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【井上莉花が教えるパッティングのコツ】速いor遅いグリーンでは、強さではなく『振り幅』を調整しよう

  • 2022.5.28
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「“100を切りたい”、“いいスコアで回りたい”と思ったら、パット数を減らすこと。それだけで5打くらいは縮められますよ」という井上莉花プロに、プレー中に意識したい、パッティングのコツを教えていただきます。

第8回は、速い&遅いグリーンの対処法も伝授

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◆朝と昼、ベントやコーライなど、グリーンの速さは環境で芝の種類で変わります!

ゴルフ場は、夜のうちに伸びた芝を朝一番で刈る作業から始まります。そして刈る長さはコースによってさまざま。一般的に、短く仕上げた方がボールは速く転がりますし、特に日が高い夏場などは、朝刈った芝が伸びて午後は朝より転がりが遅くなることもあります。

また、ベント芝やコーライ芝など、グリーンに使われる芝の種類によっても速さが変わります。一般的に、ベント芝よりコーライ芝の方が芝目が立っていて、転がりが遅く感じるでしょう。

グリーンの状態の違いに合わせて打ち方を変えることは非常に難しく危険ですから、打ち方を変えずに対応しましょう。ラウンド前のロングパットの練習は、グリーンの違いに対応するための練習でもあるわけです。

◆テークバックとフォローの幅は同じ

大切なのは、インパクトの強弱ではなく、ストロークの振り幅で対応するということ。テークバックとフォローを同じ幅にすることも大切です。
この意識がないと、インパクトで緩んで大ショートするなど、致命的なミスが出やすくなります。

長い距離感も短い距離感も、テークバックとフォローのストローク幅を揃えよう

テークバックの幅を変えずに、インパクトの強弱で調整しようとすると、再現性が低くなりパッティングが安定しません。

◆遅いグリーンやコーライ芝では読みを浅めにしてしっかり打つ

また、重いと感じるグリーンやコーライ芝のグリーンでは、強めに打つ必要がある分、スライスやフックなどの調整の幅を浅めにすることもコツのひとつです。

同じフックラインでも、重いグリーンやコーライ芝では強く打つ分、浅めに読むのがコツ

上級者になると、速いグリーンに向いているパター、重いグリーンでしっかり打てるパターなどの使い分けをしている人もいます。こんなことを考えながら、パターを選んでみるのもいいでしょう。

いずれにしても、パッティングはスコアメイクの肝。しっかり意識すれば、きっといいスコアで回れるはず。パッティングのコツを、ぜひ試してみてくださいね。

◆井上莉花プロ/プロフィール

1993年生まれ、茨城県出身。163cm。O型。父のすすめで、10歳からゴルフを始める。2014年プロ入り後、ツアーに出場。USGTFティーチング資格取得。現在は、レッスンはもちろん、テレビ・雑誌などで幅広く活躍。YouTubeチャンネル「井上莉花のStance tv」も人気。ウェア契約はCPG GOLF。 Instagram@1124rika

撮影/清水ちえみ 取材・文/たかはしよし子 取材協力/KOSHIGAYA GOLF CLUB【PGM】

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