、日常とは異なる時間を過ごせます。ワインセラーも備えているので、とっておきを持参して、ゆったり過ごすのもいいですね。

▲「ウイークエンドスイート」は、リビングとベッドルームをブラインドで仕切ることで、プライベート感を守ると共に、部屋を広く見せています

デュべスタイルの掛け布団はプラスチックゴミを再生した製品です。

▲高性能のオーディオシステムを用意するほか、「ウイークエンドスイート」専用プレイリストのBGMも流れます

ラックにはセレクトされた書籍が並び、壁に飾られている丸いアートは、渋谷の街を駆け抜ける首都高速渋谷線を描いたもの。1階の「ABOUT LIFE COFFEE BREWERS」のコーヒー豆も用意され、挽きたての味を愉しめます。

環境に配慮したアメニティがそろう

客室は２タイプのスイートルームを含め、全10タイプ160室。プラスチックチューブを使わない歯磨き粉ペーパーや「MiYO Organic」の竹歯ブラシ、不要な洋服を原料にする素材で作ったホテルオリジナルのコースターなど、プラスチックの削減やアップサイクルにも取り組みます。

▲最も客室数の多い「コンパクト」は12.2平米。コスト重視の人におすすめです

▲客室は水回りが独立タイプ。室内も機能的に使えるレイアウト

▲一般客室にはバスタブがありませんが、全室にレインシャワーを備えたシャワーブースを用意

２部屋だけ用意された「スタイリングルーム」は、車椅子でも利用できるユニバーサルタイプです。

▲「スタイリングルーム」は可愛らしい客室

スイートルームとこの客室にだけバスタブがあって、通路も広め。どなたでも快適に過ごせます。

▲カラフルで、滞在が楽しくなる「スタイリングルーム」

このほかダブルやツインのベッドタイプに合わせ、多彩な間取りの客室を用意。予算に合わせて選べます。

▲お洒落なルームウェアは、ちょっとしたお散歩やコンビニにも行けちゃいますね

客室に用意されたお茶は気分に合わせて選べるムードペアリングティーの「YOU IN」、ポットはバルミューダを用意。美味しいお茶を飲んでリラックスしてほしい。そんな心づかいを感じますね。

スペシャルな味を楽しめる３軒のお店はどれも注目

１階には“街に愛されるお店”をセレクト。オープンなスペースに、スペシャリティコーヒーとクラフトビールのカフェとバースタンドが入ります。渋谷の住民やこの街で働く人々、ツーリストや偶然訪れた人が集まる、クロスオーバーな場所を提供します。

▲テラスもあるので、渋谷の高層ビルを見上げながらコーヒーやビールを楽しめます

東京の「ONIBUS COFFEE（オニバスコーヒー）」が運営するカフェ「ABOUT LIFE COFFEE BREWERS（アバウトライフコーヒーブリューワーズ）渋谷一丁目」では、自社のコーヒーだけでなく、大阪の「aoma coffee（アオマコーヒー）」や群馬の「warmth（ウォームス）」の焙煎した豆を使ったスペシャルティコーヒーを提供します。

▲ハンドドリップされた浅煎りのシングルオリジンは、雑味のないフルーティな味わい

「Mikkeller Kiosk Bar（ミッケラー キオスク バー）」は、デンマーク発のクラフトビール「ミッケラー」の専門店。この日は、甘酸っぱさとコーヒーの香ばしさを楽しめる赤い「ブラッシュラズベリー ブラッシュ」と、フルーティなアロマが楽しめるゴールドの「バーストIPA」をいただきました。

▲「Mikkeller Kiosk Bar」は、日本初のミッケラーボトルショップ

ピッツァダイニング「GOOD CHEESE GOOD PIZZA」の目玉は、東京･清瀬の牧場で搾乳された新鮮な生乳を使い、日比谷の工房で作られた東京産チーズ。そのうえチーズ作りの最終工程は店内で行います。出来立てのフレッシュチーズを使う朝食メニューは６種類。食べずにはいられない朝食です。

▲朝食はロビーお隣の「GOOD CHEESE GOOD PIZZA」で

朝食メニューのひとつ、自家製のミルクブレッドとこだわり卵を使った「東京ミルクフレンチトースト」。添えられたマスカルポーネクリームも、毎日つくりたての美味しさです。

▲「東京ミルクフレンチトースト」＜画像提供：GOOD CHEESE GOOD PIZZA＞

さらに、たっぷり野菜の真ん中に、ジャパンチーズアワードで金賞を受賞した、ミルキーなリコッタチーズがのったヘルシーメニューも登場。店内で焼いた自家製フラットブレット付き。

▲「つくりたてリコッタのオールインワンサラダ」＜画像提供：GOOD CHEESE GOOD PIZZA＞

リーズナブルなコンパクトルームから、過ごし方いろいろのスイートルームまで用意された【all day place shibuya】は、まさに渋谷という街を楽しむためのホテル。東京ローカルのチーズレストランや、スペシャルな味を楽しめるカフェとビアスタンドなど、街の雰囲気をここで満喫しみてくださいね。＜text＆photo：みなみじゅん 予約・問：all day place shibuya https://www.uds-hotels.com/all-day-place/＞