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「インテリアの見どころも多い」映画&ドラマ【12選】ダイニング・クローゼットやリビングまで週末に観たい人気作

  • 2022.5.27
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パステルカラーで統一された空間やアンティーク調の家具など。映画やドラマに出てくる部屋は登場人物のキャラクターを表現するのに欠かせない要素なだけに、インテリアのアイディアがつまっている。そこで、映画&ドラマ好きに聞いた、「見たあとにインテリアを見直したくなる作品」を調査。実際にマネできそうなヒントとともにお届け。


DINING
【食事が映えるシンプルなお皿】
「Netflix内でマイベスト3に入るドラマ。何が好きかって食べているシーンが多く、本当においしそうだから。さまざまなロケーションに旅するのですが、ご当地グルメや家庭料理も出てきて興味深い。食器の種類、盛りつけ方など、家でマネすることも多いです」(井上さん)


『マスター・オブ・ゼロ』(2015)
ニューヨークに暮らすインド系アメリカ人のデフを主人公にしたNetflixオリジナルのコメディドラマ。俳優として名を上げられない30代独身男性のちっぽけな苦悩と凡庸な日々を描く。シーズン2ではパスタ職人になる道を選び、イタリアとニューヨークが舞台に。
Netflixシリーズ『マスター・オブ・ゼロ』独占配信中


LIVING
【コーナーごとに変わる鮮やかな壁】
「もう何百回も見ている大好きなドラマ。モニカの家がいつ見てもかわいい。同じ空間でもドア、キッチンやリビングの壁で異なる色が使われています。カーテンも花柄で一見うるさそうなのに家具の色がシンプルだからか、調和して見えるので不思議です」(花盛さん)


『フレンズ』(1994)
マンハッタンを舞台に、6人の男女がおもしろおかしく繰り広げるシチュエーションコメディ。恋や仕事、家族の問題などそれぞれが抱えるトラブルを、個性豊かなニューヨーカーがポジティブなパワーで解決していく。笑ったあとに、じんわりと心温まるストーリー。
©Warner Bros. Entertainment Inc. 『フレンズ』シーズン1〜10 Huluで配信中


ALL
【カラフルな内装とファッショナブルな衣装】
「ウェス・アンダーソンの映画は衣装と美術が細部まで凝っているのでどれも好き。とくにホテルが舞台のこの作品はFENDIやPRADAなどの有名ブランドも衣装協力をしていて、きらびやかな服が素晴らしい。ファンシーなホテルの内装に浮かないからすごい」(細沼さん)


『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)
1932年、格式高いグランド・ブダペスト・ホテルには、伝説のコンシェルジュと呼ばれるグスタヴ・Hがいた。究極のおもてなしを信条とする彼を目あてに多くの客がホテルを訪れる。ある日、長年懇意にしていた”マダムD”が殺される。一夜にして彼の人生は変化していく。


DINING
【スウィーツまでもインテリアになる】
「実際にヴェルサイユ宮殿で撮影されたこの作品。きらびやかなセットはため息が出るほど美しい。映画内でよくお菓子が出てくるけれど、これはラデュレが監修したそう。スウィーツのパステルカラーと部屋の色みがマッチしていて見るだけで気分が上がります」(守屋さん)


『マリー・アントワネット』(2007)
悲劇のフランス王妃マリー・アントワネットがヴェルサイユ宮殿を去るまでの19年間にスポットをあてた歴史映画。幼くして故郷を離れ、慣れない宮殿での生活による孤独と不安を紛らわすために、贅沢なオシャレや遊びにハマっていくひとりの女性の葛藤を描く。
©2005 I Want Candy LLC. U-NEXTにて見放題配信中


CLOSET
【憧れのつまったウォークインクローゼット】
「主人公キャリーが住むニューヨークのアパートのウォークインクローゼット。両側に並んだ靴やカラフルな洋服を見て、こんなクローゼットを持ちたいという欲が生まれました。靴の箱を生かしているところや彩りを補ってくれる床に並列した靴など、参考になります」(笹岡さん)



『セックス・アンド・ザ・シティ』(1998)
ニューヨークを舞台に、30代の独身女性4人が精力的に仕事をこなしながらも、恋愛に苦悩する姿を赤裸々かつコミカルに描いた作品。全6シーズンのドラマに加え、2回の映画化。さらに昨年末、新章が配信スタートした。劇中の華やかな衣装も注目されることが多い。
HBO® and related service marks are the property of Home Box Office, Inc. U-NEXTにて見放題で独占配信中


【WORKSPACE】
現代とアナログが入りまじった空間
「現代の設定なはずなのに殺風景でアナログっぽいデザインのオフィスが忘れられません。とくに右の写真にある可動式パーテーションつきデスクが好きです。配色、レトロな分厚いPC、すっきりとしたデスクまわりがオシャレで、つい引き込まれます」(井上さん)



『セヴェランス』(2022)
今年の2月から配信スタートしたApple TV+の新しいドラマ。主人公マークは手術で仕事と私生活の記憶を分離された社員たちのチームを率いることに。職場以外の場所で謎の同僚から接触を受けたことで、彼らの仕事にかかわる真実が明らかになっていく。
©Apple TV+


LIVING
【絵を生かすための真っ白な壁】
「アンリ・マティスの絵画が飾ってあるのが印象的。無造作に置かれたバケツやサイドボードの上に陳列されたものなど全体的に物が多いですが、白を基調とした部屋だからかすっきりとして見える。絵画の左右にはポストカードをはっているのもステキです」(苅田さん)


『春のソナタ』(1989)
高校教師のジャンヌは音楽学校の生徒ナターシャとパーティで出会い、彼女の家に誘われる。ナターシャの父は若い恋人と暮らしており、彼女を嫌っているナターシャは、ジャンヌを父の恋人にしようと仕向けるが、彼らの関係は想像以上に複雑になっていく。
©Les Films du Losange 『春のソナタ』ザ・シネマメンバーズにて配信中

LIVING
【落ち着きのあるスモーキートーンのチェック】
「1950年代から60年代を象徴したミッドセンチュリーなセットデザインにクギづけ。目につく自宅のチェックの壁紙は、カーテンや床は深いブルーでまとめることでほどよいバランスに仕上がっています。ドラマ内に出てくるホテルの壁や色づかいも必見です」(井上さん)


『クイーンズ・ギャンビット』(2020)
母を亡くし、児童養護施設に入るベス。そこでは薬物を子どもたちに投与しており、べスは依存症になっていく。ある日、ベスは用務員のシャイベルに出会い、彼からチェスを教わる。チェスを通し少女から女性へと成長していく姿を描いたNetflixオリジナルドラマ。
©COURTESY OF NETFLIX Netflixシリーズ『クイーンズ・ギャンビット』独占配信中

BED ROOM
【動物モチーフの小物をちりばめる】
「壁紙、ベッドリネン、家具など、”赤”でまとめられた寝室。よく見ると、絵画は犬や鳥だったり、ランプは豚のキャラクターだったり、個性的なオブジェで女らしい”赤”にハズしを効かせてる。ユーモアあふれる小物で自分らしい部屋を作る楽しさを知れました」(守屋さん)


『アメリ』(2001)
人とかかわることが苦手で空想好きのパリジェンヌ、アメリ。彼女は自分の殻から飛び出すため、ささやかな人助けを始める。ある日、不思議な青年ニノにアメリは恋に落ちてしまう。自分の気持ちを伝えられないアメリは姿を隠しながらニノに小細工を仕掛けていく。

BED ROOM
【ラフに飾ったサイドテーブル】
「平凡な日常こそ幸せと感じる作品。メインカットでもある映画内でたびたび登場する寝室は、時計や本が雑然と置かれたサイドテーブルの演出がステキです。アクセをざっくりまとめたケースや物を置きすぎない点など、雑に見えすぎない工夫がされています」(細沼さん)


『パターソン』(2016)
アメリカ・ニュージャージー州パターソンに住むバス運転手のパターソン。彼の一日は隣に眠る妻にキスをして始まる。仕事に向かい、帰宅して妻と夕食をとり、愛犬と夜の散歩。そんな毎日を、新たな出会いとともに描くユーモアとやさしさにあふれた7日間の物語。
©2016 Inkjet Inc. All Rights Reserved. 各社配信サイトにてデジタル配信中

BED ROOM
【ポイントになるヴィヴィッドなピンク】
「淡い色調にメリハリをつけるように少量の濃いピンクが使われた5人姉妹が暮らす部屋。やわらかい雰囲気が無造作に置かれたものでさえ、うかつにふれてはいけない神聖なもののように見えて、かわいらしさだけでなく、そこに漂うはかなさも感じました」(守屋さん)


『ヴァージン・スーサイズ』(1999)
1970年代、アメリカ・ミシガン州の田舎に暮らす、リスボン家の美しい5人姉妹が次々に自殺してしまう。彼女たちの短い人生を見守ってきた、近所に住む少年たちの回想によって物語は進む。繊細かつ危うさを秘めた思春期の少女たちのゆれ動く心情を描いた映画。
©1999 by Paramount Classics, a division of Paramount Pictures. All Rights Reserved. U-NEXTにて見放題配信中

BED ROOM
【アイマスクでさえ妥協しない】
「ブルーのアイマスクや一見ピアスに思えるパープルの耳栓など。白いベッドやバスローブを彩るように加えられた色小物がキュート。アイマスクはゴールドのあしらいで目が描かれていて、遊び心満載なデザイン。オードリーへの憧れがつまっています」(守屋さん)


『ティファニーで朝食を』(1961)
ニューヨークの安アパートに暮らすホリーは宝石店ティファニーのショーウインドーを見ながら、朝食を食べることが日課。ある日、同じアパートに作家志望の青年ポールが越してくる。やがて二人は惹かれ合うが、富と自由を愛するホリーは別の男性に目移りしてしまう。

BED ROOM
【ベッドシーツと合わせられた配色】
「エリック・ロメールの作品はかわいい部屋が多い。その中でも『飛行士の妻』に出てくる青と黄色の壁の寝室が好きです。角部屋なのかぎゅっとした空間にベッドリネン、着ているキャミソールまで統一された世界観が魅力的で、何度もそのシーンを見てしまう」(苅田さん)


『飛行士の妻』(1996)
郵便局で夜勤をするフランソワは仕事帰りの早朝、恋人アンヌと彼女の元恋人でパイロットのクリスチャンが一緒にいるのを目撃してしまい、二人の仲を疑う。アンヌに真相を問いただそうとするがなかなか聞けないフランソワ。カフェで偶然クリスチャンと別の女性を見かけたフランソワは、衝動的に彼らの尾行を始める。


SPECIAL THANKS
井上沙理さん(@sari0206) DIESEL プレス
苅田梨都子さん(@ritsuko627) ファッションデザイナー
笹岡莉紗さん(@sasarisa0110) ROSE BUD プレス
花盛友里さん(@yurihanamori) カメラマン
細沼ちえさん(@stylist_chie_hosonuma) スタイリスト
守屋百合香さん(@maisonlouparis) フラワースタイリスト

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